昨日の韓国側の徴用工問題の解決案プラス尹さんが東京で岸田さんと出す何らかの声明の先にある日韓関係と、日本企業がパシッと謝罪してそれを日韓政治家が持ち上げ原告の人生が報われた先にある日韓関係、どう考えても後者の方がより堅固だろうが、どうやら外交というのはそういうものではないのですな
昨晩のKBS시사직격では、90年代からの徴用工裁判の流れが整理されていた。きちんと日本製鉄と三菱重工業にも取材していた(返事はもちろん賠償や謝罪の考えなし)。6日以降の日本メディアの記事をざざっとチェックしたが、この2社に取材したところは無さそう。この辺が日本メディアの限界では?
どんだけ低次元なやり取りなんだろう。こんな変化を取り上げなければならないなんて、疲れがどっと押し寄せる。 小池都知事の姿勢が変化? 朝鮮人虐殺に配慮か 法要で「極度の混乱」「全ての方々」の文言加わる:東京新聞 TOKYO Web tokyo-np.co.jp/article/235884
10年11月から12年6月まで勤労挺身隊女性訴訟支援団と三菱重工業との間で行われた交渉の12回目で三菱重工側が示した謝罪文案(2枚目)。「三菱重工業は戦争中の緊迫した状況の中で女子勤労挺身隊員たちが当時の三菱重工業名古屋航空機製作場で大変な苦労をされたことに対し、心から遺憾の意を表する」。
ご飯作りながら会見を見たけど、2018年以前に時計の針を戻したという結論でいいと思う。正確には2017年7月のG20ハンブルクに戻ったということ。尹大統領は相手にしたくない人を無視する傾向があるが、文政権の5年をスキップしてやり直し、の感覚なんだろうな。当然、元徴用工の原告も無視される方ね。
(1/2)今回の日韓会談を見るに、日本政府は自民党政権が続く限りもう二度と「痛切な反省と心からのお詫び」を口頭でも文書でも発表することは無さそうだ。いみじくも「謝罪を続ける宿命を背負わせてはならない」という15年の安倍談話の通りになった。これでいい、と考える人も日韓に相当数いるだろう。
(2/2)一方で、日本の裁判所も認めた'強制徴用'の被害者たちの「被告企業だけでも謝罪してくれれば」という願いも叶わなくなった。前述したように日本政府はこれ以上の新たな謝罪をさせないからだ。今日の会談は、被害者の救済と尊厳を加害国と被害国が共に踏みにじったものとも言えるだろう。悲惨だ。
なぜこういうことを書くのか?という問いへの答えは一つしかない。歴史は繰り返すからだ。
いつもこの時間になるとビールを飲みたくなるのだが、冷蔵庫を開けて見るだけで我慢している。しかしまあよく、尹大統領はこんな写真を撮らせるな。韓国内でどんだけ憂慮と怒りの声が大きいか分かっていないのか、それとも無視しているのか。他人の痛みに鈍い人を大統領に選んでしまったのね。
尹大統領は遠からず韓国内で「徴用工問題解決策を履行できず」という厚い壁にぶち当たる。第三者弁済を拒否する徴用工被害者側との争いは間違いなく法廷闘争になる。だが、日本政府は高みの見物だろう。得るべきものを既に得たからだ。尹大統領は本当に、先細りの道を選んだ。頼みは北との戦いだけだ。
日本製鉄と三菱重工業に対し、勝訴が確定している韓国の徴用工裁判の原告が「第三者弁済は受けとらない」との意思表明を送付。写真はその内容証明。事前に韓国政府財団に対しても同様の措置を取っており今回、韓国の民法に基づく「当事者の意思表示により第三者弁済を許さない」という要件を満たした。
全斗煥の孫のチョン・ウウォン氏が5.18光州民主化運動の犠牲者墓地を訪れ、決して罪を認めなかった祖父に代わり遺族に謝罪。経緯はともかく立派な行為だと思う。報道を見ながら思わず涙ぐんでしまった。 m.yna.co.kr/view/AKR202303…
ずいぶんと反応が大きいので、定番の記事を貼り付けておきます。これを読めば光州民主化運動の基礎を知ることができます。 「光州事件」を超えて〜韓国民主化の中で40年生き続けた光州5.18を知る(上) | 時事オピニオン | 情報・知識&オピニオン imidas - イミダス imidas.jp/jijikaitai/d-4…
