公)95歳7カ月の現役最高齢棋士、杉内寿子八段が甲田明子四段を破りました。史上最高齢の勝利記録は、ご主人の故・杉内雅男九段の96歳10カ月。ことばがありません。
北〕囲碁界に史上最年少の中学生チャンピオンが誕生した。6日の第26期女流棋聖戦三番勝負第3局で挑戦者の中学2年生・仲邑菫三段が上野愛咲美女流棋聖(21)に勝ち、シリーズ2勝1敗で初タイトルとなる女流棋聖を奪取した。13歳11カ月、男女合わせて史上最年少でのタイトル獲得となった。
公)仲邑菫二段が史上最年少のタイトル挑戦者となりました。藤沢里菜女流名人への挑戦権を争う女流名人戦リーグで2位の謝依旻七段が敗れ、先に1位で打ち上げていた仲邑さんの優勝が決まりました。13歳の挑戦は、8年前の女流本因坊戦で藤沢さんが挑戦した16歳を大幅に塗り替える最年少記録です。
公)今年度の新初段、加藤優希さんは将棋の藤井聡太六冠と同じ名古屋大学教育学部付属中・高校で学びました。記者会見で私が問うと「知ってたんですか。藤井は……藤井くんは」と思い出を語ってくれました。中1と中3のときは同じクラス。卒業アルバムに「囲碁がんばって」と書いてもらったそうです。
尾)囲碁名人戦、芝野名人の今日のマスクはスナネコ柄。第2局2日目につづいての動物柄です。 ハシビロコウ柄だった前局は果たしてコウ争いが起きましたが、今回は……? asahi.com/articles/ASN9R…
尾)第47期囲碁名人戦第7局は芝野虎丸挑戦者が井山裕太名人に勝ち、19歳で史上最年少名人となった2019年以来、3期ぶりとなる名人奪還を果たしました。 井山名人の40子以上の大石を仕留め、劇的な逆転勝利でフルセットの死闘を制しました。
公)名人本因坊vs棋聖の頂上決戦、本因坊戦七番勝負第1局は、解説の高尾紳路九段が「歴史的名局」と讃える熱戦になりました。井山裕太本因坊が一力遼棋聖に357手の超長手数で黒番半目勝ち。めくるめくコウ争いが終局間際まで続き、整地後の盤上は黒地2目を残し黒白の石でびっしり埋まっていました。
耕)芝野名人が着けてきたマスクはハシビロコウ柄。「動かない鳥」として知られていますが、芝野名人も対局中は動きが少ないことで有名です。 【速報】芝野名人のマスクに描かれた鳥 飛び交う臆測:朝日新聞デジタル asahi.com/articles/ASN9H…
村)今日と明日、アマチュア名人戦三番勝負が日本棋院で行われます。アマ名人戦といっても、囲碁ではなく将棋です。先ほど立会人の加藤一二三九段が幽玄の間に入り、対局環境を確認しました。加藤九段は市ヶ谷の日本棋院に来るのは初めてとのことです。
関西棋院は17日、大阪市の小学3年生、9歳4カ月の藤田怜央さんを「英才特別採用棋士」として採用すると発表した。2019年に10歳0カ月で日本棋院の英才特別採用推薦棋士になった仲邑菫二段(13)より早く、9歳7カ月という韓国と中国での最年少記録も更新し、世界における史上最年少棋士となる。
公)棋聖戦予選決勝は、仲邑菫二段が鳥井裕太三段を下し、最年少のCリーグ入りを決めました。3日前にCリーグ入りした福岡航太朗二段の15歳4カ月の記録を大幅に塗り替える12歳2カ月。これで11連勝、今年の成績は22勝2敗。次戦は女流本因坊本戦2回戦の牛栄子三段戦。勝てばベスト8です。
耕)張栩九段、泉美六段夫妻の長女、中学2年の心澄(こすみ)さん(13)が8日、囲碁の棋士採用試験に合格し、プロ入りを決めました。曽祖父は故・木谷実九段、祖父は小林光一名誉名人。親子4代続く棋士の誕生は日本棋院所属では初めてとなります。
