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#ロマサガ #ミンサガRS #ミンサガリマスター
クリスタルレイクは、光り輝くその姿を遠方から見たレリア2世が名付けたのだと言われています。バファル帝国の最北の領土で、一部のバルハル族がその地域に入植します。彼らは魔物や敵対的な勢力の脅威にさらされながらも、集落を維持していました。
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イスマスは魔物や地震の多い地域で長年放置されていました。イスマス城の建設と維持には多大な労力と資金が必要でした。北バファルへの支援は疎かになり、多くの植民者が孤立します。最も北方のクリスタルレイク地域は悲惨な状況に陥ります。
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今回の北方遠征がメルビルの帝国建設にも匹敵する事業だと自負していたレリア2世としては、目先の利益基準の臣民達の評価が気に入りません。遠征のモニュメントとして、また北方支配の礎として、荒地だったイスマスに新しく城を建設します。
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もちろんレリア2世の北バファル遠征は十分に準備されたものでした。拠点になるヨービルには十分な物資が集積され、遠征軍が補給に悩むことはありませんでした。広大な領土を獲得し、遠征は成功します。しかし帝国民には不評でした。儲からなかったのです。
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豊かな帝国での豊かな暮らしを夢見たバルハル族でしたが、彼らの技術は狩猟しかありません。食うに困った彼らの仕事は鉱山労働か傭兵でした。そんなバルハル族を利用したのが時の皇帝レリア2世でした。彼らを率いて北バファルへの遠征を敢行したのです。
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サンゴ海で培われた帝国の造船技術と航海術がイナーシー貿易を一気に拡大しました。イナーシー沿岸地域の人口も爆発的に増加します。これがバルハラントのバルハル族には大きな問題になります。多くのバルハル族が移住を選択します。行く先は帝国でした。
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メルビルの後継者達は南バファルに勢力を伸ばして行きますが、それは沿岸地域に限られていました。サンゴ海沿岸部からイナーシー沿岸部へと、海と港が目標でした。しかし、ゴールドマインで金が発見されると、一気に内陸部の開発が進み始めました。
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メルビルは二つのディステニィストーンの力で帝国を築いたのか、それとも彼の能力と幸運が帝位に導いたのか。あなたはどちらが真実だと思いますか? どちらのメルビルの物語が好きですか? 私はあなたの望む物語を語るだけです。
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メルビルはトマエ火山でフレイムタイラントと取引し、それでベイル高原のアディリスと取引し、さらにタイニィフェザー、水竜、またフレイムタイラントと、何度も取引を繰り返し、遂に風のオパールを手に入れたのだと言います。商人らしい逸話です。
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#ロマサガ #ミンサガ #ミンサガリマスター
生放送でも触れましたが、この連続ツイート、本来は今日で過去編を終わりにして、1日からはミンサガのキャラ紹介など、ゲーム寄りな内容に変えるつもりでいました。しかし過去編が全然終わってません。どうしたら良いですかね?
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#ロマサガ #ミンサガ #ミンサガリマスター
伝説は彼の別の姿を伝えています。向こう見ずな冒険者メルビルの物語です。
メルビルは海神ウコムの僕と共に様々な冒険の旅をします。その褒美として水のアクアマリンをウコムから授けられたといいます。
また、別の冒険談も語られています。
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メルビルは後にバファル帝国を建国し初代皇帝となります。人々をまとめ上げる政治力、サンゴ海交易で蓄えた莫大な財力、自ら作り上げた艦隊で勝利を得る指揮能力。卓越した力を持っていた彼ですが、大陸の諸勢力を一人の船乗りが征服出来るものでしょうか?
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#ロマサガRS
自分は竜騎士に勝てないので9層を周回してます。 twitter.com/juri01012021/s…
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#ロマサガ #ミンサガ #ミンサガリマスター
竜が去ったように、我々も騎士団を離れましょう。向かうは暖かなサンゴ海。
海神ウコムの恩寵でサンゴ海の魔物は影を潜めました。大航海時代の始まりです。偉大な航海者や成功した貿易商が現れます。ワロン島出身のメルビルもその一人でした。
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オイゲンの死後、そこはオイゲンシュタットと呼ばれるようになります。竜はその後もしばらくその地に留まります。オイゲン亡き後の騎士団が変わっていく様を興味深く眺めていましたが、やがて自分に対する風当たりが強くなると、その地を去りました。
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竜が共にいる風景がすっかり当たり前になったある夜、オイゲンの寝所を竜が訪ねます。お前の命はもう尽きる、オイゲンはそう言われると苦笑いし、竜に皆を集めるように頼みます。そして、特に言い残す事は無い、とだけ言い残し永遠の眠りにつきました。
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竜と共に暮らす事は良い修行になるとオイゲンは言いました。それでも何人かの騎士は彼の下を去っていきました。竜は料理や繕いが苦手でしたが、力仕事で騎士を助けました。しかし、オイゲンシュタットの城壁は竜が作ったものではありません。
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#ロマサガ #ミンサガ #ミンサガリマスター
翌朝、竜が騎士の砦にやって来ます。少し体を小さくし二本足で歩いている姿を見て、オイゲンは驚きます。竜はお前達に合わせただけだと言います。竜は騎士の修行を始めます。騎士の中には不満を漏らす者もいました。竜は敵ではないかと。
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#ワールドカップ
ロマンシング!!ドイツに勝った!ー!
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#ワールドカップ
堂安ロマンシングゴーーーール!!
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竜とオイゲンはしばらく立ち話を続けました。供の騎士二人も硬直が解けると騎士と竜の対話に引き込まれていきます。竜はどうしてもオイゲン達がこの地にやってきた目的が理解出来ませんでした。オイゲンは竜に騎士と一緒に生活する事を提案します。
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早朝の日課である居住地を囲む柵の見回りに出掛けたオイゲンの目の前に、その竜は降り立った。竜の放つオーラに撃たれ、オイゲンの供の若い騎士二人は体が動かなかった。オイゲンは一歩踏み出し両手を広げた。賢き者よ何用か。オイゲンは静かに尋ねた。
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竜はサルーインが封じられた事で自由を感じていた。人や神と争う事に意味を感じられなかった彼にとって、邪神からの圧力が無くなったのは幸せな出来事だった。やがて彼の住処の近くに人間がやってきた。人を殺すのに躊躇は無かったが、その連中は奇妙だった。
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オイゲンはミルザブールを離れ、遥か南のバルハラントの近辺に新たな拠点を築こうとします。若い騎士が増え、騎士団が形成されていく中で自分の居場所が無くなったと感じたのでしょう。新天地で活動を始めたオイゲンの前に奇妙な騎士志望者が現れます。
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オイゲンの植民活動は成功し、いくつかの町も出来上がります。彼は
その最も大きい町をミルザブールと名付けます。ミルザの街。ミルザが生きていたら許さなかったでしょうが、この名は全ての騎士にとって胸に刻むべきものなのは間違いありませんでした。