76
ワクチン2回接種者のオミクロン株感染者は、38℃の発熱や倦怠感で少しぐったりしている感じですが、ワクチン未接種だと39〜40度の発熱がビュンビュン出て食事が取れず、点滴することも。どちらも、軽症です。
77
反ワクチン関連のデモに参加して新型コロナ中等症IIとか、マジで笑い話にならないですよ。何やってるんですか。
79
100億回くらい言いますが、クレ○ベリンは効きません。
81
コロナ病棟に入院してくる患者にワクチン接種歴を聞く理由は、「未接種」は重症化の強力な予測因子になるからです。
82
「しんどいです、オミクロン株って軽症だと報道されていたはずなのに」
『これ軽症です』
「 」
83
オミクロン株は軽症が多いため、3回目を接種することを迷っている人多いと思いますが、人生の半分以上医学を勉強してきた身としては、確実に打ったほうがいいと断言します。
84
コロナ禍が始まった頃は、ブルーインパルスも飛ばしたりして医療従事者を応援するような雰囲気がありましたが、疲弊した国民のストレスも大きく、最近は新型コロナのケアにあたる医療従事者への風当たりさえもきつくなってきました。ずっと最前線のコロナ病棟にいる看護師には、賞賛しかありません。
85
全然報道されていないせいか、一般市民との危機感のギャップがホントこわい。
『医師が「全部でいくつの病院に断られたの?」と尋ねると、救急救命士は「46病院です」と答えた』
救急搬送「46病院に断られた」大阪の医師が見た現実asahi.com/articles/ASQ2Q…
86
中等症II以上は、これからほぼワクチン未接種者だけで占められていくでしょう。
自分や家族の命が大切なら、子供に親がいなくなる悲しみを与えたくないなら、とにかくワクチンを打ってください。ワクチン・反ワクチンでケンカできるのも、命あってこそですよ。
87
新型コロナウイルスのような経験は、私の医師人生ではもう一生ないと思う。新興感染症はまたやって来るだろうけど、感染性と重症度・致死率がこれほどヒトの社会生活と相性が悪い、「中途半端な」感染症はないと思う。
88
現場ではピークアウトしつつあるように感じています!
【速報】大阪で新たに875人の感染確認 感染者19人死亡(関西テレビ)
news.yahoo.co.jp/articles/dc038…
89
尾身先生や忽那先生は、日本中の医療従事者の良心を集めて元気玉にしたような人たちなので、議論や批判は許せても、悪口だけは許さない。
90
「医療逼迫してるというソースは?」とよく聞かれますが、コロナ病棟で働いている人間に何を聞いてるの?
91
医学的に接種できない場合を除いて、自らの信念で接種しないというなら、患者と接する職業をあきらめて、転職するのがよいと思います。
92
COVID-19と確定していて自宅療養中の患者が、保健所・大阪府入院フォローアップセンターを介さず救急車を呼び始めている。こうなると、救急隊はコロナ病院に搬送するしかない。もう無茶苦茶。
93
年末年始、カラオケや会食に行った家族から新型コロナウイルスをもらってしまい、重症になって死亡する患者が増えてきた。「年末年始に私があんな場所に行かなければ…」と涙を流して後悔する家族もいる。ただもう、どうか自分を責めないでほしい。十字架を背負わないでほしい。
94
「人工呼吸器をつける」というのは喉に管を入れて機械に繋ぐだけではありません。鎮静薬を持続的に投与する必要があり、血圧管理のため動脈にカテーテル、鼻から栄養投薬用の管、太い血管に点滴用カテーテルが入ります。床ずれができないようこまめに体の向きを変えます。必要なケアが何倍も増えます。
95
私が若手医師に伝えていること。指定難病の制度概要、高額療養費制度、要介護認定、身体障害者手帳交付のメリットなどを知らない医師が日本はあまりにも多い。国はたくさん整備してくれているので、活用できるものは活用する。そして、窓口で患者が月々いくら払っているのか、いつも考えてほしい。
96
新型コロナワクチンのデマを信じて親子ともに接種せず、デルタ型変異ウイルスに感染した13歳の娘が人工呼吸器を装着され「私達みたいなことにならないよう、ワクチンを接種すべき」と訴える。
thv11.com/article/news/l…
98
第4波、やはり若年層が多い。これは間違いない。多くが40~50歳台なので「鼻からの酸素投与だけでいけるかな」と思って胸部画像を見たら、両肺全葉にすりガラス陰影があって、測るたびに酸素飽和度が下がっていき、絶望的な気持ちになる。
99
「濃厚接触くらいで医療医療従事者も休むなよ」の人。自宅に熱を出してる新型コロナの小さな子どもがいる、という想像力すら働かないのですか?
100
コロナ病床の逼迫は、嵐のように来て嵐のように過ぎるので、「こらあかん!医療崩壊や!」と思っていたのに、10日後にはコロナ病棟がガラガラということが、普通にある。