【新青年展】小林信彦さんによる講演会「乱歩の二つの顔」音声を公開しました。2009年10月3日に行われた「大乱歩展」のダイジェスト版です。ヒッチコック・マガジンや乱歩最晩年の秘話を小林信彦さんの肉声でお楽しみください。kanabun.or.jp/news/14348/ #江戸川乱歩
【新青年展】オープンします!大正9年創刊から昭和25年までの30年間400冊に、とんでもない数のとんでもないものが詰めこまれていることを実感する展覧会です。#江戸川乱歩 #小栗虫太郎 #夢野久作 #横溝正史 #森下雨村 #渡辺温 #木々高太郎 #久生十蘭 #海野十三 ほか kanabun.or.jp/exhibition/134…
【新青年展】文豪ストレイドッグスとのコラボイベント用の缶バッジ・クリアファイル・ワークシートの準備が整いました!明日からのコラボ、感染症対策を徹底し、皆様のご来館をお待ちしています。「元町・中華街駅」からは6番出口をご利用ください。kanabun.or.jp/uploads/2021/0… #bungosd
【新青年展】「文豪ストレイドッグス」と特別展「創刊101年記念展 永遠に「新青年」なるもの」のコラボ企画詳細をUPしました。春河35先生描き下ろしイラストは〈江戸川乱歩〉〈小栗虫太郎〉〈夢野久作〉〈よこみぞ〉です!#bungosd kanabun.or.jp/?p=14038&previ…
今日2月21日は「漱石の日」。1911年のこの日漱石は文部省からの文学博士号授与を辞退。この時の書簡が当館のコレクションにあります。国から与えられる肩書きなどいらない、「ただの夏目なにがしで暮らしたい」という願いは「石見人森林太郎トシテ死セント欲ス」という森鷗外の遺言と同じです。
【新青年展】3月20日(土・祝)から開催する特別展「創刊101年記念展 永遠に「新青年」なるもの」にて「文豪ストレイドッグス」とのコラボ企画を実施します!「新青年」は江戸川乱歩、夢野久作、小栗虫太郎、横溝正史らミステリー界の文豪たちがデビューした伝説の雑誌です。kanabun.or.jp/news/13939/
【新青年展】詳細情報をUPしました!イベントのトップバッターは佐野史郎さん。展示予定資料にもご注目ください。本展へご協賛いただいた出版社は #河出書房新社 #光文社 #国書刊行会 #筑摩書房 #東京創元社 #博文館新社 「新青年」関連書籍の販売も予定しています。kanabun.or.jp/exhibition/134…
今日は佐藤さとるの命日・山椿忌(サンチンキ)です。山椿はコロボックルのいる「三角平地」に咲く花。作者の家の庭にも大きな木がありました(コロボックルはここにも来たはず)。昨年から延期の佐藤さとる展は7月22日(木・祝)~9月26日(日)に開催。作品世界とその思いを伝える展覧会です。
【神奈川と作家たち展Ⅱ】芥川龍之介の衝撃的な死に始まる激動の昭和。それぞれの生き方、文学の道を選んで活躍した10人の作家をとりあげます。登場する10人の文豪は芥川龍之介、横光利一、川端康成、永井荷風、谷崎潤一郎、堀口大學、西脇順三郎、小林秀雄、堀辰雄、中島敦。
今日12月4日は中島敦の命日です。妻タカは、中島が没後も「どんなにか、あの咳をしながらでも、この海の見える丘を、またこの元町をいついつまでも喜んで散歩をしているような気がしている次第であります」と語っています。常設展「文学の森へ」第2部「芥川龍之介から中島敦まで」は12月12日より。
【大岡昇平の世界展】中原中也が、勤め人となる大岡へ向けて書いた詩「玩具の賦」の一節「おまへは月給で遊び給へだ/(中略)/俺はおもちやで遊ぶぞ/一生懸命おもちやで遊ぶぞ…」。おもちゃ=文学の世界を離れる大岡に抗議するようなこの詩の草稿(中原中也記念館蔵)を展示しています。
今日10月7日はエドガー・アラン・ポーの命日です。雑誌「新青年」で活躍した渡辺啓助・温兄弟が翻訳したポー作品は1929年に江戸川乱歩名義で『世界大衆文學全集』第30巻として出版されました(2019年文庫で復刊)。2021年3/20~5/16の「新青年」展ではこの渡辺兄弟にもスポットを当てます。#中公文庫
