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ある大雪の日、ガソリンスタンドに寄ったときの店員との会話が映画的で良かったなと思い出す。
「大雪のせいでローリーが来ないからレギュラーは一人10Lまでっす」
「この店、雪も降りこみゃガソリンも無いの。じゃあハイオク満タンだね」
「そう来なくちゃ。兄さんのクルマ、馬力出ますよ」
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大阪駅のホームで〈びわこエクスプレス〉に乗ろうとしたところ、ホームを歩いて来たお洒落そうな見た目のカップルのうち彼女の方が「これ何?」と言ったところ彼氏が「余分な電車を使った列車だよ」とホームライナーの存在意義を一言で的確に説明していて、思わず「何者?」と口に出してしまった
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本来は小単位かつ自由な移動を実現するための枠組みであった「新交通システム」はただの軽便電車になってしまうし、LRTの「トランジット」の部分はおざなりになるし、BRTは「ラピッド」の観点が抜けていつの間にか連接バスのことになってしまう本邦の運輸行政……
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名古屋鉄道最大の謎。なぜか御殿場で中華料理店を運営している
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高速道路に「ここは上り坂」「渋滞ポイント」と書いた標識が立っているけれど、具体的な指示がなくドライバーの為すべきことをそれとなく察せよだけで済ませる日本的マネジメントを感じる。具体的に書いた方が良いと思う。「アクセルを踏め」
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仮に猫耳幼女記念大垣駅前タワー(全高410m)が建設されたとして、入場料1,000円+展望台行きエレベーター運賃500円みたいな徴収の仕方をすると多分「中に入ったらまたカネを取られた」って評判が立つと思うんだけど、入場料2,000円(エレベーター代も含む)だと誰も文句を言わないはずなんだよなとか
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この辺の議論は1970年代の新交通システム黎明期に都市工学畑でも指摘されている話で、そこで「ビルのエレベーターに誰も運賃を支払わないことが当たり前だ」という例え話をよく見かける
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東武100系、経年なりに草臥れているけれど豪華なものを作ろうという明確な意思を持って作られたものであるので、「じゃらん」で中の下くらいの価格帯に居る地方都市の結婚式とか忘年会とかライオンズクラブの例会とかの需要を引き受けているタイプのホテルみたいな雰囲気がある