取材対象との距離を維持したままその姿を浮かび上がらせる圧巻の記事でした。知りたかった色々な内容があった。 歌舞伎町でさまよう少女の居場所を作った社団法人『Colabo』仁藤夢乃さん、妨害や誹謗中傷にも“屈しない”生き方「たいがいのことを済ませてきた」 jprime.jp/articles/-/273… @shujoprime
「孫が謝る必要はない」というコメントをちらほら見かけるが、誰も孫に謝れなどと言っていない。彼が自ら考え謝りに行ったから静かな感動を呼んでいるということ。贖罪が長年の悩みだったのか一時的な衝動なのかは時間が経てば分かるだろうが、どちらでも構わないと思う。無駄にうがって見る必要はない twitter.com/DaegyoSeo/stat…
今日は済州4.3から75年になる日。だが済州島で行われる追悼式には、尹大統領も与党代表も「日程上の理由」から出席しない。昨年は当選者として出席したが、大統領となって初めての今回こそ出るべきではなかったのかと『京郷新聞』が「大統領の変心」を疑っています。 news.khan.kr/2Gwb
済州4.3追悼式に「西北青年団 救国決死隊」が乱入。西北青年団とは済州4.3で市民の虐殺を行った団体で、事件の象徴の一つ。ひどい時代になってしまいました。いずれ日本語の記事になるでしょう。 4·3 추념식서 난동 부린 ‘서북청년단’…“어디라고 여길 와” hani.co.kr/arti/society/s…
文在寅前大統領が4月3日に合わせ済州島を訪問。「4.3の完全な治癒こそが真の和解と統合に至る道」、「近頃4.3を冒涜する行為がありとても嘆かわしい」とコメント。こんなに長くカメラの前で話すのは退任後初めてでは。在任中は物足りない部分も多かったが、こういう部分での真摯さは現政権よりもある。 twitter.com/DaegyoSeo/stat…
退任後にも悠々としている文在寅前大統領を見ていると、韓国において政治家が個人として清廉潔白であるというのがいかに大切なのかが分かる。陣営間の対立が激しい(というか度を超えている)韓国で、叩いても何も出てこないというのは、ある意味で最強の徳目であるように思える。
NHKを見てるけど、これは日本の世論にとても大きな影響を与える放送だと思う。危機感を持ち、万一を考えるのは重要だが、完全に別の目的もあると考える他にない。
韓国のテレビはニュース専門チャンネルを含め平常運転。東海(日本海)に向かって撃った点で関係ないという韓国社会の認識ももちろん問題だが、明らかにこのNHK(政府)の方針はやり過ぎ。
セウォル号9周忌に尹大統領のコメントは肉声も文書も「無し」。大統領府は3か所の関連行事に政府の人員を派遣したからそれに代える、と発表。ちなみに文前大統領は毎年コメントを出していました。韓国の保守は歴史上も今もずっと冷たい。
本当にお疲れ様でした...。 辛淑玉さん「大変だった。勝たなければいけない裁判でした。負けてはいけない裁判でした。何度もくじけそうになった」 bengo4.com/c_18/n_15961/
今日は『5.18光州民主化運動』記念日ということで、40周年の際に書いた定番の記事をシェア。「光州5.18とは?」という問いにしっかり答える3部作です。未読の方はぜひ。 「光州事件」を超えて〜韓国民主化の中で40年生き続けた光州5.18を知る(上) | imidas - イミダス imidas.jp/jijikaitai/d-4…
しかし韓国では保守政権だろうが進歩派政権だろうが、『5.18光州民主化運動』という呼称を国として定めて使っているのに、日本メディアはなぜ頑なに「光州事件」と書き続けるのだろうか。韓国で「光州事件」「光州事態」という言葉を使わない背景を考えてみなさいよ、と。こういうのはホントにイヤ。