126
いつも声が聞きたくて、
声を聞けば会いたくて、
ほんの少しの言葉で嬉しくなって、
ほんの少しの言葉で傷ついて、
何度も嫉妬して苦しくなる。
眠れないほど胸を焦がし、
心で何度も何度も
その人の名前を呼ぶ。
どうしようもなく切なくて、
どうしようもなく愛しくて、
どうしようもなく好きな人。
127
128
129
130
131
132
133
134
好きな人を好きなまま、
相手の幸せを思って、
手放す恋は切ない。
本当は一緒に幸せになりたい。
本当はずっとそばにいたい。
けれど相手を思い、離れる恋もある。
何度も迷って、
本当にそれでいいの?と、
繰り返し思う。
心だけそのままに、
好きなまま手放す愛もある。
本当に好きな人だから。
135
本当に好きな人って、
特別どこが好きって
自分でも分からなくて、
例えば何気ない仕草や言葉に
「あぁ、やっぱこの人好きだ」
と思える人なんだろう。
そんな事を繰り返し何回も思える人だと思う。
136
137
138
139
140
141
142
144
145
「大事にされている」
「愛されている」と感じるのは、
やっぱり相手が自分にくれた時間だと思う。
どんなに忙しくても、大切にされているなら少しの時間でも会ってくれる。たとえ会えなくても、五分でも連絡をくれる。たった五分。その五分が死ぬほど嬉しい事もある。
147
頑張れることは、
当たり前の事じゃない。
誰かの当たり前が、
自分にとって、
当たり前じゃない事もある。
頑張れない日は、
心とカラダを休める大切な時間。
頑張れない自分を責めないで。
そして、頑張れた日は
自分を褒めてあげよう。
そうやって、
自分を大事にして生きていこう。
148
149
150
ふとため息のように出る、
「会いたい」に
愛しさの全てがある。
会いたい気持ちだけで
会えたなら、
どれだけいいだろう。
会いたい時に時間も忘れて
会えたなら、どれだけ幸せだろう。
会いたいと強く願っても、
会えないことの方が多いから
ただ、その人を強く想う。
寂しさに負けないように。