【研究成果】金やプラチナなどの貴金属が,銀河の進化の歴史を教えてくれるかもしれません. 国立天文台の天文学専用スーパーコンピュータ #アテルイII による世界最高解像度の天の川銀河形成シミュレーションによって,貴金属に富んだ星のルーツが明らかになってきました. cfca.nao.ac.jp/pr/20221114
【研究成果】金やプラチナ,レアアースなどの重元素の起源として有力視されている中性子星同士の衝突.この現象でどのレアアースが作られたのか,国立天文台のスーパーコンピュータ「#アテルイII」の計算によって,初めて元素の特定がなされました. cfca.nao.ac.jp/pr/20221027
【研究成果】天の川銀河の構造は,様々な変動の末に形作られたと考えられています.それを確かめるための観測的特徴を天文学専用スパコン #アテルイII がシミュレーションによって明らかにしました.現実に近い銀河進化シミュレーションの結果です🌌💻. cfca.nao.ac.jp/pr/20220909
本日は旧暦で7月7日にあたり,国立天文台では #伝統的七夕 と呼んでお知らせしています🌌🎋 映像は,天文学専用スーパーコンピュータ「#アテルイ」でシミュレーションした天の川銀河.星形成や超新星爆発による効果などを取り入れ,現実に近い天の川銀河を描き出したものです. #七夕
【研究成果】オリオン大星雲が作り出しつつある星団の星々の運動をシミュレーションで再現し,星団や星雲の現在の構造を理解することに成功しました.高精度シミュレーション手法の開発と,それを実行するスーパーコンピュータ「#アテルイII」によって得られた成果です. cfca.nao.ac.jp/pr/20220608
【研究成果】地球のような惑星の種となる塵の粒子の成長が,火山の噴煙から灰だけが降り積もる「降灰」によく似たメカニズムで引き起こされているかもしれません.国立天文台の天文学専用スーパーコンピュータ #アテルイII のシミュレーションによる結果です. cfca.nao.ac.jp/pr/20211214
【研究成果】惑星の誕生現場である原始惑星系円盤で見つかっている塵のリング状構造が,惑星の存在だけではなく,惑星が移動した "足跡" でもある可能性を,天文学専用スーパーコンピュータ「#アテルイII」の計算によって明らかにしました. cfca.nao.ac.jp/pr/20211113
スーパーコンピュータ「#富岳」の超高解像度計算によって,太陽では赤道が極地方よりも速く自転する現象を,世界で初めて人工的な仮説なしに再現することに成功しました.「太陽活動11年周期」の謎解明に近づくことが期待されます. 詳細: cfca.nao.ac.jp/pr/20211004
【研究成果】天文学専用スーパーコンピュータ #アテルイII の全CPU 40,200コアを用いた重力多体計算によって,世界最大規模の"模擬宇宙"のシミュレーションに成功し,クラウド上でデータが公開されました.今後,宇宙の構造や天体の形成・進化の解明に役立てられます. 詳細→cfca.nao.ac.jp/pr/20210910
スパコン「#アテルイII」のデザインについて,かっこういい!というお声をいくつかいただき,大変嬉しいです.デザインは美術家の小阪淳さんによるもので,篆書で「阿弖流為弐」と書かれています. 4つのカラーバリエーションで壁紙を作ってみました.リモート会議などの背景にご利用ください.
