701
702
自分ですら完璧じゃないのに相手に全てを求めてもがっかりするだけ。長く付き合えば嫌いなところや合わないところが出て来るのは当たり前。その部分を自分が許せるかだと思う。お互い許しあって認め合えたらいい。大事なのは期待することじゃなく、受け入れること。
703
704
約束が欲しいのは不安だから
嫉妬するのは自信がないから
夢に見るのは会いたいから
手を繋ぐのは離したくないから
そばにいるのは好きだから
「誰でも」じゃなくて
あなたしかいないから。
705
傷付くことが怖くて何も言い出せなかったり、何も伝えられないより、傷付いたとしても本音で話せる相手がいい。友達でも恋人でも本当のことを言える相手がいたらいい。たとえ傷付いたとしても、ずっと変わらず一緒にいたいと思えたら本物。
706
707
距離に負けそうな時は、
自分に負けそうな時。
自分と相手を信じる強さがなければ繋いだ糸も簡単に切れてしまう。
乗り越えるには想いの強さしかなく、お互い信じる強さが欲しい。
その距離と自分に負けないように。
708
何かを頑張ろうと思う気持ちはきっと自分ひとりのものだけじゃなく、自分以外の大事に思うその人がいるから頑張れるのだと思う。自分に負けそうなとき、そんな人がいてくれるからきっと頑張れるのだと思う。
709
大事な人は自分で選びたい。
自分で決めた人に後悔したくない。
「この人で良かった」とずっと先まで思いたい。そして大切な人にとってこの先、自分も「この人で良かった」と思われたい。
710
過去の恋に、後悔は無いと言えば嘘になるけれど、その時はその時で一生懸命だったんだろう。だからその時の自分を否定なんてしなくていい。本気で人を好きになったこと。誰かを想えたこと。それだけでも誇れることだから。
711
離れてからその大事さに気付くのは遅くて、その優しさや温かさに慣れてしまうと当たり前のように思ってしまう。それを失って手から離れてやっと大切なものが誰で、何なのか気が付いても遅い。一度繋がったものは結んでしまおう。それが離れないように、切れないように。
716
寂しくない恋はない。
誰かを好きになれば、
寂しさはいつもそばにある。
相手への想いが深いほど、
寂しさもまた、深くなる。
電話をしてもきっと、
一緒にいる時以外、
ずっと寂しい。
寂しさには慣れない。
だから寂しさも含め、
全て愛してしまおう。
唯一、寂しさをくれる
大好きな人だから。
717
この別れが本当に良かったかなんて分からない。多分、良い別れなんてなくて別れは別れでしかなく結局はどちらも傷が残る。ただ、さよならの後で愛しさが残ってしまう時がある。傷よりずっと愛しさが残る恋は切ない。
719
不機嫌さというものは伝染してしまう。
不機嫌な人の近くにいると自分まで何故か不機嫌になってしまう。
自分が不機嫌なときも含め、今日は調子良くないなと思ったら無闇に誰かを傷付ける前に、自分で機嫌が直るまで人と距離を置いてみてもいい。
720
全く何も連絡がない1日よりも、どんな小さなことでも連絡がある1日の方が何倍も嬉しい。僅かでも1日の中で自分を思い出してくれる瞬間があると分かるから。
721
何かを続けるにはそれに対し愛情がないと続かない。逆に言えば何か長く続いてるものがあるとするなら、きっとそこに愛情があり、自分の好きなものだと思う。きっかけは何であれ長く続けることは大事だと思う。自分の中の「ずっと好きなもの」は先の自分を形作る。それはとても尊い。
722
自分の気持ちすら、時々分からなくなるのだから、「人の気持ちが分からない」と思うことは当然のこと。
ただ、大切な人がいるなら
「一番誰より、その人の気持ちに寄り添いたい」と思うことが大事で、それがきっと思いやり。
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【新刊】
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「あなたは覚えていますか?」
幸せなのに涙が出ること。
大切なものを失うということ。
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会いたくても今はもう会えない人に綴った手紙。
短編『最後の手紙』
※一部抜粋