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ASD者が定型発達のコミュニティーに適応するために取る対処行動として「社会的カモフラージュ行動」がある.意識的・無意識的に定型発達者の行動を模倣することによって「ASDであることを隠そうとする行動」のこと.
信州大学の本田秀夫は「普通の人を模倣させることは精神衛生上よくない」更には
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ASD児者の傾向として「嫌いなものが増えていきやすい」ことがあげられる。記憶力が良く、一回嫌な思いをした場所、失敗した経験、酷いことを言ってきた相手はよく覚えている。結果的に行きたくない場所、関わりたくない人、やりたくないことなどが増えやすい。
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大人の発達障害者で一番メンタルが健康な考え方は「自分の苦手は理解しているが大したことない」と思えている人。例えば「空気読むの苦手だけど別にいいかなって思ってます」「俺忘れ物多いけどまぁ死ぬわけでもないし」等。周りや本人がもし苦手を克服したいと頑張れば頑張るほど2次障害など心を崩す
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常に清涼飲料水や糖質過多な食事をしている人は低血糖症に注意!そのイライラ、強い不安感は食事から来ている可能性も。心療内科医の姫野朋美氏によると「私は鬱かもしれない」と受診してくるほとんどの方が鬱ではなく低血糖症であり、食事の改善が必須としている
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「一般にASDの特質は、心理的、環境的なストレスが加わった時に際立ちやすい、すなわち、危機的な時、緊張した時などに「発達障害らしさ」が顕在化してくる。しかし、環境調整を行うと、その人たちの「発達障害らしさ」が急速に薄れていくことも事実なのである」傳田健三(児童精神科医)