国立天文台の天文学専用スパコン「#アテルイII」,2021年6月のスパコンランキングTop500では262位でした(1位は #富岳 さん).2018年の稼働から順位は下がりましたが,ブラックホールや暗黒物質など宇宙の謎に迫る研究成果を出し続けています.今後も応援宜しくお願いします. top500.org/system/179419/ twitter.com/CfCA_NAOJ/stat…
地上・宇宙の望遠鏡が団結して一斉に楕円銀河M87の巨大ブラックホールを観測し,吹き出すジェットの姿を様々な波長の電磁波で描き出しました.さらにスーパーコンピュータ「#アテルイII」も用いた数値計算との比較から,ブラックホール周辺の構造に迫りました. [詳細] cfca.nao.ac.jp/pr/20210414
【研究成果】宇宙誕生のごく初期,インフレーションが起こった頃の様子を探る新しい解析手法が開発されました.宇宙大規模構造の進化の時間を近似的に戻す手法です.国立天文台のスーパーコンピュータ「 #アテルイII 」を使った大規模シミュレーションによって実現しました. cfca.nao.ac.jp/pr/20210216
【研究成果】宇宙のさまざまな天体に存在しているプラズマ.これまで謎とされてきたそのプラズマの加熱機構が,国立天文台の「 #アテルイII 」をはじめとする複数のスパコンを用いた大規模計算によって,初めて導き出されました.東北大学の川面洋平 助教らによる成果です. cfca.nao.ac.jp/pr/20201215
本日10/1は中秋ですね.ぜひ, #中秋の名月 を眺めながら,月の誕生について思いをはせてみてください.原始地球に火星ほどの原始惑星が衝突することで月が誕生したとされる「巨大衝突説」に基づいたシミュレーションです. #4D2U フル映像はこちら:youtu.be/fqaMs2dSxf0
また,キャスターつきのラックを用いているのは,主な目的は移動の効率化(しばしば計算機室のレイアウトが変わります)と,地震対策のためです.キャスターはロックぜず設置しています.3.11の地震の際には,ラックの位置が移動したものの,倒れることはありませんでした.
#計算サーバ がキャスターつきメタルラックで運用されていることに驚いた方も多いようです.メタルラックを用いているのはメンテナンスの効率化のためと,空気の通りを良くして冷却をするため.1台1台はこのようにむき出しで設置されています.(緑に光っているのは電源スイッチです) twitter.com/CfCA_NAOJ/stat…
本研究のシミュレーションに使用されたのは,国立天文台CfCAが運用する「 #計算サーバ 」です.写真のようにラックにPCが240台ならび,それぞれ別の計算をしています.小規模ながら長い計算時間が必要なシミュレーションや,大型スパコンで行うシミュレーションの準備段階の計算などに用いられます.
神戸大学と大島商船高等専門学校の研究者からなる研究チームは,木星の衛星ガニメデの表面に太陽系最大規模の衝突クレーターを発見しました.さらに,国立天文台の「計算サーバ」によるシミュレーションから,半径150 kmの小惑星が衝突した痕跡でるあることが示唆されました.cfca.nao.ac.jp/pr/20200727
2020年6月付のスパコンランキング #Top500 ,国立天文台CfCAが運用する天文学専用スーパーコンピュータ「アテルイⅡ」(Cray XC50)は,182位となりました.運用開始当時の2018年6月は83位,2年で100位ほど後退です.ただし,天文学専用機としては現在もトップの性能です. top500.org/system/179419/
「アテルイⅡ」による,重元素を含んだガスからの巨大星形成のシミュレーション.激しく分裂するガスから無数の小さな星(白い点)が生まれ,中央の大きな星(黒い点)に向かってガスとともに移動し衝突・合体をすることで,大きな星が成長する様子が描き出されました. 詳細: cfca.nao.ac.jp/pr/20200602
巨大ブラックホール形成の新たな説が,スーパーコンピュータ「アテルイⅡ」による計算から導かれました.従来の理論では説明できなかった,多数の巨大ブラックホールの起源が明らかになることが期待されます.東北大学 鄭昇明さんらによる研究成果です. 詳細: cfca.nao.ac.jp/pr/20200602
【研究成果】詳細なシミュレーションによって,土星とタイタンのようなガス惑星が大きな衛星をひとつだけ持つ衛星系の形成シナリオが初めて提唱されました.衛星が形成される時,衛星が惑星に落ちるのを防ぐ "安全地帯" が存在したかもしれません. cfca.nao.ac.jp/pr/20200309
スーパーコンピュータ「アテルイ」「アテルイⅡ」で約3年かけて行われた大規模な宇宙の構造形成シミュレーションの結果を学習データベースとし,観測結果の理論予言を行うAIフレームワーク「ダークエミュレータ」が開発されました.京都大学の西道啓博さんらによる研究です.cfca.nao.ac.jp/pr/20200205
【研究成果】銀河中心に存在する巨大ブラックホールの周りにも「惑星」が回っているかもしれない.それも地球の10倍の質量を持った惑星が1万個も.そんな全く新しい「惑星」系の姿が理論的に導き出されました.ブラックホールと惑星形成の専門家がタッグを組んだ成果です. cfca.nao.ac.jp/pr/20191125