376
続けることは結局本当に好きなことじゃないと続かない。だから今、何か自分がしていることで、ずっと続けているのは本当に好きなことなんだと思う。たとえ、しばらく離れていても、また続いているなら本当に好きなんだと思う。
378
つまずいて、疲れて頑張れないときも
「もう少し頑張ってみようかな」と思うとき、その先にいつも大切な人がいる。
自分のためじゃなく、大切な誰かのために頑張れることがある。
381
心さえ近くに感じたなら不安は無くなるだろう。不安なときは会えないことや会話が少ないとかじゃなく、相手の心が見えなくなることだ。相手の気持ちの中に自分がいなくなることだろう。
382
何か決断するときは勇気がいる。ひとつ決めるときは、違うもうひとつを手放さなければならないから。でも自分の決断には自信を持っていいと思う。大事なものが何かは自分が一番よく分かっているから。
自分で決めるということに意味がある。
383
友達でも「それは言って欲しくなかった」ことや「聞いて欲しくなかった」ことがある。大切なのはいつも相手との距離で、どんなに親しくても踏み込んで来て欲しくない場所が人にはある。その場所を言わなくてもちゃんと分かって理解してくれる友達が本当の友達だと思う。
384
美味しいものを沢山食べたり、
電話で友達や好きな人と笑って話をして、早めに寝るだけで余計な不安は消えてくれる。
余計な不安は自分で勝手に作り上げてしまうことが多い。不安は自分の好きなことで消せることがある。好きな人や好きなものを増やすことは自分を守ることでもある。
385
自分を守るために苦手な人に
無理に笑ってつき合う必要はない。
気持ちがしんどいなと思えば離れればいい。
「無理かも」って距離をとるのは自分を守るためだから苦手な人から離れること悪いことなんかじゃない。
386
どれだけ追いかけても離れてしまう人は離れてしまう。執着して求め続けても心はただ苦しいだけ。喧嘩をしても、少しの間遠くに行っても、変わらずまた戻って来る人は戻って来る。追いかけて追いかけて見失う人より、変わらず近くにいてくれる人を大事にできたらいい。
388
大切に思う人のために我慢することも愛情だけれど、「あぁ我慢しなくていいんだな」と思う人に頼ることも大事だと思う。大切な人に甘えることは難しいけれど、頼れる人がいるだけで心強くなれる。
390
変えられない過去を引きずって、今の自分を大事に出来ないなんて悲しい。忘れられないほどの過去や悔しさ、未練があるならそれも全部抱えて今自分が出来ることを見つめたい。綺麗に生きてくなんて思わなくていい。本当はもっと弱く、情けなくて、みっともない。それでいいと思う。
391
他人にすればちっぽけな幸せでも、自分にとって幸せと思うならそれを大事にすればいい。
人の幸せの形はその人のもの。自分の幸せも自分だけのもの。
幸せを見つけるのも、感じるのも、形作るのも全部自分。自分が見つけた幸せを自分が一番信じたい。
392
「ただ好き」というのは強い力だと思う。
本当に好きなことって理由も理屈も無い。
ただ好きなだけ。
それが自分を動かす力にもなる。
誰かの真似じゃない。見返りも求めない。自分が見つけた「ただ好き」は強い。
393
いつか好きな気持ちが落ち着いても、ぼんやりとした愛しさがあればいい。長く一緒にいる人には安心がある。「この人といるだけで安心する」って気持ちがあればいい。好きな気持ちが無くなったのではなく、より深い愛情に変わっただけ。
394
会いたい人に会いたいと思っていて欲しい。それ以外はなにもいらない。
同じように会いたいと思ってくれるなら、ずっと遠くても、また会える日まで、もう少し頑張れるだろう。
395
誰かを愛することはとても簡単なのに、
その人に愛されることは簡単じゃない。
「ただ好き」という気持ちはシンプルで、
シンプルだからこそ辛く、苦しいときもある。
それを分かっていても、その人を好きでいる気持ちは尊い。
396
「大丈夫」と優しい嘘をつくより
「疲れました」と笑って言って欲しい。
気を遣って「大丈夫」と言う優しさが嬉しいときもあるけれど、
「疲れました」と笑って言ってくれる方がどれほど嬉しいだろう。
397
嫉妬などせず、ただ真っ直ぐに相手を見つめられたらと思う。
試したり、疑って不安になるのは相手と自分にちゃんと向き合えていないから。信じたい人をあたりまえのように信じたい。
398
誰かと付き合うときはきっと綺麗な感情だけじゃなくて、ズルい自分や弱い自分が顔を出す。自分の感情に正直であることは結構辛いときもある。でもそれが本当の自分なのだから受け入れたい。自分を否定するより、ありのままの自分でいいと思う。
400
大切な人から受けた傷なら、それはきっと必要な傷なんだと思う。大事な人、大切に思う人だからこそ傷付くこともある。
反対に必要じゃない傷もある。それは全く理不尽で、傷付く必要の無い傷。全部全部、人から何か言われて傷付く必要は無い。傷付く気持ちは大事に思う相手で十分だ。