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安倍元総理の国葬儀の挙行が閣議決定されました。外国要人の弔問の場を用意することは、ご遺族や外務省の負担軽減にもなりますし、安倍元総理が築かれた毅然とした日本外交が変わらぬことを示すことに繋がると思います。
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マレーシアのマハティール元首相が東京のご自宅に弔問に出向かれたことでも分かるように、安倍元総理は、各国首脳など多くの要人と退任後も含めて友情を温めてこられた方でした。
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安倍元総理からは、各国要人とのプライベートなエピソードを次々に伺いました。外交経験の豊かさとともに、出会った方々との友情を長年にわたって大切にされる姿勢に、多くを学びました。
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安倍総理のご逝去直後から各国の首脳が日本大使館に足を運んで記帳して下さる様子が報じられました。訪日して弔問したいという問い合わせが多いと聞いており、内閣が弔問の場を用意することは必要だと考えます。
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政調会長として、治安・テロ対策調査会、新型コロナウイルス等感染症対策本部、災害対策特別委員会の早期開催を指示してきました。治安・テロ対策調査会は開催されましたが、参院選の片付けで多用な議員が多いのか未開催の会議もあり、もどかしい限りです。
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7月22日に、日本精神科病院協会の山﨑學会長のご著書『この世は腹の立つことばかり』(文藝春秋)が発売されました。私は帯文を書かせて頂きました。言いたい放題、ユニークなご本です。
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来年度予算概算要求の基本方針について、一昨日の政調全体会議で約1時間30分に及ぶ議論を行い、食料やエネルギーの安全保障や、施策の安定性・継続性への留意(当初予算の確保)を追加して、今日、閣議決定の予定となりました。
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「佐渡島の金山」の世界文化遺産登録に向けては、仮に韓国から言われなき非難があれば毅然と反論する態勢を整えていましたが、まさか日本政府の書類不備によって来年の登録が困難になるとは!新潟県の方々の20年以上のご努力を思うと、怒り心頭です。
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中国が1日で5発ものミサイルを日本のEEZ内に撃ち込んだことは、非常に悪質で危険な行為です。岸防衛相が早々の記者会見で抗議の意思を表明されましたが、米国はじめ同志国と、首相、外相、防衛相の各レベルで、早急にリモート会談を行うべき事態です。
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安倍元総理が「台湾有事は日本有事」と発言しておられましたが、昨日の中国の行為により、多くの方が実感されたと思います。与那国島と台湾の距離を考えると、台湾有事は東京と熱海の間に中国の海空軍が展開するような事態です。日本は間違いなく戦域に入ります。
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特に先島諸島にお住まいの皆様は、大きな不安の中で過ごしておられることだと思います。内閣では最悪の事態発生時の先島諸島住民や台湾在留邦人の避難計画は検討しているはずだと信じますが、先手の十分な備えを求めます。
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各地で豪雨による被害を受けられた皆様に、心よりお見舞いを申し上げます。自民党政調会では、災害対策特別委員会を開催。今日は、被害状況を把握し、来週からの復旧支援に向けた党の対応を議論して頂きました。
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自民党政調会の災害対策特別委員会の被災地視察ですが、今日は新潟県の村上市と関川村に、明日は石川県小松市と福井県南越前町に入ります。急な人事もあり、対応の遅れを心配しましたが、復旧に向けて政府与党一体で尽力します。
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一昨日、政調会長を離任しました。
心残りは、参院選後に「宗教法人法」とフランスの「セクト規制法」を読み込み、宗教関係の霊感商法対策として「宗教法人法改正案」の概要を纏めたのに、文部科学部会長に検討を依頼する前に離任となったことでした。
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私が考えた「宗教法人法改正案」は、文部科学省・文化庁の所管ですし、閣僚は議員立法案を出せないので、残念ながらお蔵入り。でも、河野消費者担当大臣が消費者庁に霊感商法検討会を立ち上げて下さると知りましたので、期待したいと思います。
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ずっと政調会長執務室のクーラーが壊れていて、蒸し風呂のような暑さに耐え、骨太の方針、参院選公約作成、予算概算要求基本方針などの作業に励んできました。ところが、離任2日前の8日にクーラー故障の原因判明。少し悔しいですが、涼しくなった部屋で萩生田政調会長が存分に活躍されますように!
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旧統一教会との接点の有無については、アンケートも多数届いており、政調会長在任中から徹底的に調べていました。2006年にシステム改修した事務所のパソコンは、各種情報が細かく記録できます。選挙応援無し。行事出席無し。金銭のやり取り無し。祝電も当事務所が手配した記録は無しでした。
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ところが、毎日新聞から、21年前の2001年に旧統一教会関連団体が発行する雑誌の対談に参加していたとの指摘があり、国会図書館に調べて頂き、掲載誌を発見しました。大好きだった評論家の細川隆一郎先生からのお誘いで喜んで参加した対談でした。
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細川隆一郎先生との対談掲載誌が旧統一教会関連団体の媒体だとは、当時は知るすべもありませんでしたが、21年前に接点があった事実は変わりません。国民の皆様に深くお詫び申し上げます。
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組閣前夜に岸田総理から入閣要請のお電話を頂いた時には、優秀な小林鷹之大臣の留任をお願いするとともに、21年前の掲載誌についても報告を致しました。翌日は入閣の変更が無かったことに戸惑い、今も辛い気持ちで一杯です。
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日本で一部の情報検索サービスが開始されたのは、2001年の対談の5年前ですが、事務所では未だ利用していませんでした。スマホが初めて米国で販売されたのは、対談の6年後。今ほど手軽に様々な活字媒体の背景を調べることは困難な時代でした。
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それでも、反省するべきは、私が、他県のミニコミ紙でも、読んだことが無い専門誌でも、取材依頼や原稿依頼があれば、対応して発信することが国会議員の責務だと勘違いしていたことです。執筆も大変な作業です。今後、知らない媒体への対応は全て断ることをお誓いします。
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当日に「大臣就退任式」と「引き継ぎ式」をドタキャンしたと報じられ、不正確なので説明します。大臣就退任式は職員が長時間立ったままですので、職員の負担軽減の観点から総務大臣退任時にも辞退しました。引き継ぎ式は、引き継ぎ相手が希望された場合には対応する旨、前日に役所に伝えていました。
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昨年の総裁選時に刊行した著書に書いた通り、日本の学術機関の優れた民生用技術が外国の先端兵器に流用されている現状を改善するべく、外国人研究者のセキュリティクリアランスを法改正で実現したく、経済安全保障担当大臣として頑張ります。
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今夜、台湾の台北国際会議センター(3400席)で、「台湾の真の友人 安倍晋三元首相追悼コンサート」が行われるということで、ビデオメッセージを収録して送りました。台湾の皆様、有難うございました!