1176
人生は長いようで短くて、いつ終わってしまうのか誰にも分からない。
そんな時間の中で「愛でしかない」と思う人は多くない。
「ありがとう」「大好き」と、
心から言える人がいることはとても幸せ。そんな人を大事にしよう。
1177
「ありがとう」も「大好き」も言葉にすれば少し照れくさくて中々言えないけれど、友達でも恋人でも言葉にして伝えた方がいい。言葉はずっと残るから。その言葉で頑張れたりするから。自分の好きな人にはちゃんと「ありがとう、大好き」と伝えたい。
1178
普通の生活が普通じゃなくなったとき、その普通のあたりまえの生活が、とても貴重でかけがえのないものと改めて思う。
同じようにあたりまえのようにいつもそばにいて、笑ってくれる人の存在をもっと大事にしなきゃと思う。
1179
誰かを好きになるのは簡単だけれど、想いが深くなるほど忘れることは難しく、簡単に思い出に変わってくれない。「もういい」と綺麗に捨てられる想いじゃないから苦しい。
大事なものほど捨てることなど出来ない。
1180
ただ笑っていてほしいだけ。
ほんの少しでもそばにいたいだけ。
優しい気持ちになれるその人だから。
素直な自分を取り戻せるその人だから。
自分が決めた人なら最後まで。
信じると決めたなら最後まで。
1181
見えない不安と戦っても勝てない。信じられなくなるのは相手じゃなく自分だったりする。誰が一番必要で、誰を大切にしたいのかは自分が一番よく解っている。不安はいつも自分で作り出してしまう。信じ切る強さが欲しい。
1182
余裕がないときは人に優しくなんて難しい。だから自分のことで精一杯なときは誰かに優しくする前に自分に優しくできたらいい。わずかな優しさを自分の為にとっておきたい。人に優しくするのは少し自分に余裕ができてからでいい。
1183
1184
1186
今はまだ思い出に出来なくても、いつか時々思い出して優しくなれたらいい。過去の自分と向き合ったとき、「間違いじゃなかった」と思いたい。
今の自分のために大切なことは無理に忘れることじゃなく、過去の自分を認めてあげることだと思う。
1187
いつかその気持ちが思い出に変わっても、何かの拍子でふと思い出して切なくなったり、懐かしく思うのだろう。今はまだ思い出に出来なくて、忘れられない気持ちならずっと大事にすればいい。簡単に忘れられるほど、簡単な想いじゃないから。
1188
うまくいかない日もあって、
その時は自分の全部を
否定するのではなく、
「今日は調子が悪い」って思えばいい。
うまくいかない日があるのは当然のこと。
落ち込むより、明日に切り替える方が前向きになれる。
1189
「弱さ」は本当の自分だからなかなか素直に見せることは出来ない。けれどいつか自分の弱さをそのまま見せることが出来たらいい。
人の強さは大切な人の弱さを受け止める力だと思う。補い合うことの尊さ。大切に思う人だから。
1190
「何もしたくない日」は心が少し疲れているサイン。
意識して「何もしない日」を作るといい。
徹底的に自分を甘やかす。
好きなことだけをする一日を作る。
そして、自然とまた明日、頑張ろうと思える。
わがままじゃない。甘えじゃない。
自分を守るためだから。
1191
誰かを必要とする理由は「あなただから」と言える人がいたらいい。誰でもじゃなくて必要な「あなただから」と言える人がいたらいい。
「この人しかいない」って。
自分が大切に思う人のそんな存在でありたい。
1192
今ある辛さもいつかこの先の自分に繋がっていて必要なものだったと思える日が来る。
長く続く暗いトンネルのような苦しさと向き合えたらいつか先の光に辿り着けそう。少しでもその辛さを乗り越えられたなら、強くなれた自分がいる。
1193
大人になれば傷付かないことは無く、ただ傷付くことに慣れてしまったり回避する術がただ上手くなっただけで、子供の頃と変わりなく泣きたくなるほど傷付く。その傷と向き合うことが出来たならもう少し強くなれるのかもしれない。
1194
相手の迷惑になりたくないからと
時々、気持ちに蓋をすることはあるけれど
「寂しい」という気持ちは大事だなと思う。
それだけ相手を想っているから。
「寂しい」と言って相手も同じ気持ちなら
それだけで嬉しいから。
1195
声が聞きたいと思って電話したあの頃。「会いたい」と思って駆け出したあの頃。今はもう会うこともないけれど、本当に好きだったと思い出す。色褪せた過去の中で、ただひたすら真剣だったその時間達が、今でも光のように眩しく輝いている。
1197
どんな過去も否定したくないな。
あの時、と思い出すと後悔もあるけれど一生懸命な自分がいたはず。
あの時の出会いが、あの時の別れがあったから、今の自分があるのだと思う。
出会ってくれてありがとうと思えたら、その時間たちはかけがえない宝物。
1198
失ったものばかり眺めても悲しいだけ。
二度と戻らないものを思い出しても苦しいだけ。どれだけ後悔しても、あの頃には戻れない。それを分かっていても記憶に触れてしまうのは本気だったから。
本当に好きだったから。
1200
「お疲れ様」と直接言えなくても、
「お疲れ様」と一日の終わりに言いたい人がいる。