画題は「ナガオカ」。タケノコ状建築を、京の南、長岡天神名産の朝堀筍と見立ててこの題にしました。ナガオカは「汝(ナ)がオカ」=(いとしい)あなたの(住む)丘とも。京から通ったのかな? 白くてつやつやとはち切れそうな「朝堀筍」は、平安京以来の名産で味良く、えぐみも無く、柔らかく、絶品です。
近作です。まだサインが入っていません。 大きさ(その他も)様々の人?たちが、共に暮らしているといいなぁ、と。 アリやスズメが、最近少なくなったような気がします。 前は、トカゲやヤモリ、キジバトもいたんですが。
高校で教えていた頃の美術教室です。20年近く勤め、やめる前にと教壇から描きました。
前にこの絵を紹介したかと思う。このたび、人物を描き加えて「幸(さち)集(つどう)う坂」と言うタイトルにした。9月1日からの名古屋松坂屋展のDM、この絵に。いろんな家があるので題は“友の住む坂”もいいと思ったが、どの住まいにもきっと、それぞれの幸(さち)がある、と思い題は「幸集う坂」に。
長く手元で温めていた「旅の思い出(記憶の平原)」、久しぶりの展示に出したところ、ご好評を頂いたとのこと嬉しいです。愛着の作品が身近にあるのは心強いのですが、反面安心して、そこから進展すべき新作を描かなくなる、という側面もあります。新しい局面を開こうという気持ちがまた湧いてきました。