「オレの残高がマイナス2022オムロ……?」「そうよ」「融資してくれるって」「そうよ。融資よ。だからマイナスなの」「ちょっとまって!?」「電気鞭のひと打ちごとに1オムロ返済できるわ!楽しいでしょ!」「それって」「私が貴方を打って楽しむの!」「何故!?」「お前がバカだからだ!」26
次の瞬間、ベイブの身体が真っ二つに裂け、中から名状しがたい奇怪な鞭触手塊モンスターが這い出したのだ!「2022回!貴様を鞭打って情報のゴミクズにし、その残滓を啜る!それが我々の深甚なる使命也!」「アイエエエエエ!助けて!」「助けなど来ぬ!ビルルルルーッ!」「助け……!」 27
WELCOME 2・0・2・3!
「エッ!?」オレはガレージの壁を破って飛んできた2・0・2・3の数字に仰天した。こんな現実ってあるか!?数字が飛んできたんだぜ。これもヤバい触手鞭モンスターの拷問バリエーションか?ヤられちまうのか?「一体何だ!これは!」モンスターもビビってる。じゃあ、誰が?「私だ!」29
壁に開いた穴には、逆光になった黒い影が立っていた。「ニンジャ……違う」オレは眩しく瞬きした。影はツカツカと歩み寄り、姿をあきらかにした。「この世には物理法則や電子計算では解決できない謎が沢山ある」それは両目にダイヤモンド義眼を嵌め込んだ怪人だった。「年越し探偵ザザ、参上!」 30
2・0・2・3の数字は縛られたオレの周囲を激しく旋回した。「AAAARGH!」触手鞭モンスターは怯んで後退し、クルマに背中をぶつけた。「アイエエエエ!」悲鳴をあげるオレの口の中に、2・0・2・3は吸い込まれる!そして……ナムサン!マイナス2022オムロと相殺!オレの残高は1になった! 31
「それはお前の問題だ。正気が守れる理解をお前のほうで考えて採用せよ」ザザは俺に近づいた。その時だ!「Wasshoi!」ザザが穴を開けた壁とは逆側の壁が破砕し、赤黒の影がトビゲリでエントリーしてきたのだ!こ……今度こそ、「ニンジャスレイヤー=サン!」オレは叫んだ。 35
赤黒の影は前転ののち立ち上がり、ザザにオジギした。「ドーモ。ニンジャスレイヤーです」「我が名は年越し締め切り探偵ザザ」「とにかく助けてくれ!」オレはもがいた。ニンジャスレイヤーは舌打ちし、ザザのワン・インチ距離に踏み込んだ!「イヤーッ!」繰り出されるチョップ! 36
「2023だと?」ニンジャスレイヤーは眉根を寄せた。「そう、2023。2022はもう昔の事だ。未来を見ていかなきゃいけない。2023をな。だけどオレには1オムロしかなくて……あ、待てよ!」オレはザザに叫んだ。ザザの野郎、踵を返し、帰っていこうとしやがる!「ふわふわローンの借金がまだあるんだ!」38
やったぜ。現実だ。そしてニンジャスレイヤーは現実でもオレの横に立っていた。オレは手を動かした。「やった。拘束されてねえや。ハハハ。よかった。アホらしいぜ。まあなんだ、よく働いてくれたな。コトブキが段取りを取ってくれたのか。……ア、なに?」「貴様の借金の件は、だいたいわかった」 42
「借金?ふわふわローンの?いや、単なるキャッシュフローの問題なんだよな。残高管理のアレコレでよ。パーティーに繰り出そうとしたのが、急にこう発注の……アイエッ!」ニンジャスレイヤーはオレの肩を掴み、強制的に机に向かわせた。手を離さない!「グワーッ!」「わかっているのか、貴様は」 43
「グワーッ!」肩へのプレッシャーがかかる!逃げられない!「これ以上の面倒をかけるな。今すぐ追加のタスクをこなして完済するまで、逃さんぞ」「グワーッ!」「わかっているのか!」「グワーッ!」「わかっているのか!」「グワーッ!」「わかっているのか!」「アアアアーッ!」 ~FIN~ 44
