202
毎日の中でほんの少しでも嬉しいことがあれば頑張れたりする。それはほんの些細なことでも自分にとって明日に繋がる力にもなる。
大好きなことがあること、大好きな人がいること。
それがきっと大事なんだろう。
203
辛いことはいつか終わる。
辛いことが続くと、それが永遠に続くように思ってしまう。でも、どんな物事にも終わりはちゃんとある。今ある辛さもいつか終わる。そう思うと少し楽になる。
204
「またいつか」と別れてしまって、
その「いつか」が果たされないまま二度会えない人もいる。
心のどこかでそれを知っていても「いつか」と言って別れる人の優しさよ。
「さよなら」より優しい「またいつか」。
205
一番辛いのは別れることじゃなく、
好きな相手の中に、もう自分がいないと気付いてしまった瞬間だと思う。相手に自分への気持ちがもうないと分かってしまうことが辛い。誰より近くにいたから、誰よりその人の気持ちが分かってしまう。
207
距離感は大事だなと思う。
たとえ好きな人でも距離感は必要だ。
苦手な人に対しても心の距離感を保てば無闇に傷付く必要も無い。
互いの距離感を分かってくれる人は心地良い。「楽だな」と思う人は距離感が良い。
丁度いい距離感がいい。
209
疲れたときや辛いときにふっと思い浮かぶ人が大事な人なんだろう。過去を思い出して、ふふって笑えたり、優しい気持ちになれる人は大事だな。
自分もその相手にとってそんな存在でありたい。
210
「自分磨き」と聞くと何かをしなければと思うけれど、例えば人の悪口を言わないとか、約束を破らないとか、物も人も雑に扱わないとか、特別な何かをすることより、当たり前のことを当たり前のように「しない」ことを守る方がいい。大事なことはきっとそんな些細なことの積み重ねだと思う。
212
「特別」というのは
好きな相手を独占することではなく、
また特別なにかをしてくれる人じゃない。
自分にしか分からない魅力が
その人にはある。
他の人じゃ駄目で、かけがえなく、
代わりがいない。
それが特別な人。
214
つまらない話や愚痴を言える人がいたらいい。他人にすれば、つまらない話や愚痴はただの迷惑でしかない。そのつまらない話で笑い合ったり、愚痴に付き合ってくれる人はどれだけ大事な人だろう。本当に「付き合う」ということは多分そういうことだと思う。
215
傷付かない人はいない。
ただちょっと傷付くことに慣れただけ。
心はちゃんと傷付く。
強く見えるのは、その人が負けないように必死で立ち向かってるから。
216
楽しいなと思えることがひとつでもあれば毎日は結構救われる。どんなことでもいい。お金にならなくてもいい。自分で見つける方がいい。
日常に「楽しい」があるだけで一日の僅かな時間でも気持ちは明るくなる。毎日の中でほんの少しでも光があるだけで全然違う。
217
「遠回りだった」と思うことでも今の自分に繋がっていると思いたい。まわり道をしたからこそ見える風景や、出会えた人もいると思う。
時々、自分のして来たことが何の意味も無く、無駄だったと感じるときがあるけれど、無駄なことはひとつも無い。全部きっと意味があって自分の為になっている。
218
嫌われることは怖いけれど、大事な人以外なら「嫌われてもいいかな」と思うと少し楽かもしれない。自分を通すことは難しく、全ての人に良い顔は出来ない。嫌いと思う人に好かれる為に生きているわけじゃないから。
219
頑張っている人を見ると
「あぁ自分も」と焦って思うけど大事なのは自分が頑張れるときでいいと思う。誰かの頑張りに合わせる必要なんてない。「頑張れるかも」って自分で思うときでいい。少しずつ、焦らなくていい。
222
頑張る理由が自分の為より、自分が大切に思う人がいて、その人の喜ぶ顔や嬉しそうな顔が見たいから頑張れたりする。自分だけでは頑張れないことの方が多い。その中で、自分を動かしてくれる人の存在は大きい。いつか大切なその人の頑張れる理由のひとつになりたい。
223
自分の好きな人には一番素直な自分でいたい。相手の気持ちを試すより、そのまま自分の素直な気持ちを伝えた方がいい。変な駆け引きもいらない。好きな人には真っ直ぐな気持ちがいい。
224
「好きだな」と思う人に大事なことは自分の気持ちを相手に押し付けることじゃ無く、相手の気持ちに寄り添うことだろう。
「自分」より「相手」のことを先に考えられることがきっと愛情で、大事なのは自分の気持ちじゃなくて相手の気持ちだということ。
225
たとえ喧嘩になってもお互い言いたいこと言える関係がいい。少しの喧嘩ぐらいで離れてしまう相手ならそれまでの人だ。喧嘩になるのは喧嘩をしたいからじゃない。その人ともっと分かり合いたいから。ずっと長く一緒にいたいからだと思う。