NICU退院は素晴らしい事だ。しかしそれは本人や家族にとってゴールでなくスタートである。早く産まれれば、学齢期まで発達を見ていく中で乗り越えなければいけない課題が沢山出る。それらを全て考慮し蘇生に踏み切るかどうかは、医療技術が発展した今だからこそ倫理面含め家族と話し合い合意形成が必要
障害に対する認識も家族によって異なる中、家族も含めた話し合いでは倫理観とバランス感覚は必要。退院した先の問題も考え、家族の意向を蔑ろにしてないか、やり過ぎた医療をしてないか、赤ちゃんの人権は守られてるか常に考える。そう葛藤するのは、赤ちゃんの味方でいる必要がある新生児医療者の責務
たとえ家族や医療者で十分に話し合いをしても本当にその選択は正しいかという葛藤は自分の中に確実に残る。先輩達が新生児医療前線を退き療育や発達支援分野へ転向するのは理解できる。葛藤への答えを求め続けるのだ。助けた命、助けられなかった命への様々な葛藤を抱え自分は明日も新生児蘇生に臨む
こういう問題は知らないと考えられません。こんな新生児医療の課題や自分の葛藤をテーマに「知ることで救える命がある」と題し11/26にリディラバ@ridiloverに出演します。安部敏樹代表@toshikiabeと対談です。これらにどんな意見がもらえるか。お時間あれば是非 ptix.at/1DfW3h @PeatixJP
素人質問で恐縮ですが、これは本当に新生児の肺出血のレントゲンなのでしょうか?赤ちゃんのレントゲン結構見る方ですが、生後48-72時間以内に亡くなる程の肺出血の赤ちゃんのレントゲンは肺野が真っ白になりますし、サーファクタントの効果も限定的です。残念ながらデマですね twitter.com/nobusinsan/sta…
@Niigata_u_ped 素人ながらあまり赤ちゃんのレントゲン見慣れてないので教えて頂けると助かります。
今日は歴史的な日。HPVワクチン8年ぶりに再開へ。そして今からワクチンの情報への需要が高まる。 まさにゴールではなく、スタートだ。これからが我々の活動の本番である。#みんパピ buzzfeed.com/jp/naokoiwanag…
「小学生じゃあるまいし」という言葉は最近使えない。彼らと話すと実に知識が豊富だ。キッズ携帯の緊急ボタンを押し、近くのポストの地番を読み位置情報を伝えるのは大人でも出来まい。 情報源がテレビだけだった我々と違い、彼らはYouTube等情報を得る様々な環境にある news.yahoo.co.jp/articles/44901…
実はうちの長女、耳かき中に鼓膜穿孔してます。三女がダイブしてきたから。子供に耳かき不要と知ってたが、長女が気持ちいいと言うので止めるのを躊躇った事、事故予防の面でも小児科医として後悔。ひまみみ先生@ent_univ_ の記事、多くの親御さんに届きます様に news.yahoo.co.jp/byline/maedayo…
HPVワクチン接種機会を逃した女性に無料接種する方針を厚生労働省が発表。実に9学年分を無料とは!来年4月から検討との事。積極的勧奨も再開し事態が一気に動いた。 しかし次に問題になるのはHPVワクチン不足。世界的に不足してるため日本に回ってこない news.livedoor.com/article/detail…
今日は世界早産児デー。彼らの成長が新生児科医として活力をくれる。自分が最初に主治医になった1000g未満児は中学生。両親は「先生は三人目の親だ」と毎年年賀状くれる。発達は外来で診るが、写真展があると成長さらに見れて嬉しい。世界中の早産児が健やかに育ちますように nordot.app/83249732646073…
妻は医療的ケア児が可愛いと助産師から学校看護師に転向。学校に駐車場用意できないと言われ毎回60分440円のコインパーキング駐車。時給1300円なので実質時給860円で1人で命を守ってる。アルバイトの全国平均より低い。うちはお金にこだわりなく妻も楽しんでるが、学校看護師増えない理由がわかる
大谷選手が闘病中子ども支援に寄付、本当に素晴らしい。USJがこども病院のキッズルームを寄付したり、ひろゆき氏が児童養護施設にPC128台を寄付したり。育児世代へ援助が次々削減される中、子供達に暖かい手を差し伸べてくれる著名人や企業をメディアはもっと報道すべき nordot.app/83385180654059…
