1826
代わりがいないって、
愛しく、かけがえのないもの。
声も匂いも仕草も全部、
その人じゃないと意味がない。
だから代わりがいないって、
残酷だ。
残酷で、切ない。
1828
誰かを好きになっても
報われないかもしれない。
届かないかもしれない。
それでもいい。
その想いしかなかった。
無駄なんかじゃない。
人が人を好きになる。
それだけで価値がある。
1829
どうしてもっと、
優しくできなかったのだろう
どうしてもっと、
素直になれなかったのだろう
どうしてもっと、
大事にできなかったのだろう
どうしてもっと、
許してあげられなかったのだろう。
「どうして、もっと」って、
いつも、遠く離れてから気づく。
1830
会えない時間を埋めるのはお互いの気持ちしかなく、心折れそうな時でも負けない想いが欲しい。
不安なら伝えて分け合うことで楽になることもある。
そうやって毎日、心支え合わなきゃ寂しさに潰されてしまうから。
1832
逃げることは弱いと思うかもしれないけれど、「あのとき逃げて良かった」「逃げるしかなかった」という時はあると思う。
自分が駄目になりそうなときや、限界で向き合えない時は逃げてもいい。逃げることを我慢しなくていい。
逃げることは自分を守ることでもあるから。
1833
同じような毎日の中、我慢しながら頑張ることは難しい。
そんなとき、自分が好きな物や好きな人、我を忘れるほど大好きなことがあれば、それだけで頑張れる。
そんな自分の『推し』がひとつあるだけで明日も頑張ろうと思える。
1834
「頑張れ」よりも、
「無理しないで」の方が優しい気がする。
頑張って欲しい気持ちもあるけれど、
それよりも大切な人が無理をして、苦しい思いをしている方がずっと辛い。
頑張らなくてもいいから元気でいて欲しいと思うことは、それだけ大事に思うから。
1835
【忘れたくない幸せなこと】
・心配してくれる人がいること
・大好きで大切な人がいること
・元気をくれる人がいること
・いつも誰かに助けられていること
・毎日健康に過ごせること
・美味しいご飯が食べられること
・普通の生活ができること
1836
幸せと感じる時は大切な人が嬉しそうに話す姿を見たり、幸せそうな顔をしているとき。
自分の幸せより、大切な人の幸せが自分のことのように思えたら、その人はとても大切な人。
そんな人のそばにずっといられたなら本当に幸せ。
1837
人生は長いようで短くて、いつ終わってしまうのか誰にも分からない。
そんな時間の中で「愛でしかない」と思う人は多くない。
「ありがとう」「大好き」と、
心から言える人がいることはとても幸せ。そんな人を大事にしよう。
1838
『桜流し』の意味は「散った桜が春の雨に流れるさま」だそうです。
散ってしまう桜はとても儚いけれど、それもまた美しいと感じる心は素敵だなと思う。満開の桜も綺麗だけれど、儚く散ってゆく桜も綺麗だと思う。
1840
思い出して、胸が苦しく
泣いてしまうなら、
まだ思い出じゃなく、
忘れたくない大切な記憶。
愛した仕草、愛した声、
愛した沢山のこと、
思い出になるのは
ずっと先かもしれない。
それまで好きでもいい。
優しく思い出すそのときまで。
1843
1844
1845
友達はひとりでも十分。
「あぁ、この人がいて良かった」と思う友達がひとりでもいたら救われる。
そのままの自分でいられる人。
一緒にいて落ち着く友達はとても大事だ。
友達は沢山も必要ない。
理解してくれる人、馬鹿なことに付き合ってくれる人。そんな友達がひとりでもいたら、それでいい。
1846
不器用でもいい。
正直でいるなら。
傷ついてもいい。
人に優しくなれるから。
悩んでもいい。
それだけ向き合っているから。
辞めてもいい。
また別の道がちゃんとあるから。
間違ってもいい。
何回でもやり直せるから。
弱くてもいい。
人の弱さを許せるから。
1847
自分のために頑張れなくても、
誰かのためなら頑張れることもある。
大事なその人がいるから毎日過ごせることもある。
その人のためと思っていたのは結局、
自分のためになっていたりする。
相手の幸せが自分の幸せになっていたりする。
1848
「気になる人」から始まって
「この人がいい」に変わって
「この人だから」と一緒になり
「この人じゃないと」と想い
「この人で良かった」と互いに思いたい。
1849
自分のことを好きになるって難しいけれど、
少しでも認められたらいいね。
あと自分を褒めてあげることも大事だ。
何でもない1日でも普通に無事に過ごせたなら、
「よくやったね」って褒めてあげたい。
普通な1日の終わりに「お疲れ様」と自分に言ってあげたい。普通に過ごすって結構大変だから。