村)史上最年少となる10歳の囲碁棋士が今春、誕生することになりました。大阪市の仲邑菫(なかむら・すみれ)さん(9)。院生同士の競争を勝ち抜く通常の基準ではなく、日本勢のレベル向上のために日本棋院が新設した「英才枠」の第1号です。
尾)広島アルミ杯若鯉戦は、藤沢里菜女流三冠が孫喆七段に332手までで白番半目勝ちし、接戦を制して優勝を決めました。 男女競合の公式戦で女性棋士が優勝するのは初めてです。おめでとうございます! (2006年の第1回大会で謝依旻六段が優勝していますが、当時は非公式戦でした)
北〕史上最年少13歳11カ月、こぼれる笑顔。 第26期女流棋聖戦三番勝負第3局で挑戦者の中学2年生・仲邑菫三段(13)が上野愛咲美女流棋聖(21)に勝ち、シリーズ2勝1敗で初タイトルとなる女流棋聖を奪取した。
公)仲邑菫三段、藤沢里菜女流本因坊を破り、女流棋聖の挑戦権獲得です! 1手30秒の早碁で際どい読み合いを制し、堂々の勝利。初タイトルをかけた上野愛咲美女流棋聖との三番勝負は、年明けに開幕します。
村)張栩名人は「想像以上にすごい子。小学生時代の井山(裕太五冠)さんと打ったことがあるが、当時の彼より強いぐらい」。世界の舞台での活躍を目指します。 囲碁の天才少女、10歳で最年少プロに 名人も手腕評価:朝日新聞デジタル asahi.com/articles/ASM14…
公)右目は見えず、左目0.01の弱視の岩﨑晴都さんが1日、日本棋院東京本院の院生になりました。視覚障害者の院生は前例がなく、日本棋院は岩﨑さんが用いる特別仕様の碁盤を導入して迎えました。「左目0.01で挑むプロ棋士の道 岩﨑晴都さん12歳、囲碁のプロ候補生に」youtu.be/MQxG4ALULLI
村)本戦Dブロックで4連勝して最多勝ち抜き者となり、優勝決定トーナメント戦で元名人の高尾紳路九段、タイトル保持者の村川大介十段を撃破。次の相手は許家元八段ー河野臨九段戦の勝者です。 17歳の上野愛咲美、囲碁・一般棋戦で女性初の4強入り:朝日新聞デジタル asahi.com/articles/ASM8Y…
北〕十段戦予選C決勝で77歳年下の横田日菜乃初段に勝ち、女性棋士の最年長勝利記録を1カ月更新した現役最年長棋士・96歳1カ月の杉内寿子(かずこ)八段。輝く笑顔と煌めく瞳![写真提供・日本棋院]
公)現役最年長棋士の杉内寿子(かずこ)八段が、碁聖戦予選で46歳年下の宮崎龍太郎七段(50歳)に黒番4目半勝ちしました。96歳0カ月、自ら持つ女性棋士の最年長勝利記録を更新しました。全棋士最年長記録は夫の故・杉内雅男九段の96歳10カ月。締めのことばが見つかりません。
公)仲邑菫三段、本日の十段戦予選B決勝で秋山次郎九段を大逆転で破り、枠抜けしました! 秋山さんは2013年の天元挑戦者。トップ棋士に押され気味でしたが、中央の相手の大石に豪快なカウンターを決めて、仕留めてしまいました。
耕)囲碁名人戦の控え室に将棋の渡辺明名人が訪れました。
公)仲邑さん、途中AIが勝率99%を示すほどの大優勢を築きながら、ヨセで緩んで逆転負けを喫しました。終局後しばらく、じっと盤面を見つめてひとことも発しませんでした。表情を映し出すカメラのモニターから、彼女の悔しさがびんびん伝わってきました。
公)元名人、張栩九段の次女の小学6年生、心治(こはる)さん(12)が日本棋院の女流棋士採用試験で1位になり、4月1日付のプロ入りを決めました。曽祖父の昭和の大棋士、故木谷実九段から数えて親子4代の囲碁一家。張栩家は母の泉美七段、姉の心澄(こすみ)初段と合わせて全員棋士となります。