実はこういうニュース、個人的に心をえぐられる。介護や育児を母親に強いる日本社会。67歳夫と35歳子供が重度身体障害で寝たきり。自身も身体障害を抱え介護に疲弊。もちろん殺人は殺人で罪は償うべきだが、母親の追い詰めまれた精神状態を想像しただけで心が重くなる asahi.com/articles/ASPCL…
去年の虐待相談は20万件突破。ついに厚労省が見守り必要な育児家庭の支援を「義務化」した。育児支援ヘルパー派遣決定。問題が潜在化しやすいヤングケアラーの家庭も含められ素晴らしい。 行政が義務化すると、事態は一気に動く。それに次ぎサービスの質が問題化し改善される jiji.com/jc/article?k=2…
手足口病ほんとに増えてきました。ほむほむ先生@ped_allergyのわかりやすさ抜群の記事。 一般小児診療の勉強不足の自分にとって大変勉強になる内容。爪が取れる爪甲脱落症見たことあるが、コクサッキーウイルスA6型が原因だそう。 news.yahoo.co.jp/byline/horimuk…
残念ながらこの流れは今後も続くだろう。年間300件の分娩を常勤2人で見続ける事の過酷さをまず世間は気づかなければならない。この常勤2人を自分は責められない。 mbs.jp/news/sp/kansai…
小児性加害者の常習性は性犯罪の中でも異常な高さだ。そして彼らの3割が子供に関わる仕事に就いている事実は衝撃だ。3年で職場復帰できたのが今年法改正され各教育委員会判断になったが、それでも甘い。職業選択の自由もあるが、被害に遭う子供達の人権をまず守りたい dot.asahi.com/dot/2021111800…
日本の母親を取り巻く環境の過酷さは異常。母性愛は素晴らしいが「神話化」すると一気に母親達を追い詰める。出産育児し始めると女性が抱える不安や浴びる中傷は、母性愛神話から来る物も多い。この母性愛神話は経済成長期が産んだ社会の歪みであり今の状況に明らかに合わない news.yahoo.co.jp/feature/1492/
しかし日本社会はこれまで母性愛神話を社会の歪みと認識してきただろうか。母親達の苦悩を愚痴として軽んじてきたのではないか。母性愛を盾に母親達を追い詰めてきたのではないか。母親達が出産育児をきっかけに人生ハードモード突入するのは、個人の問題でなく社会問題として認識すべき証拠である
社会問題とは皆で考えるべき問題である。母性愛神話に苦しむ人々以外がこの問題をまず「知る」事から始まり、立場の異なる人達(男性や日本以外で子育てをする方々)が声をしっかり上げていく事は、日本で子育てする母親を母性愛神話の圧力から解放する事に重要。
母親自身が個人で母性愛を感じ育児をする事はとても素晴らしい事だ。しかしそれを神話化しそれを盾に、周囲が育児を母親に押し付けるのは明らかにおかしい。長年日本社会は高度経済成長を言い訳に、母親を家庭に閉じ込め社会から孤立化させ、時に母親の命を奪った。
小児性犯罪の課題は多い。被害受けた子に「ペニスどこまで咥えたか。喉に当たったか」と何度も聞く専門職がいる。司法、警察、医療福祉の連携が上手くいかずセカンドレイプ繰り返す現状。各専門機関の連携を取る小児権利擁護センター(CAC)設立必須。つなっぐさん、応援します syncable.biz/campaign/1926/…
0歳の子育てまでにかかる自己負担は110万円。内祝いには14万もかかっている!748人の親を対象としたアンケート調査。住宅など生活環境も変わると更にかかるのが現状。今の日本では子供を持つ事が経済的リスクになってるのは明らか。これでは子供は増えまい news.mynavi.jp/article/202111…
育休取得前は8割が職場の雰囲気や経済面を心配するが、取得後9割が満足。しかも満足したのは2週間だと3割だが、1か月以上だと9割が上昇というデータも興味深い。育休で「まじめに」家事育児に取り組むと家庭への好影響は勿論、効率化を重視する意識を持ち職場に帰ってくる yomiuri.co.jp/life/20211120-…