神奈川近代文学館2020年度後期予定表をお配りしています。2021年3月からの「永遠に「新青年」なるもの」展は、江戸川乱歩、横溝正史、小栗虫太郎、久生十蘭らを輩出し、ミステリー・ファッション・スポーツなどの大衆文化史上に一時代を築いた伝説の雑誌「新青年」の創刊100+1年記念展です。
本日9月21日は作家広津和郎の命日です。神奈川近代文学館を運営する神奈川文学振興会は、後継者が絶えた広津家三代の文学者・広津柳浪、広津和郎、広津桃子の著作権を管理しています。写真は命日を前に行った谷中霊園の広津家墓所の清掃と墓参の様子。広津和郎の墓碑は親友・志賀直哉の筆です。
【新収蔵・夏目漱石資料】「道草」草稿を展示中。インクのほとばしりの痕が生々しい漱石の草稿について内田百閒は「先生の筆が渋つて、苦しんでゐられる様が、目に見えるやうな気がした」と述べています。「道草」には金銭をめぐる養父とのトラブルや孤独な幼年時代が描かれました。展覧会は9/27まで。
図書室や文化祭で文学展を開いてみませんか?神奈川近代文学館では学校向けに夏目漱石、中島敦、太宰治などのパネル文学展を貸し出しています。生徒の方は先生を通してお申し込み下さい。詳しくは→kanabun.or.jp/education/
本日7月30日は谷崎潤一郎の命日。6日前の79歳の誕生日で、持病治療中だった谷崎は医師の許可を得て久しぶりに御馳走を堪能。翌朝急激に体調を崩しました。容体が悪化する中でも構想中の新作を気に掛け「僕は小説を書かなくてはならない」と何度も起き上がろうとしたということです。7時35分死去。
今日は河童忌。「神奈川と作家たち展」では夏目漱石から芥川龍之介への手紙(日本近代文学館寄託・レプリカ)を展示。漱石は大学生だった芥川の才能を絶賛し「ずんずん御進みなさい」と激励。「ずんずん御進みなさい」の言葉は芥川の心に深く残り、自分も後進の堀辰雄を励ます際同じ言葉を贈りました。
6月23日は国木田独歩の命日です。開催中の「神奈川と作家たち展」独歩コーナーの写真は死去の1ヶ月前に茅ヶ崎の南湖院で撮影されたもの。田山花袋、正宗白鳥、岩野泡鳴ら自然主義作家が勢揃いしています。独歩は花袋と特別に親しく、この写真も花袋が見舞いにやって来るのを待って撮影されました。
〔所蔵資料から〕太宰治が美知子夫人との婚約の際に井伏鱒二へ送った誓約書。「結婚は、家庭は、努力であると思ひます」。結婚後太宰は人間への希望をこめ「走れメロス」などの作品を発表しますが、戦後は無頼派の旗手として家庭を犠牲にし格闘。「人間失格」を遺し世を去りました。6月19日は桜桃忌。
6月9日は夏目漱石の結婚記念日。1896年(明治29)に熊本の自宅で挙式しました。悪妻とも呼ばれた鏡子夫人ですが、子供たちは、漱石の激しい癇癪を受け止めた懐の深さについて「あの母だから漱石のような夫でも家がもったのだ」と語っています。写真は見合い写真と漱石墓前の鏡子夫人と6人の子ども達。
中島敦が教員時代、1年生だった女優の原節子に歴史を教えていたという記事が今朝の朝日新聞神奈川版に掲載されています。横浜高女の創立者・田沼家の蔵で、現理事長夫人の裕子氏が資料を発見、当館所蔵の敦の教員手帳も参照して、初めて確認されました。asahi.com/articles/ASN62…
6月13日~の再開展示は「神奈川と作家たち」。夏目漱石、森鷗外、国木田独歩、与謝野晶子、泉鏡花、萩原朔太郎らを取り上げそのユニークな人生と豊饒な文学世界を紹介します。原稿や書簡など作家のいわば分身ともいえる資料により、文豪たちの息吹に触れて下さい!新収蔵の漱石資料も公開します。
今日は75年前に横浜大空襲があった日です。この時佐藤さとるは17歳。戸塚の自宅から空を埋め尽くす爆撃機と町を焼き尽くす黒煙を目撃しました。「コロボックル物語」では、終戦後故郷を訪れた主人公が、幼い日から変らない〈だれも知らない小さな国〉に再会。その存在を支えに戦後を生きます。
「中島敦展―魅せられた旅人の短い生涯」で上映した「中島敦 横浜の日々」「中島敦の南洋群島」をWEB公開しました。展覧会を見逃した方、ご覧になった方ももう一度お楽しみください!kanabun.or.jp/news/11634/ #自宅でミュージアム