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社会学者の見田宗介さんがお亡くなりになりました。その著作に大きな影響を受けられた方も多いと思います。小社では新書『現代社会の理論』『社会学入門』のほか、真木悠介『時間の比較社会学』、『定本 見田宗介著作集』『定本 真木悠介著作集』等があります。謹んでお悔やみを申し上げます。 twitter.com/asahi/status/1…
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【今日の名言】無理に強いられた学習というものは、何ひとつ魂のなかに残りはしない。
――プラトン/藤沢令夫訳『国家』 iwnm.jp/336017
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スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ『戦争は女の顔をしていない』( iwnm.jp/603295 )を原案とした映画『戦争と女の顔』が、7/15に日本公開決定。第二次世界大戦後のレニングラードで、PTSDを抱えた元女性兵士の生と死の闘いを描きます。カンヌ国際映画祭2冠に輝いた作品をお見逃しなく! twitter.com/eigacom/status…
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今朝4/7のNHK「あさイチ」で、小梅けいとさんの『戦争は女の顔をしていない』(KADOKAWA)が紹介されました。スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチの原作( iwnm.jp/603295 )への言及も。
NHK+見逃し配信☞ plus.nhk.jp/watch/st/g1_20…
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今日はイギリスの政治哲学者ホッブズの誕生日(1588年)。後世に多大な影響を与えた『リヴァイアサン』は、国家の別名に恐ろしい怪物の名を付しました。未だに私たちは、相互闘争を社会の自然とする彼の説を「意地の悪い考えだ」と断言できません。
『リヴァイアサン』☞ iwnm.jp/340041
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ヤン・ポトツキ/畑浩一郎訳『サラゴサ手稿』(全3冊)は、本年9月より岩波文庫に収録予定です。どうぞご期待ください! twitter.com/fujiwara_ed/st…
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モモケンこと #尾上菊之助 さんが、今朝のあさイチにご出演。歌舞伎座の魅力を語って下さいました。7月には、『弁天小僧』から『風の谷のナウシカ』まで、菊之助さんがご自身のあくなき挑戦をつぶさに語った、『菊之助の冒険』(長谷部浩編)を小社より刊行予定です。#カムカムエヴリバディ #カムカム twitter.com/asadora_bk_nhk…
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思わずゼロの数を何度も数え直しました…
超入手困難 世界初【戦前『岩波文庫書目綜覧』】
page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/r48…
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【本日発売】意図を表明することと、予想を述べることはどう異なるのか。意図、行為を考える上でアリストテレス以来の最重要文献にして、ウィトゲンシュタインの高弟アンスコムの主著。待望の新訳。
G.E.M.アンスコム/柏端達也訳
『インテンション――行為と実践知の哲学』☞ iwnm.jp/061527
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今日は童話作家・新美南吉の命日(1943年)。結核によりわずか29歳、2冊の童話を出版しただけで世を去りますが、その作品は今もなお多くの人の心をとらえています。岩波文庫には、「ごん狐」ほか、豊かな空想と郷土色を特徴とする14篇を収録。
『新美南吉童話集』☞ iwnm.jp/311501
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新藤宗幸さんが亡くなられました。日本の政治・行政を批判的な視座から鋭く論じてこられました。小社でも『行政改革と現代政治』に始まり、『行政指導』『技術官僚』『司法官僚』『教育委員会』『原子力規制委員会』『新版行政ってなんだろう』など多数の著書があります。謹んでお悔やみ申し上げます。 twitter.com/mainichijpnews…
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「強い艦隊や新型の爆撃機、それに新型の戦車などを使うのは、最も原始的で時代遅れなやり方です…彼(プーチン)が私たちを連れて行こうとする先は彼が理解できる場所、つまり過去なのです」
NHK WEB特集にノーベル賞作家アレクシエーヴィチのインタビュー掲載。必読です。 www3.nhk.or.jp/news/html/2022…
