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逆に「なんだよアイツら、好き勝手言いやがって…。」この感情が芽生えたら、チームは一気に方向性を見失う。
サポーターと選手の感情のもつれは必ず選手と選手のもつれに発展する。グランド、ロッカールームなどでいがみ合うようになってくる。選手も強くないから、誰かのせいにしたくなるから。
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優勝争いのなか、サンフレッチェ広島戦に敗れた。
広島空港に向かうが、高速道路で動かない。
GWにしても異常な止まりよう。
情報が錯綜するなか、バスジャックとの報。
6時間も高速道路で立ち往生。
「トイレを貸してもらえないですか?」
トリコロールカラーのチームバスが人助けになれた。
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ゴンさんのアスルクラロ沼津の加入が正式に決まったから、連絡を取った。11月1日に奈良クラブとの試合、絶対に来て下さい、待ってますと伝えた。ゴンさんがとにかく挑戦、やれることを精一杯やって、あとはサッカーの神様が微笑んでくれるかどうか、グランドで会おうと。
奈良で待ってます。
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ゴンさんは岡山劇場を始めようと思った憧れの人。褒めてくれたり、叱ってくれたりいろいろ教えてくれた。
奈良クラブに決まったときに、地域リーグですが、選手を続けようと思いますと伝えると、
「羨ましいな。俺ももう一度選手に戻りたい。オカ、やれるだけやれよ。」
やっぱり選手がいいもんな。
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ただ、間違いなく言えるのが、降格してもチームに残ろうと思うのかはサポーターが鍵を握っている。金銭面やカテゴリーなどよりも、サポーターに想いを返さないと次に進めないと、チームに残る選手がどれだけいるかがチーム力に繋がってくる。現在の残留争いのさなか、来季を見据える部分もあると思う。
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選手は試合に出ていないとネガティブになる。自分が出る為には負けて欲しいと考えてしまう。あってはならないけど、選手も自分の契約があるから仕方ない部分は理解してあげて欲しい。それでも、試合に出れない選手も勝って欲しいと思えるチームは一体感があり、出れない選手の分も頑張ろうと思う。
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最後に当時の思い出話。
寺田 箕輪、佐原、伊藤、岡山で形成していた川崎山脈。
全員が180cmオーバーで、相手攻撃を跳ね返すことで名付けられた。
ある女性サポが
「岡山が入ると川崎山脈のイケメン偏差値が一気に下がるわ。」
俺が悪いんじゃない。
特に佐原がイケメンすぎるねん(笑)。
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昇格争いよりも、降格争いの方が過酷なのは間違いない。
コンサドーレの降格争いの時に、自分の精神の弱さを痛感した。
残留争いをしているサポーターに伝えたいのは、その状況下で、精神を強く保てる選手はなかなかいない。どうしたら良いのか?俺には今なお答えが見つけれないままである。
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東日本大震災から5年が経過した。
風化させてはいけない。
石巻の小学校に夢先生をした時、辛い現実のなか、あえて将来の夢を聞いた。
「大工さんになりたいです。流された家を直せる大人になりたいから。」
目に涙を溜めながら、前を向いて進む少年が、大人になるまでは、復興は終わらない。
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ずっとずっとコンサドーレの1年を見ていました。シーズンが終わってコンサドーレへの想いを書くまでは、中途半端に書かないと思っていたけど、この想いだけは伝えたいです。
絶対に勝って。
あの2011年の最終戦みたいに、みんなの力で選手に力を与えて、3連勝やっちゃってくれ。
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ブログを更新した。
これからも毎年8月4日にマツ君への想いを書いていこうと思う。
その年、その時で何を思い、自分の心境をマツ君に問いかけながら。
サッカーが好きだと言える自分なのか、向き合ってみるために。
okayamakazunari.net/modules/wordpr…
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Jリーグを愛する人々へ。
Jリーグを代表したチームがすべて敗退したのをどう受け止めますか?それらのチームが力不足だったと片付けますか?
アジアの頂点に立てないのは悔しくないんですか?他人事、他チームの事だと思うんじゃなく、自分達の悔しさとして、声をJリーグに届けて欲しい。変革を。