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例えば「悪の教典」の「サイコパス人気教師の伊藤英明さんが猟銃でクラスを皆殺しにする」なんかはとても素敵な企画だな~って思います。
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邦画がつまらないみたいな話、「ラッセル・クロウに煽り運転で追い回される」とか「イドリス・エルバがライオンと戦う」とか「殺人鬼が襲ってしまったのはヤクザのマ・ドンソクだった」みたいな、スターを使ったワンアイデアみたいな企画があんまないのが寂しいなとはよく思います。
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脚本・監督を務めました「#グリーンバレット」が
8月26日(金)
#ヒューマントラストシネマ渋谷
を皮切りに公開です!!
そして素敵なビジュアルも解禁!!なぜか俺がいます!!ポスターに載ったのは初めてです!!
言えることは少ないですが、
楽しい作品になっているのでぜひお楽しみに下さい!! twitter.com/kunioka_movie/…
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まあ何が言いたいって、とにかく上京や新卒のタイミングだったり、それが教室でも職場でも家族でもなんでもいいんですけど、「そこが世界のすべて」と思わないようにしたほうがいい。自分はそう思い込んでしまっていた。今は大丈夫ですが、困っている人がいたら。まとまらない文章ですが、終わりです。
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上京して映画人のツテが殆どなかった僕や周りの俳優陣は、夜中に「今すぐ来い」と言われれば西村映造のアトリエに行っていましたし、阪元の特集上映に西村監督が乱入してきて火薬銃を撃ちまくると、面白いリアクションに徹しました。いま振り返ると、マジでいらん時間やったなと思っています。
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女の子と喋っている姿を隠し撮りされてスクリーンで流されたり、賞を取ったら焼酎を一気飲みをさせられたり、振り返ると物凄い空間でした。でも僕はお客さんが笑って喜んでくれているからそれでいいと思っていました。いま思えばそこでまず狂わされたのだなと思っています。
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改めて振り返ります。当時京都の大学生だった僕は「ハングマンズ・ノット」でゆうばり叛逆映画祭に呼ばれたのですが、そこでは出回っている動画のように西村喜廣監督が舞台上で椅子をぶん回したり、羽交い締めにされて腹を殴られたり、火薬銃を耳元で鳴らされたり、
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「黄龍の村」では「演出プランにはなかったアクションが発生」はしなかったです。当たり前の話ですが、パンチが当たらないように撮っています。「本当に当てましょうよ監督」みたいなことも、当然言いません。なので勝手な予想ですが、やはりヘドローバの現場には「そういう演出」があったのでは、と。
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炎上というのは、その場で何が起きたのかではなくそいつがどんな人間なのかで批判の尺度が決まり、罪ではなく人を捌くシステムになっています。だからああいう「誠実」を売りにした謝罪文が増えるんでしょうが、大事なのはあの現場で何が起こったのかだと。
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小林勇貴監督の「ヘドローバ」の一件についての謝罪文で「演出プランにはなかったアクションが発生してしまいました。」とまるで役者が起こしたアクシデントのように仰られています。「黄龍の村」で一ノ瀬ワタルさんのアクションを撮った身として一言言いたいのですが、
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この文章だとまるで役者が勝手に、演出家の意思に反して、自分の意思で、子役に対して、暴力を振るった。そう書いているように読めます。「一ノ瀬さんがそんなことする人じゃない!」なんてことは言いませんが、その場で何が起きたのかをプロデューサーふくめ説明すべきではないかと思います。
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誰もが当事者意識を持ち、変えていかなきゃいけない時なんだと思います。自分自身も過去を振り返り日々反省しています。自分の発言や作品は決して消えることなくずっと残り続けるものです。その事実を背負いながら、より良い映画を、そしてより良い環境を作っていけるように努力してまいります。
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過激なものを撮りたいという欲求が他人への敬意を無くし、やがてそれが暴力の行使に繋がっていてもおかしくなかったと、過去の自分を振り返って思います。昨日改めて「ヘドローバ」のメイキングを見てゾッとしましたが、当時大学生の僕は初見でこれを見て「おかしいだろ」という声を上げませんでした。
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それくらい麻痺していたんだと思います。22歳で新人監督として東京に来た僕が見た日本の映画業界は暴力を許容する環境でした。最近も「ベビわる」に来た若いスタッフの子が「初めての現場は「殺すぞ!」が飛び交っていた」と言っていて、とても申し訳ないのと情けない気持ちになりました。
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当たり前の話なのですが、暴力なんて誰も望んでいません。それがたとえ撮影現場であろうと役者や助手に対して殴ったり、泣かせたり、そういうものが許されるはずがありません。しかし思えば僕も、いつそういう思考に陥っていてもおかしくなかったのです。
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その炎上をきっかけに色々なことを考え直し、「人に愛される作品を作ろう」と、それ以降の作品では露悪的な描写をすべて排除するように努めました。大きく方向転換して、人間臭いキャラクターによる楽しい活劇をテーマに、面白くて誰かに寄り添えるようなものを目指して撮り続けました。
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「頭を絞って面白いものを作ろう」という気持ちよりも「過激なことやって、言って、ウケよう」みたいな思考回路になっており、実際「ファミリー~」はバズり、僕の発言は炎上しました。他者への敬意のない、当事者の気持ちを一ミリも想像しない、本当に愚かな行為をしてしまいました。
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「ハングマンズノット」では「強者から弱者への理不尽な暴力」を、「ファミリーウォーズ」では「実際に起きた事件に対しての不誠実なギャグ」を。過激なものを追い求める末にそういう描写ばかりを良しとして撮っていた時期がありました。振り返るに監督としてどんどん楽な方にいってたんだと思います。
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ゴールデンカムイ実写化、レヴェナントの撮影チームを呼び出すみたいなことしないと無理じゃないですか?
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日本映画専門チャンネルさんで
5月、
#ベイビーわるきゅーれ
#ある用務員
#最強殺し屋伝説国岡
が放送されます!!!
👇👇是非チェックしてください👇👇
nihon-eiga.com/osusume/babywa…
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「ベイビーわるきゅーれ」海外レビューその2
「『ジョン・ウィック』シリーズが完結する前に、伊澤と高石の参加を求める署名活動を始めなければなりません」
「何よりも友情についての映画であり、殺人はケーキの上の砂糖に過ぎません。殺陣はケーキの上の蝋燭のようなもの」
elementsofmadness.com/2021/09/25/bab…
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「ベイビーわるきゅーれ」アメリカの映画祭でのレビューが出てるー!
「「ブックスマート」の魅力を活かして殺し屋映画を作ったら本作になる」
「アクションはまさに圧巻で、拳と拳のぶつかり合いや武器の使い方など、あらゆるジャンルのファンが楽しめる内容になっている」
eyecrave.net/baby-assassins…