201
茨城知事選完敗。敗因の一つは隠れ原発推進論者だった橋本候補が告示日に突然原発再稼働反対を宣言し、反原発論者を懐柔したこと。朝日の県版は鶴田を「反原発に訴え届かず」と書いたが認識不足だ。10万票ほど橋本に流れた。それでも12万2千票。公明の基礎票11万より多い。蒔いた種は育てるよ。
202
羽田孜さん逝去。私とは昭和44年初当選の同期。小沢一郎、森喜朗、横路孝弘、土井たか子も同期生だ。選挙区が小選挙区制に変わったとき彼と「地方分権をキチンとしないと国会議員が小粒になって地方議員みたいになりかねない」と話し合ったことを思い出す。羽田総理大臣・二見運輸大臣だった。合掌。
203
安部首相、何の魂胆あって日本が北朝鮮に攻撃されたかのように早朝から大騒ぎしたのか。中距離ミサイルというが、核も爆薬も積んでいない空爆弾じゃないか。空襲を知っている私から見ればちょっと大きな不発弾だ。空襲警報の予行演習か。防衛予算を「聖域」にする魂胆と支持率回復さ。さもしいね。
204
麻生副総理は29日、麻生派の研修会で「何百万人殺したヒトラーは、やっぱりいくら動機が正しくてもだめだ」と講演したそうだ。とんでもない暴言だ。発言撤回で済ませられるものではない。罷免だ。早急に臨時国会を開き安部首相に「麻生罷免」を要求せよ。安部の任命責任は超重い。安部も辞職だ。
205
北朝鮮のミサイル発射、三方一両得だって?①金にとっては「首領閣下は凄い。日本を震え上がらせた」②安倍首相にとっては毅然とした態度で支持率回復《と思い込む》③トランプにとっては日本は軍事的にも経済的にも植民地。それにしても不思議だ。北の核開発資金、誰が。武器商人がにんまりしている。
206
前原に言う。冷めた目で見たいが、ぐっとこらえて最優先は衆院補選勝利。野党、特に共産党に頭を下げる度量があれば応援する。君たちは自力で政権を取った経験がない。前原が解党寸前にした民主党を上昇気流に乗せたのは衆院千葉補選を勝った小沢の執念と戦術・戦略眼だ。自公が恐いのは小沢の肚だよ。
207
衆議院解散、臨時国会冒頭か年内だ。争点は加計学園問題など権力の私物化、憲法9条、原発、消費税、北朝鮮問題だ。前原も腹を決めろ。勝てばお前が総理になる。実戦に役立たない青臭い理論は棚上げし、自公が恐がる小沢を軍師に強固な野党共闘を構築せよ。国会召集日まで10日もある。神に感謝だ。
208
久しぶりに国会で旧友たちと懇談。「疑惑隠し解散」「大義なき解散」「敵前逃亡解散」と元自民党議員も手厳しい。だが「庶民感覚では《舐めんなよ解散》だ。口先ばかりで何にもしねぇ。空襲警報のサイレンで脅かす。ふざけんじゃねぇ。八つぁん、熊さん、パパママの恐さを教えてやろうじゃねぇか」だ。
209
公明党は自民と選挙協力するだろう。東京はどうするのかね。都議選で惨敗した自民の恨みは凄いよ。都民ファーストも候補者を立てるだろう。自民候補者全員を支援する代償として比例票を貰っていたが、今回は目減りする。都民Fとバッテングするところは?政治の世界にも最低限の仁義はあるのだ。
210
安部首相は大義名分なしと批判されたので大慌てで公約を作っている。消費税だとか憲法9条に自衛隊を明記するとか。狙いは争点をたくさん作ってモリカケ疑惑を争点から外すこと。だけど疑惑の中心人物・安部の公約を信じられるかね。「信なくば立たず」。公明支持者よ、嘘で固めた政治にさよならだ。
211
疑惑隠しどころではない。冒頭解散は本物の憲法違反だ。野党が憲法の規定に基ずき要求した臨時国会ならば十分な審議が行われなければならない。それを拒否する解散は違憲。野党の要求した臨時国会ではないのであれば国会召集自体が違憲。安部は「違憲報道」に圧力をかける。マスコミに正義感はあるか。
212
消費税を10%に引き上げるって。前原は余程頭が固いようだ。2013年3月期の三井住友FG の法人税等の納税額は税引き前純利益147,985(百万円)に対し300万円、実行税負担率は0.002%。これが大企業の納税実態だ。シロアリ退治をしてから消費税がスジ。人間は「物」ではない。
213
国難突破解散だそうだ。モリカケ疑惑を追及され総理犯罪が明るみに出るという「国難」を突破するための解散というわけ。猫ナデ声で消費税増税分は人つくり革命に使いますといったとて「はい、さいざんすか」とは言えない。消費税は社会保障ではなく国の借金の穴埋めに使っていたと。ふざけんな!
