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これはすごい記事です。江川紹子さんによる、西塚至・墨田区保健所長へのインタビュー。池井戸潤さんの小説のような臨場感と熱意にゾクゾクし、読み終わると勇気が湧いてきます。 twitter.com/amneris84/stat…
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歴史学者の色川大吉さんがお亡くなりになりました。民衆史を開拓され、自分史を提唱。水俣病事件の調査や市民運動にもかかわってこられました。小社では、『自由民権』『明治精神史』『わたしの世界辺境周遊記』等の著作があります。謹んでお悔やみを申し上げます。
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今日はドイツの理論生物学者ユクスキュルの誕生日(1864年)。主体としての動物が知覚し作用する環境の総体が、それぞれの動物の世界をなすという〈環世界〉説を提唱しました。その影響は、動物学よりもむしろ哲学方面に大きく及んでいます。
『生物から見た世界』☞ iwnm.jp/339431
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小社も掃除しよう… twitter.com/Yomiuri_Online…
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【今日はミヒャエル・エンデの誕生日】『モモ』に続く長編が『はてしない物語』。ファンタージエン国は正体不明の〈虚無〉におかされ滅亡寸前。そしてそれを救うのは、あかがね色の本を読んでいる10歳の少年――日本語版単行本も、あかがね色の本。是非店頭でご覧ください。☞ iwnm.jp/110981
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今日は小林多喜二の誕生日(1903年)。初め人道主義的な小説を書き、のちプロレタリア作家として活動。官憲の拷問によって虐殺されました。30年の短い生涯でしたが、彼の作品は貧困にあえぐ人々の心をいつまでも代弁し続けています。☞ iwanami.co.jp/search/?&searc…
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#歴史戦 の誕生と展開を辿り、実態を検証した1冊。
山口智美、能川元一、テッサ・モーリス‐スズキ、小山エミ『海を渡る「慰安婦」問題――右派の「歴史戦」を問う』☞ iwnm.jp/022232
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【本の豆知識】#ミステリと言う勿れ で登場した「版(ハン)が違うと使えないかもしれないから」という牛田元刑事の台詞。簡単に解説します。
「版」☞ 改訂等で内容の変更を伴う
「刷」☞ 同じ版で再度発行する。現在は増刷=重版と同義で使われるケースが多い(「版」が入るので紛らわしいですね) twitter.com/not_mystery_/s…
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「お母さん、私は星ひとつに美しい言葉をひとつずつ唱えてみます」
今日は韓国の国民詩人・尹東柱の命日(1945年)。戦争末期、留学先の日本で27歳で獄死。しかし、人を愛した詩人が紡いだ清冽な言葉は、今も私たちの魂を揺さぶります。
『尹東柱詩集 空と風と星と詩』☞ iwnm.jp/320751
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今日は #多喜二忌 。昭和初期に活躍したプロレタリア作家・小林多喜二は、1933年のこの日、官憲の拷問を受け獄死しました。30年の短い生涯でしたが、彼の作品は貧困にあえぐ人々の心をいつまでも代弁し続けています。☞ iwanami.co.jp/search/?&searc…
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1933年の今日、国際連盟総会がリットン調査団の報告書を採択。全権大使・松岡洋右は退場します。松岡は帰朝後のラジオ演説で「自分は失敗した」と述べますが… 加藤陽子さんが、日中双方の「戦争の論理」を腑分けし精緻にたどります。
加藤陽子『満州事変から日中戦争へ』☞ iwnm.jp/431046
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「戦争のことを聞いただけで、それを考えただけでむかつくような、そんな本が書けたら。戦争のことを考えることさえぞっとするような、そういう本を。将軍たち自身が吐き気をもよおしてしまうような本を」
――アレクシエーヴィチ『戦争は女の顔をしていない』より
☞ iwnm.jp/603295
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【本日発売】赤ん坊の頃、落雷に直撃された少女メアリ・アニング。父を手伝い、観光客に売りつける化石を発掘する「稲妻メアリ」は、地質学への情熱を育んでいきます。
アンシア・シモンズ 作/布施由紀子 訳/カシワイ 絵
『ライトニング・メアリ 竜を発掘した少女』☞ iwnm.jp/116034
