もび(@m0bilis)さんの人気ツイート(古い順)

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ありし日の紳士達が 正装時などに好んで着用した、 薄く艶やかな黒い靴下。 1910-20年代アメリカの Moorhead Knitting社 “Monito”ソックスの広告。 広告の域を越えた、男のセクシー。 紳士の肌が ほのかに透ける 艶めく魅惑の黒靴下。 見開きから滲み出る色気を 感じてください…
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タキシード姿の紳士に欠かせないのは その腰に纏う”カマーバンド”です。 華奢な男性のカマーバンドは、 細く締まったウエストと、そこから伸びる脚へのしなやかな美しさを強調し 筋肉を誇る男性のカマーバンドは、 上に広がる逆三角形へ 豊かな雄っぱいと、躍動する肩まわりへ、と視線を導くのです。
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ベストの様な裾があるカマーバンドを カマーベスト”Cummervest”といいます。 正装時に必須のベストが暑さのためカマーバンドになり、後に本来の形に回帰したデザイン。 ジャケットを脱ぎ 腰が露わになった時の姿はまるで コルセットの様…。 正装は”纏うエロス”であると、 強く主張したい所存です。
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“紳士のドレス” こと燕尾服。 燕尾たる所以である ジャケット背面の二股の裾は… ・腰より少し上から切れ込み、二つの飾りボタンがある ・割れ目の左右は重なり合うセンターベントかフックベント ・裾の形は背側は直線、腰側は緩やかな弧を描き、膝下で重なる 間違いやすい点を絵にしてみました✍️
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ロングコートは、男のドレス ウェストコートは、男の見せブラ カマーバンドは、男の隠し武器 オペラパンプスは、男の合法リボン
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私は “ウェストコートは男の見せブラ”教の信者なのですが ベルトを覆う丈が正しい長さ とされるそうです。 かつてはズボンのウェストバンド(ベルト部分)とシャツの裾を隠し、 見目を美しく保つ機能を担っていたからです。 ジャケットからチラリと覗く 腰元の僅かな差に秘められた 紳士のこだわり
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“紳士のドレス”こと 正装の燕尾服。 ドレスシャツの上、ジャケットの下に 着用するウェストコートは ボウタイと同じく白一色ではありますが、 襟やボタンのデザインは多彩。 シャープな”V”、柔らかな”U”が基本の形。 着こなす紳士の 個性と感性が光ります。 胸元にちらりと覗く、秘めた美学。
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1980年代の ラルフローレンの空気感、 好きすぎるんですよ……。
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“男性のハイヒール” というと、センセーショナルさばかりが強調されるけれども、 私としては ごくごく自然な装いと合わせて欲しくて、それでいて裾からチラリと覗いた時に ハッとしてしまう そこも男性のハイヒールの魅力だと思うんですよね Palomo Spain 男性用パテントレザー ミュール、ブーティ
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私は ”ウェストコートは男の見せブラ”教の信者なのですが 胸板の厚みを誇る殿方が着れば その躍動する雄っぱ…肉感を強調し 華奢でしなやかな殿方が着れば 脇下の隙間が儚げな綻びを醸し出す…。 ウェストコートは 全ての男達を美しく演出する尊きもの… 信仰の気持ちが深まる今日この頃です。
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紳士の正装 燕尾服やタキシード🎩 ズボンの側面には 縦のライン(側章)が入ります。 ジャケットの襟と同一の素材で、 艶やかなシルクが主です。 二本の方がよりフォーマルであるとされ ホワイトタイ(燕尾服)にはこちらが相応しいそうです。 ライエンデッカーのイラストと フレッド・アステア様。
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フレッド・アステア様に学ぶ 美しき紳士の正装 ▼モーニング 革靴にスパッツを着用可 ボウタイではなくアスコットタイ 日中用 ▼ホワイトタイ(燕尾服 ジャケットは閉じない ウェストコートはジャケット前裾より短い 夜用 ▼ブラックタイ(タキシード アレンジが比較的自由 ボウタイ黒以外もOK 夜用
