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R【ティピカル・ニンジャヘッズ】
プロモ
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◆イタマエの高まりを感じる◆
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U【NSPD スモトリデッカー】
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C【激安四連トーフ カルテット】
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U【大型化したバイオスズメ】
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U【暗黒メガコーポ 社内モチベーションアップ・プロジェクト】
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SR【コトブキ】
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【これまでのあらすじ】
ブラックウインドは邪悪なるイタマエであり、ニンジャである。彼は散逸した4つの聖獣包丁……ドラゴン、タコ、イーグル、ゴリラの包丁の所有権を主張。それらを統べる神獣包丁を武器に、スシ勝負で所有者を血祭りにあげ、奪取してきた。残るはドラゴンの包丁のみだ。
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「イヤーッ!」ブラックウインドのカラテシャウトが店内に轟いた。宙に投げ上げられたマグロの肉塊がゆっくりと落下する。まるでそれは重力に逆らうかのような緩慢な落下だった。スシのエアクラフト……いわばスシ・クラフトとでも言おうか。そこへブラックウインドの太刀筋が閃いた!「イヤーッ!」 1
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ブラックウインドのクィリン聖獣包丁が禍々しく煌めくと、肉塊は声なき悲鳴をあげるかのようによじれた。宙に囚われ、切り裂かれ、ゆっくりとマナイタの上に落ちてゆく赤い切り身。……マグロは、泣いていた。美食とは本来、生の喜びである。憎しみの道具として消費される無念に、泣いていたのだ。 2
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「貴様ら。しっかりと味わえ。アキジ=サンのスシをな。食わずに俺を勝たせるような思考停止じみたふざけた真似をする奴は、それはそれで審査を投げたと判断し、処刑する」ブラックウインドは言った。「この男のスシの味に全身全霊全ニューロンで向き合い……そのうえで、否定しろ。わかったか……」13
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U【残忍なるバイオパンダ】
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U【クローンヤクザ・スノーモービル部隊】
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【今回の話は】
・2030年代の「ネオサイタマ」が舞台です
・ジャンルは「サイバーパンク・ニンジャアクション小説」
・常人にある日突然ニンジャソウルが憑依してニンジャになる世界観です
・サイバーパンクなので肉体を半機械化している奴も多い
・ニンジャのほうが強い
・治安は終わっている
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「助かりたいかね?では、問題だ。朝は4本足、昼は2本足、夜は3本足の生き物とは何か?」ナムアミダブツ!困惑するマイナー2人を前に、ニンジャは突如、謎掛けを行った!「……エッ!?足の本数が時間で変わる!?サ、サイバネなのでは!?」アニメ刺青は狼狽した!「難しすぎて解りません!」 17
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「「「アイエエエ!!アイエーエエエエ!!」」」おお……何たる事態か!モテギの仲間たちは既にクエスチョナーによって捕獲され、ロープで縛り上げられたうえ、トロッコレールの上にマグロめいて寝かされていたのである!「お、お前たち!何てことだ……!」ナムアミダブツ!モテギは絶句した! 24
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「ト……トロッコか!?」「その通り。誰も乗っていない自動運転の装甲トロッコだ。間も無くここに来る」ニンジャは笑った。レアアース採掘場のトロッコとは即ち武装トロリーであり、その車体重量は、大型バスの数倍。自動運転ゆえ慈悲を持ち合わせず、数名の轢殺などものともせずに走り続ける。 26
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「アイエエエエ!アイエーエエエ!」「助けて!助けてください!」「このままでは暴走トロッコに轢かれてしまいます!」分岐点から右のレールには6人のマイナー。分岐点から左のレールには1人のマイナー。ナムサン!このままでは、どちらか片方に轢殺の運命が待つ!マイナーたちは悲鳴を上げ失禁!27
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「さあここで問題だ」ニンジャはモテギの髪を掴み、ねっとりとした声で囁いた。「救助は間に合わない。君の目の前にあるのは路線切り替えレバーだ。これを引かなければトロッコは直進し、お友達が6人轢殺される。だがこれを引いて路線を切り替えれば、別の1人が轢殺されるだけで済む」「何だと!?」28
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「どちらを轢殺するか、俺に選べというのか!?」モテギは這いつくばって嗚咽した。「ウオオーーッ!?仮に片方を助けられたとしても、俺は自責の念に駆られセプクするかもしれない!」倫理的命題に直面し、モテギのニューロンは追い込まれた!レバーを握り、叫ぶ!「何故、俺にこんな難問を!?」 30
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「何故出題したのか、だと?……決まっているだろう。君の反応を楽しむためだよ!そのためにこの状況を作ったのだ!」クエスチョナーは笑った!何たる外道!「アイエエエエエエ!」ガシュン!ガシュン!ガシュン!モテギは狂ったように切り替えレバーを前後に動かし続けた!「アイエーエエエエエ!」31
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「……ハッキョーホー!」刹那、モテギの中で何かが爆ぜた!彼は切り替えレバーから手を離し、自らその横にあるトロッコレール上へと躍り出たのだ!頬を張って気合を入れると、スモトリ特有のファイティング・ポーズを取り、前方の闇を睨みつけた!まもなく暴走トロッコが現れるであろう暗黒を! 33