◆今年もよろしくお願いします◆おやすみなさい◆
⛩2023⛩アケマシテオメデトゴザイマス!🐇憩🦐 diehardtales.com/n/na79dbca23dce
◇REDな◇P32-33 おお、ナムアミダブツ!革命闘争組織イッキ・ウチコワシのアイコンたる「バスター・テツオ」とともに現れたのは、女革命闘士ニンジャ「アムニジア」であった!女子大生ユウカの別人格!だがそれだけではない。賢明なる読者諸氏は既にお気づきであろう……! #ニンジャスレイヤー
MAXXXISSR【ザ・ヴァーティゴ:銀河の戦士】 プロモカード #njcard #midjourney
やあ!僕の名前はザ・ヴァーティゴ。宇宙のチャンピオンだ。漫画「キョート・ヘル・オン・アース」の第1巻に最初に出てきて喋る奴がいるだろ。実際あれは僕だ。知らない人は、コミックスをKindleで今買って確認してね。↓ amzn.asia/d/g3c4SMh 新鮮な2023年パワーで、僕はMAXXXISSR召喚された!
Q:一人称が違う!偽物か!? A:誤解だ!キミたちだって、就職面接では「わたくし」って言うけど普段は言わないだろ?フジキド=サンだって状況や感情によって「俺」のときと「私」の時があるし、あんな感じの自然な揺らぎなのだ……。 「ヘル・オン・アース」の一巻、買えたかな?では進もう!
【V】最近はトレンドによく入るんだ!皆のおかげだ。この勢いに乗せて、シーズン4のエピソードを、何日かかけて一個一個見ていこうね。 ニンジャスレイヤーは小説だから、怖くないよ。怖いときもあるけど大丈夫。
オハヨ。私の名はザ・ヴァーティゴ。ニンジャ天秤の為に戦う永遠の宇宙戦士だ。 今日も君達と一緒に【ニンジャスレイヤーAoM】シーズン4の振り返りをしていきたい。なお今回のガチャの結果は私が念力で操作した。新春ボーナスを受け取り給え。どちらも強力なニンジャ戦士であり、今回の対戦相手だ。
予想外に予想外が衝突して加速するVSコンヴァージ戦を読んで、私のカラテも相当高まった……第2話も、このまま紹介していこう! 次の相手は何者だ?やっつけてやる!ニンジャスレイヤーが!
もしもし?俺の名はザ・ヴァーティゴ。銀河の天秤戦士だ。昨日とか一昨日とかはどうでもいい。俺はニンジャスレイヤーのプロモーションに、文字通り命をかけている。これはいわば、次元規模の行いなんだ。とにかく、今夜もこれから、シーズン4のエピソードを紹介するぞ。皆で行こうぜ!
そして三人目の対戦相手が現れる……。今度の相手は、マークスリー。英国出身の美少年のニンジャなんだ。見目麗しいし、性格も良い。勿論、カラテも凄い。どうしてかというと、暗黒メガコーポの「カタナ・オブ・リバプール」社が民衆を導く完璧人間としてデザインした人造人間だからなんだ!
サロウ。それが今度の敵の名前だ。ちょっとオドオドしてる感じなのがわかるかい。こいつはベルリンのハッカーカルトに居たンだが、電子ネットワークの果てで「オモイ・ニンジャ」に出遭い、たぶらかされて狩人となった。オモイ・ニンジャは古代神話のニンジャだ。つまりインターネットは大昔からある。
もしもし、宇宙の平和を愛する戦士ザ・ヴァーティゴだ。今日も【ニンジャスレイヤーAoM】シーズン4のエピソードの振り返りをやっていこうな。だいぶ俺という存在にも慣れてくれたと思う。俺は親しみやすいカラーをしており、君達の脳に作用しているんだ。それじゃあ、今日も始めよう。