①医療崩壊を防ぐため。これは説明不要だと思いますが、数十人のコロナ感染症入院はなんとかなっても、数百人だと一人一人受けれる治療の質が変わってしまったり、交通事故や心筋梗塞など想定外の治療が必要なときにベッド数が足りず入院できなくなります。感染者数の山を下げることには意味がある!
②いい治療法ができていて、今すぐの使用は限られますが、近い将来もっと広く使えるようになりそう!例えば先月Paxlovidという経口抗ウイルス薬の緊急使用許可がおりました。今は数も追いつかず限られた使用しかできませんが、数週間後には多くの人に使えるだけの数が病院に届くだろうと言われています
他にもこの先1-2か月で新しく承認されそうな治療法も審査されています。もしかかってしまうなら、使用できる治療法の選択肢が多くなってるその時期にかかりたい。だから今予防することには意味があります!
③まだワクチン受けている人がいる。もう打つ人は打ったでしょという予想は大幅当たってはいるのですが、色々事情あって今1回目、2回目、そして3回目を打ってる人もいるんです。感染拡大の際、周りにワクチンを打った人が多いほど、そして個人が接種した回数が多いほど、皆のリスクが下がります。
私の次男は先週5歳になり、誕生日翌日に1回目を打ちました。だから我が家にコロナウイルスが来るならばできれば次男が2回目を打ち終わって数週間経ってからにしたい...ワクチン接種が進んでいる今予防する意義はある!
④ワクチンを打てない4歳以下の子ども、打っても期待通りの免疫が付かないご高齢や免疫不全の方々のリスクは、彼らを取り囲む人の感染率で決まる=我々の行動で決まる。予防する意義はある!
➄オミクロンは重症化リスクがデルタよりも低くても、コロナはただの風邪とは言えません。重症化しないでも結構辛いし、後遺症のリスクもあり、また重症化のリスクは誰にでもあります。自分を守るために予防する意義がある!
今マスク、換気、手洗い、人と会わない、ワクチン接種することにはこれだけの意義があるんです!諦めたくなったときには自分がやっていることに凄く重要な意味があるということに目を向けて下さい!コントロール効かないと思える状況でも、自分の行動は自分のコントロール下なんだと力を感じて下さい!
先週私がモデレートしたこびスペの日米オミクロン状況に関するディスカッションが記事になりました📝 ただの風邪ではない。これだけ感染拡大しても予防の意義がある。 @covnavi 主要メンバー大集合の豪華な議論、是非ご一読ください😊 twitter.com/frau_tw/status…
【寄稿しました】コロナ禍、苦しんでいない人は大人も子供もいないと思います。子どもたちの心の問題が深刻化している現状、ストレスへの対応でどんなことを意識したらいいか、少しでもヒントになればと願っています🙏 #メンタルヘルス #コロナ禍のメンタルヘルス @frau_tw gendai.ismedia.jp/articles/-/915…
【寄稿しました②】 子どもにも感染しやすいオミクロン 〜社会と医療を止めないために今できる基本感染対策の意義!かかっちゃえと諦めないで! 是非「コロナ禍の子どものメンタルヘルス」の寄稿と合わせてご一読下さい😊🙌 @frau_tw gendai.ismedia.jp/articles/-/914… #FRaU
Pfizer/Biontech新型コロナワクチン、6か月の赤ちゃんから5歳未満の子どもへの緊急使用許可申請が提出されました。ちょっと複雑な状況を説明します。 子ども達の治験は昨春、各年齢のワクチン量を決めるところから始まりました。お子さんに違う量のワクチンを打った際、いい値の免疫反応が得られ 続
発熱などの副反応が低く抑えられるスウィートスポットを探った結果、5歳未満は大人の1/10量に決まりました。 その後約2000人のお子さんがプラセボかワクチンを打つ臨床試験がありました。その結果が12月末に報告され、続
①安全性が確認された②6か月から2歳未満児に関しては中和抗体価が大人同様の予防効果があるレベルに達していた、といういいニュースが2つ。しかし③2-4歳は中和抗体価の上昇が足りなかったと報告されました。 よって、2-4歳には2回ではなく3回の接種を試す治験が続けられることになりました。続
そうこうしている間にアメリカはオミクロンで壊滅状態になり、小児の入院と死亡者数も増えてしまいました。 更に今まで一番ワクチン効果として重要だった中和抗体による感染予防効果が、オミクロンに対しては今までのウイルスへのような効果がないことがわかり、続
むしろ細胞性免疫を活性化させ、感染してしまった場合の重症化を防ぐワクチン効果が重要視されました。 中和抗体と細胞性免疫の違いに関しては、3回目の接種の説明で詳しく書いているこちらを是非読んで下さい→twitter.com/mai_uchida/sta…
そこで、12月の時点では2-4歳は中和抗体価の上昇が足りなかったことで緊急使用許可申請を見送ったが、中和抗体価が判断において一番重要な時期ではなくなった&小児入院数が爆発している今、重症化予防のためにとりあえず子ども達に2回打たせてあげた方がいいのではないか?続
そして今治験中の3回接種のデータがそろうまで待つのではなく、そろった時点で3回目を接種できるように、とりあえず2回打たせてあげるのがいいのではないか? と議論がされ、緊急使用許可が提出されました。続
これからFDA、CDCの厳しい審査が待ち受けていますが、結構揉めるかもしれないと予想しています。 厳しい審査過程についてはこちらを是非読んで下さい!→ 続twitter.com/mai_uchida/sta…
未だ12歳未満は接種できない日本の子ども達のためにオミクロン禍でもできることはこちらの記事に寄稿しました😌🙏twitter.com/frau_tw/status…
#羽生結弦 #RadicalAcceptance 心理学用語のRadical Acceptanceとは、自分のコントロール下ではないことを良い/悪いの評価なしに「起きたこと」とアクセプトして前に進むこと。 羽生結弦選手のサルコウが氷の溝にスケートの刃がハマってしまって踏み切れなかった瞬間、全世界のフィギュアファンが
あっ!と声を出して息を飲んだ中、羽生くんは残りのプログラムをこれでもかというジャンプとエレメンツで美しい作品として完璧に滑り切りました。1cmずれていれば、選手毎製氷できればなどと考えずにはいられませんが、彼のコントロール下でできることは全て最高だったので、あのSPは「成功」だと思う
その成功が順位やメダルで見えないのが悔しいけれども、やはり人生結果が全てではないと気付かされました。 不運は誰にでも起こり得るもの。自分のコントロール下ではないことを良い/悪いの評価なしに「起きたこと」とアクセプトして前に進むことの重要性を考えさせられたプログラムでした。
羽生くんへの熱い思いを寄稿させていただきました!!😭❤️⛸ twitter.com/frau_tw/status…
羽生結弦選手のRadical Acceptanceと結果で測れない成功に関して書かせていただきました!😭❤️⛸ 精神科医も称賛。羽生結弦選手の「自分の運命は自分で決める」という覚悟と生き様(内田 舞) | FRaU gendai.ismedia.jp/articles/-/923…