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【緊急掲載】ロシア軍によるウクライナ侵攻を受け、作家のドミートリー・ブィコフが国を主語にものごとを考えることの危険性を訴えています。
「戦争という完全な悪に対峙する──ウクライナ侵攻に寄せて|ドミトリー・ブィコフ/奈倉有里編訳」
コロナの時代の想像力 #note note.com/iwanaminote/n/…
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(承前)石井桃子さんが岩波書店で最初に出版したのは、『熊のプーさん』(“くま”は漢字でした)。1940年12月、四六判で1円20銭でした。そば1杯15銭の頃ですから8杯分ですね。その他にも数々の名作児童文学の翻訳に携わりました。☞ iwanami.co.jp/search/?&searc…… https://
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1945年の今日、米軍による #東京大空襲 開始。全都の約40%が焦土と化し、死者・行方不明者は約10万人。被害の大部分が民間人に及んだこの空襲は、戦争を象徴する悲劇としていつまでも記憶に留めておく必要があります。
早乙女勝元『東京大空襲』『東京が燃えた日』☞ iwanami.co.jp/search/?&searc…
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今日は #砂糖の日 。この甘くて白い物質が人類史に大きな変革を生んだことをご存じですか。大航海時代、植民地、プランテーション、奴隷制度、産業革命――世界史用語が、砂糖をキーワードにつながります。岩波ジュニア新書売上歴代1位の名著です。
川北稔『砂糖の世界史』☞ iwnm.jp/500276
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今日は「雪博士」中谷宇吉郎が、世界で初めて雪の結晶の作製に成功した日(1936年)。博士自身が、研究の出発から雪の結晶の生成条件を明らかにするまでを懇切に語った本書は、岩波新書創刊以来のロングセラー。現在は岩波文庫に衣替えです。
中谷宇吉郎『雪』☞ iwnm.jp/311242
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今日は高村光太郎の誕生日(1883年)。ロダンに傾倒した彫刻家、『道程』『智恵子抄』などの優品を残した詩人は、小社とも縁が深く、社章〈種まく人〉、社歌の歌詞も彼の作品。『高村光太郎詩集』は作者が生前自ら校閲した最後の詩集です。☞ iwnm.jp/310471
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「ロシア国民に真実を」 ノーベル賞作家ら反戦訴え声明
ウクライナ人の母とベラルーシ人の父をもつノーベル文学賞作家アレクシエーヴィチ、そしてロシア人作家ウリツカヤやアクーニンらの著名作家が声明を発表。「完全な真実」をロシア国民に伝えるよう訴えかけています。 nikkei.com/article/DGXZQO…
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1953年の今日、サン=テグジュペリ『星の王子さま』初の邦訳が刊行。石井桃子の薦めにより内藤濯が翻訳、岩波少年文庫創刊の1冊としてでした。年齢によって幾通りもの読み方ができる不思議な物語。作者自身の手になる挿絵とともにお楽しみください。
『星の王子さま』☞ iwnm.jp/114001
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1928年の今日、三・一五事件発生。小林多喜二は、この事件を題材にして特高警察の残虐を徹底的に曝露した作品を発表します。岩波文庫版解説で、蔵原惟人さんは多喜二が「特高警察に虐殺されるにいたったことと無関係ではない」とします。
小林多喜二『一九二八・三・一五』☞ iwnm.jp/310881
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俳優の宝田明さんがお亡くなりになりました。旧満州で幼少期を過ごし、1953年デビュー後は東宝の看板スターとして映画やテレビで活躍されました。小社では、2015年刊『私の「戦後70年談話」』にご寄稿くださいました。謹んでお悔やみを申し上げます。 twitter.com/nhk_news/statu…
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「強い艦隊や新型の爆撃機、それに新型の戦車などを使うのは、最も原始的で時代遅れなやり方です…彼(プーチン)が私たちを連れて行こうとする先は彼が理解できる場所、つまり過去なのです」
NHK WEB特集にノーベル賞作家アレクシエーヴィチのインタビュー掲載。必読です。 www3.nhk.or.jp/news/html/2022…
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新藤宗幸さんが亡くなられました。日本の政治・行政を批判的な視座から鋭く論じてこられました。小社でも『行政改革と現代政治』に始まり、『行政指導』『技術官僚』『司法官僚』『教育委員会』『原子力規制委員会』『新版行政ってなんだろう』など多数の著書があります。謹んでお悔やみ申し上げます。 twitter.com/mainichijpnews…