彩サフィーヤ(@Agiasaphia)さんの人気ツイート(新しい順)

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ここまできても「宗教上の理由で男尊女卑が公の中東」という決めつけの方を疑うことをせず日本社会への非難に「中東」を利用するのは卑怯です。日本がひどいのはどこかの知りもしないほぼ架空の国「中東」とわざわざ比べなくてもわかるでしょう。 twitter.com/hiroshimilano/…
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教養などなくても正しくあろうと努めよう、もしも知性だり教養だりというものが得られたら、決して他人を貶めるためには使うまい、世の中をよくするためだけに使うと誓ったのでした。教養というものは他人を嘲笑することを上品な楽しみのように見せかけてくれるけれども、それは間違った使い方だと。
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漢学者様による、広末のラブレターを漢文にしてみたとかいうのを見ました。わたしがどれだけ努力しても得られないものが、罪のない他人を嘲笑するために使われていたのです。ツイッターを始めてから何度めになるか知れませんが、この世は邪悪な知性と教養であふれている、わたしだけは正しく生きよう、
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代わりに腹を減らした米兵相手にぼったくり商売を試みたらうまくいったので英語が話せると稼げる、これを仕事にしようと思って英語の教師になったといういい話を聞かせてくれました。
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この先生はけっこうなお年だったので初めて話した英語は「ギブミーチョコレート」に違いないと思ってわくわくして(今思うとだいぶセンシティブな話だけどまあ高校一年生ですから)話を聞いていたら、敗戦時にはもういい年だったからそれは恥ずかしくてできなかったと。思ったよりすっとお年だった。
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こうして英語を特別扱いで中高から学校で習わされるからといって英語が世界の言語のすべてだと思ってはいけない」と話してくれたので、帝国の言語としての英語への反感が少しだけ薄れたのでした。いい先生だ。
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高校の英語の先生は一回目の授業の最初に黒板にikebukuroと書き、「これは英語話者にはイケブクロとすぐには読めない。アイクブキューローと読んでしまうだろう。しかしだから間違っているということではなく世界の言語の様々なラテン文字表記の一つとして正しい。
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仏教をキリスト教に、インド人をユダヤ人に置きかえればひどいヘイトスピーチだと思う人が多いだろうに(実際にその理屈でユダヤ人差別は正当化されてきたのだし)、「インド人」というのは日本ではいくらでももてあそんでいい存在なのだとよくわかりました。イスラム教徒よりひどい扱いかもしれない。 twitter.com/marukwamy/stat…
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RT どうしてみんなそんなに"イスラムと酒/豚肉"という話題が好きなのか。そして自分がイスラム教徒なわけでもないのにそれについて教えてくれようとする人がこうも多いのか。どうしてイスラム教徒に飲酒や豚肉食をさせる時だけ寛容だの合理的だのと持ち上げるのか。
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ダウン症のバービーを腐したいというろくでもない目的で、無関係のイスラム教徒を使わないでもらいたい。イスラム教徒はとんかつ食べても食べなくてもばかにされて話のネタにされる状況でそれぞれの判断で食べたり食べなかったり(食べない方が圧倒的に多いだろうけど)している。それをもてあそぶな。
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どうしてイスラム教徒ってこうやって都合よくもてあそんでいい存在にされてしまうんでしょうね。話の都合で狂信者にされたり、あいつら実はこんなにゆるゆるで決まりを守る気ないんですよってされたり、日本のとんかつのうまさにはかなわない日本スゴイにされたり。 twitter.com/isoyaedo0531/s…
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「多様性」がわかっていない人の例。そもそも差別に反対する人が求めているのは「多様性」ではなく平等、差別の撤廃です。「多様性」という言葉は差別的な体制維持のための欺瞞であるとして、反差別の側からは否定的に捉えられることも多い。 news.yahoo.co.jp/articles/7d7b5…
