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この病院は産婦人科的には本当に陸の孤島で、休止するとお産の環境は厳しくなり「この地域では出産できない」人が続出する。だが、この事態に対する解は見い出せない。
新宮市立医療センターが来年3月以降「分娩」を休止 産婦人科の医師確保のめど立たず mbs.jp/news/kansainew…
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実際、HPVワクチンの接種を希望して来院される方は徐々に、そして確実に増えてきている。願うのは“国の積極的勧奨の再開”と9価ワクチンの定期接種への組み入れだ。微力ながら貢献できるよう、努力していく。
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ワクチン接種から時間が経っているので抗体価は当然下がっていると思われ、重症化予防の効果はまだあるだろうが感染予防の点ではやや心許ない。12月から弊院でも職員向けのブースター接種が始まるが、むしろ早く接種したい。今でも発熱患者を診るのは正直なところ気持ち的にはやや腰がひけてしまう。
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妊婦の感染例も地味に増えてきている。以前、保健所の方と話をした時は「妊婦さんはできるだけ入院してもらうようにしています」と言っておられたが、最近は全く入院先が確保できず自宅療養を余儀なくされている。分娩期の感染例、もはや受け入れ先を探すのは至難だろう。本当に厳しい。
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最前線の悲痛な叫び…じゃなくてつぶやき。圧倒的同意。
“誰かこの素人を黙らせてくれ”「岡田晴恵教授 都医師会のPCRセンターに「早急に東京都をモデルケース | 東京医大八王子医療センター呼吸器内科 「教授」の つぶやき ameblo.jp/tanakadeshita/…
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いま自分が勤務するのはハイボリュームの高次医療機関やがんセンターではない一般市中病院だが、それでも20代、30代の浸潤子宮頸癌は毎年のように遭遇する。前癌病変の子宮頸部高度異形成と診断し円錐切除術が必要になる患者はもっと沢山いる。子宮がん検診は本当に、必ず受けてほしいと心から思う。
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産婦人科医は子宮頸癌で悩んだり苦しんだりする患者さんと直に接する機会が多いため、HPVワクチンの積極的勧奨の再開を望んでいる者がほとんどだ。つい最近、科学的な裏付けのある論文がまた一つ発表された。
nejm.org/doi/full/10.10…
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大学院生だった時、実態はほぼフル勤務の無給医だった。収入源は薄給当直と院外バイト、いま考えると明らかに異常だったな。自分が味わった苦労は若い世代には持ち越さずになくさなきゃな。
無給医 少なくとも2000人 国が初めて存在認める 公表へ | NHKニュース www3.nhk.or.jp/news/html/2019…
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良記事。西浦先生が、的外れな批判を受けても折れない“強い信念”を持って事に臨んでいると感じ安心。経済評論家(≠経済学者)やワイドショーのコメンテーターとしてワーワー言っている人達に是非読んでもらいたい。
西浦×國井 対談「日本のコロナ対策は過剰だったのか」 newsweekjapan.jp/stories/world/…
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「とにかくネットに書いてあります。『子宮』と『シャンプー』のキーワードで検索してみてください。たくさん記事が出てきますよ」と言ってきたので、じゃあそれに『嘘』という言葉を足して検索してみてください、同じぐらいたくさんヒットするはずです、と答えた。
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ネットの健康情報は玉石混淆。一般の方は真偽や軽重が分からないまま検索結果を見て間違った情報を鵜呑みにしてしまう事がある。人に話す前に自身で良く吟味して検証するかきちんと医療者に相談して下さいませませ。