怪しげな雰囲気が漂う、異界に取り込まれてしまいそうな電話ボックス。
海の中へと続く線路。眺めていて怖さを感じたら、水中人工物恐怖症かも知れない。
動かなくなってしまったエスカレーターから、止めどなく溢れ出す蔦。
秋葉原の万世橋の公衆トイレ下にある、辿り着けない謎空間。
全長150mの回転昇降式展望塔があるホテル。開業した当時は、世界一の高さを誇っていた塔である。
人里離れた山奥で、尚且つ街灯もない。この電話ボックス以外、辺りにはこの明かりのみである。
孤島に荒れ果てながらも残る廃灯台。
確かにチョ〜危険だった。
セスナ機に乗り、上空300mの高さから見た長崎の軍艦島。
ダム湖に沈む発電所に迫る船舶、この水面下に広がる景色は知る由もない。
廃車ヤードで埃を被ったままの外車。ずっとこのまま放置されてしまうのだろうか?
海中電柱に押し寄せる、日本海の荒波。
木漏れ日のツリーハウス。台風の影響で伐採されそうになった御神木を補強する為に建て始め、増改築を繰り返した結果今の形になったと言う。
マンションの壁に残た影型トマソンと呼ばれる解体された家の残留思念。
地下にある鳥居をライトで照らすと、遭遇してはいけない物と出会ってしまったように感じる。
木が光合成している写真が撮れました。
目に見える空間全てを、満開の桜に埋め尽くされた琵琶湖疏水の絶景。
蔦に埋もれた、廃メリーゴーランド。潮風を浴び荒廃を進めているが、馬達は今も健気に走り続けている。
大雪警報が発令された夜の新宿駅。
人がいなくなった北新地。普段はひっきりなしに車や人が通り抜けるこの場所も、お正月には人っ子一人いなかった。
廃墟探索人生で見た中で、最長の廃エスカレータ。登っていると、段々と平行感覚が分からなくなり躓きそうになってくる。
薬が溢れ返った、廃医院の薬局。
そこまで朽ち果てている訳でもないのに、誰も居ない様は更に恐怖心を煽ってくる。
空から見た軍艦島。炭鉱に従事する人やその家族が、この狭く小さな島に最盛期は5000人も住んでいたと言う。
稼働しなくなってから時が止まったままの自動販売機。少しずつ蔦に覆われ、いつか一面の緑になると思われる。