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哲学博士課程を修めあそばした方がご覧になれば工場労働者は何者でもない歯車で自分というものがないように見えるのでしょうが、わたくしめのような生まれながらのナッパ服からすれば同じ職場にこんな人いたらいやだな、いや今は無職だけど、大好きなかつての同僚たちが同じ職場になりませんように。 twitter.com/sekino0008/sta…
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外国人に見える人にいきなり出身地を聞くことの暴力性を訴えたらわたしも言われたもんね、自意識過剰だと思いまーすって。出身地が重要な情報でないというなら聞くなよって話だし、実のところ本気で知りたいわけではないのよね。重要なのは「本当は」この国の人ではないと言わせることだから。
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これは出身地を知りたいのではなく、言わせたくて執拗に聞いているのです。「本当は」イギリス人ではないと認めさせようとしている。どう見ても聞いている側が過剰だけど、それも執拗に出身地を隠そうとしている、意地になっていると見る人がいる。
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「本当はどこから来たの」の暴力性はなかなか伝わりませんね。これは日本でもよく見るやりとりです。日本ではさらに、出身地なんて誰にでも聞く普通の質問、過剰反応するのは出自に誇りを持てないからで、やましいことでもあるのか、という中傷までついてくるからより悪い。 twitter.com/bbcnewsjapan/s…
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キリストの肌は褐色だったはずだ、と言ってしまうことには危機感があります。しょせん肌の黒いユダヤ人の宗教、白人にはふさわしくない、という反キリスト教言説があるからです。反セミズムは初期はユダヤ人差別思想でしたが、現代は反キリスト教思想にも拡大しました。
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人種だけではなく、階級にも言えます。煤けた工場街の労働者階級の肌は不健康に青白く、郊外でスポーツを楽しむ上流階級は日に焼けて褐色と描写されます。いやしまれる労働の場が屋外から炭坑や工場に移ったとたんに労働者階級の肌の色が変わり、上流階級の肌の色もそれで決まったのです。
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対する「白人」は、金髪や茶色い髪で日焼けした肌と血色のよい頬を持っていると描かれる。日焼けが好ましいことであれば、それは「白人」の特権になります。「白人」の特徴自体が文化によってつくられるのです。
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しかし、白人が白人の肌の色が白いと考えているかどうかは時代によって変わります。欧米人が肌を焼くのをよいことだと考えていた時代(第二次大戦くらいまで)の小説を読むと、ユダヤ人やスペイン人といった彼らが白人ではないことにしたい民族の人たちは黒髪であっても肌の色は青白いとされています。
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またスペイン人はスペインに住んでいれば白人であることを疑われないし、南米に移住しても白人でしょうが、なぜか北米に移住すると白人ではないことになります。アラブ人やイラン人同様金髪碧眼であってもいけません。
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その特徴を持つことが許される人が厳しく定められているのです。南アジアや西アジアやアフリカに住む人は、ヨーロッパ人との混血だと言い訳しない限り人種的にはコーカソイドであっても「白人」ではないし、「白人」の特徴を持っていてはならないとされる。
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東アジアや欧米を訪れるイラン人やアラブ人がよく訴える悩みとして、金髪だとイラン人やアラブ人だと信じてもらえない、または髪や目が自前だと信じてもらえない、というものがあります。「人種」の観念はそれ自体が政治的ですが、特に「白人」については「白人」を名乗ることが許される人、
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ヒジャーブをめくられたことが何度かあるのですが、これを重大なマナー違反だと相手が考えていないらしいのはこちらの服装こそがマナー違反とみなされたのではないか、とでも思わなければ説明がつかない。
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「普通の人」にそんなこと言わないでしょう、対等な扱いをしてやったなんて対等だと思っていないから出る発想でしょうと、いくら言っても通じませんでした。マイノリティは失礼な扱いを親しみの表現とみなして喜んで見せるか、さもなくば無視や攻撃といった露骨な差別を受けるかしかないようです。