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俳優の宝田明さんがお亡くなりになりました。旧満州で幼少期を過ごし、1953年デビュー後は東宝の看板スターとして映画やテレビで活躍されました。小社では、2015年刊『私の「戦後70年談話」』にご寄稿くださいました。謹んでお悔やみを申し上げます。 twitter.com/nhk_news/statu…
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1928年の今日、三・一五事件発生。小林多喜二は、この事件を題材にして特高警察の残虐を徹底的に曝露した作品を発表します。岩波文庫版解説で、蔵原惟人さんは多喜二が「特高警察に虐殺されるにいたったことと無関係ではない」とします。
小林多喜二『一九二八・三・一五』☞ iwnm.jp/310881
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1953年の今日、サン=テグジュペリ『星の王子さま』初の邦訳が刊行。石井桃子の薦めにより内藤濯が翻訳、岩波少年文庫創刊の1冊としてでした。年齢によって幾通りもの読み方ができる不思議な物語。作者自身の手になる挿絵とともにお楽しみください。
『星の王子さま』☞ iwnm.jp/114001
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「ロシア国民に真実を」 ノーベル賞作家ら反戦訴え声明
ウクライナ人の母とベラルーシ人の父をもつノーベル文学賞作家アレクシエーヴィチ、そしてロシア人作家ウリツカヤやアクーニンらの著名作家が声明を発表。「完全な真実」をロシア国民に伝えるよう訴えかけています。 nikkei.com/article/DGXZQO…
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今日は高村光太郎の誕生日(1883年)。ロダンに傾倒した彫刻家、『道程』『智恵子抄』などの優品を残した詩人は、小社とも縁が深く、社章〈種まく人〉、社歌の歌詞も彼の作品。『高村光太郎詩集』は作者が生前自ら校閲した最後の詩集です。☞ iwnm.jp/310471
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今日は「雪博士」中谷宇吉郎が、世界で初めて雪の結晶の作製に成功した日(1936年)。博士自身が、研究の出発から雪の結晶の生成条件を明らかにするまでを懇切に語った本書は、岩波新書創刊以来のロングセラー。現在は岩波文庫に衣替えです。
中谷宇吉郎『雪』☞ iwnm.jp/311242
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今日は #砂糖の日 。この甘くて白い物質が人類史に大きな変革を生んだことをご存じですか。大航海時代、植民地、プランテーション、奴隷制度、産業革命――世界史用語が、砂糖をキーワードにつながります。岩波ジュニア新書売上歴代1位の名著です。
川北稔『砂糖の世界史』☞ iwnm.jp/500276
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1945年の今日、米軍による #東京大空襲 開始。全都の約40%が焦土と化し、死者・行方不明者は約10万人。被害の大部分が民間人に及んだこの空襲は、戦争を象徴する悲劇としていつまでも記憶に留めておく必要があります。
早乙女勝元『東京大空襲』『東京が燃えた日』☞ iwanami.co.jp/search/?&searc…
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(承前)石井桃子さんが岩波書店で最初に出版したのは、『熊のプーさん』(“くま”は漢字でした)。1940年12月、四六判で1円20銭でした。そば1杯15銭の頃ですから8杯分ですね。その他にも数々の名作児童文学の翻訳に携わりました。☞ iwanami.co.jp/search/?&searc…… https://
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【緊急掲載】ロシア軍によるウクライナ侵攻を受け、作家のドミートリー・ブィコフが国を主語にものごとを考えることの危険性を訴えています。
「戦争という完全な悪に対峙する──ウクライナ侵攻に寄せて|ドミトリー・ブィコフ/奈倉有里編訳」
コロナの時代の想像力 #note note.com/iwanaminote/n/…
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【本日発売】赤ん坊の頃、落雷に直撃された少女メアリ・アニング。父を手伝い、観光客に売りつける化石を発掘する「稲妻メアリ」は、地質学への情熱を育んでいきます。
アンシア・シモンズ 作/布施由紀子 訳/カシワイ 絵
『ライトニング・メアリ 竜を発掘した少女』☞ iwnm.jp/116034
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「戦争のことを聞いただけで、それを考えただけでむかつくような、そんな本が書けたら。戦争のことを考えることさえぞっとするような、そういう本を。将軍たち自身が吐き気をもよおしてしまうような本を」
――アレクシエーヴィチ『戦争は女の顔をしていない』より
☞ iwnm.jp/603295
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1933年の今日、国際連盟総会がリットン調査団の報告書を採択。全権大使・松岡洋右は退場します。松岡は帰朝後のラジオ演説で「自分は失敗した」と述べますが… 加藤陽子さんが、日中双方の「戦争の論理」を腑分けし精緻にたどります。
加藤陽子『満州事変から日中戦争へ』☞ iwnm.jp/431046