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紳士の襟元 ラペルのボタンホールに挿す花 ”ブートニア” Boutonniere かつては日常的にも身に着けられ 正装の燕尾服には 矢車菊、ピンク/赤カーネーション、ガーデニアが適しているとされました。 ⚠️胸ポケットに花を入れるのは間違いなのでご注意を! 紳士の装いに 花を添える粋なアクセサリー。
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紳士の胸元に彩りを添えるブートニアは 生花を一輪、ボタンホールに挿すのが主流ですが 小さな花瓶状のピンに 花をいけるスタイルもあります。 ヴィクトリア時代のTussie Mussieと呼ばれる花束のホルダーに由来し 銀製で美しい装飾が施されています。 名探偵ポワロが身につけていることでも有名です twitter.com/m0bilis/status…
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紳士の必需品である、杖。 その優雅な外見とは裏腹に 銃が仕込まれた”武器になる杖”が 1850-1920年代、紳士の護身用として 実際に用いられていたというから最高ですよね…🎩 個人的には こうした設計図に、 めちゃくちゃなロマンを感じるんですよね…。
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1910-30年代🇺🇸アメリカ 紳士服メーカーが季節毎の装いを イラストで紹介するカタログ Style Book Kuppenheimer社のものは JCライエンデッカーが手掛けました。 背を向けた人物を描いて、 "上質な紳士服はウェストラインもぬかりない" ことをアピールしているかの様。 美しい装いと男たち。
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人は何故、仕込み杖に惹かれてしまうのか… そこに仕込み杖があるからだ…。 武器も良いですが ガジェットが仕込まれた杖も グッときますね。 スパイが用いた、 “カメラが仕込まれた杖” をどうぞ。 twitter.com/m0bilis/status…
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私は 杖持つ紳士は尊し教の 信者なのですが “杖を脇に挟んで持つ仕草”の 素晴らしさを伝道せよと 天啓を得ました。 脇をしめることで生まれる 肩から腰の緩やかな捻り 胸板が描き出す曲線、 くびれが伝わるウエストラインと 杖に添える指先…。 杖を脇に挟む紳士は 重要無形文化財なのであります。
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正装姿の紳士に欠かせない革手袋。 着用シーンによって、 その色が異なります。 🌛夜の正装・燕尾服には 純白の “Kid” グローブ 子山羊の薄く滑らかな高級皮革。 🌞日中の正装・モーニングには、 グレーの”Mocha” グローブ 柔らかなスエードレザー。 装いの美学、 紳士の嗜み。 twitter.com/m0bilis/status…
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紳士の正装に合わせる外套 オペラクローク/ケープ 仕立ての良い物は裏地にもこだわりが。 真紅のベルベット、 純白のシルクなどが 洒落者の紳士から好まれました。 時を経た現代でも、各ブランドがその美しさをアップデートしています 闇に溶け込む流線的なシルエットで 夜の主役を美しく包みます
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“紳士のドレス” こと、 燕尾服(ホワイトタイ)を構成する アイテムについてまとめてみました。 🎩
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“紳士のドレス”こと、燕尾服。 燕尾の長さについて🎩 現代のものは 膝か、膝より上のものが 多い印象がありますが 個人的には 1930年代くらいの 膝下まである丈が とーーっても好きです。 紳士の身のこなしにあわせて 優雅に翻る燕尾…。 美しかったことでしょう…
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「ホワイトタイ」って 何のこと?🧐 「燕尾服」と 「白ボウタイ」との違いを 図解してみました。 🎩
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“紳士のドレス”こと燕尾服。 前裾と腰周り フランス🇫🇷とイギリス🇬🇧 デザインの違いをご覧ください… 上:🇫🇷 下:🇬🇧 1935年の紳士向け雑誌『ADAM』 によると 「英国モデルは細いウェストを目指してデザインされている」とのこと…。 英国紳士は ”細い腰こそ美しい” と考えていたのですねえ…🥀
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1930-40年代🇺🇸アメリカ 紳士用帽子の ビンテージ広告たち。 イラストの質感が たまらなく好きなんです。 写真にはない魅力が たまらなく好きなんです。