214
消費税導入の時、自民党の司令塔小沢一郎は私に「財政赤字の穴埋めには使わない。福祉目的税にする。徹底した行財政改革を断行し、その上で必要な分だけ増税することの是非を国民に問う」と約束をした。これは正論だ。小沢は一貫してぶれない。安倍はシロアリを温存した上で消費増税だ。怒れ!
215
なぜ安部の解散説明の日に小池知事が新党の党首宣言か。答えは簡単。安倍がTV局をはしごするのを見越し、安部と同時にTV出演。苦虫を嚙み潰したような安倍を見ながら「改革は私」印象付ける。パフォーマンスは超一流。実像より虚像を知り尽くしている。前原、見栄を張るな。火事場のバカ力を出せ。
216
小池の腹心・若狭前衆院議員は、希望の党の政権奪取は《次の次ぐらいの時》と述べた(NHK討論番組)。小池なら自公政権を倒してくれるだろうという庶民の期待は裏切られた。これでは自民党の補完勢力ではないか。希望の党は失望の党だ。県市民連合役員会を開いて茨城県の5候補者全員の落選決めるぞ。
217
小池百合子は政治家ではない。彼女は細川、小沢、小泉の下で華やかな広告塔ではあったが、それだけだ。政党のトップは重厚な理念・政策を持っているが彼女にはない。首班指名で名前の書かれない党首は前代未聞だ。安倍に歯向かうくノ一殺法を見せる興業師だ。本物のリーダーは誰か。選挙後に分かる。
218
総選挙と同時に最高裁判事の国民審査がある。私は全員にXを付ける。理由は簡単。最高裁は憲法の番人のはずだが実態は権力の番犬だ。重要な問題に違憲・合憲の判断をせず結果として行政行為を合憲とする最高裁は日本だけだ。最高裁自体が憲法違反をしている。許せぬ。憲法改正して憲法裁判所を作るか。
219
小池劇場に幻惑されて総選挙の原点を忘れてはいけない。安倍与党を過半数割れにすることと、小池が画策している9条改憲など極右自民党の公約を実現するための自希大連立を阻止することだ。希望の中にもまともな者もいる。国民の生活が第一のリベラル中心の政治勢力の拡大が急務だ。本物の野党、勝て!
220
7日の記者会見で小沢代表は断言した。「自民と連立は組まない」と。この一言の重みは凄い。希望の党のリベラル・良識派は連立に反対だ。自民は他党を飲み込むことは上手だが、野党に手を突っ込まれることはかつての二階堂擁立のように拒絶する。希望は分裂の危機に陥る。政治が新しくなる前兆だ。
221
週刊朝日の室井佑月のコラム「二人とも倒れてしまえ」を実践しようと13日夕、埼玉15区の共産・梅村候補の街頭演説に参加。二人とは安倍首相と小池百合子。知人の選挙情勢専門家は安倍内閣の支持率は下降線なので自民優勢は小池ショックによる一時的なもの。大きな揺り戻しがある。野党、これからだ。
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久し振りにに吼えた。「安倍政権を倒すだけではない。長い自公政治の中で溜まった毒素を一掃する選挙だ。毒素は一朝一夕できれいになるものではない。だから野党と市民の共闘が必要」と。「しょうがなかっぺ」では駄目。個人一人ひとりが自立出来る環境を整えるのが政治。自公政治は間違っている。
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水戸駅前で街頭演説。「私は衆院安保委の委員長を二度した。安部首相は自民の理事だった。安倍には安保の哲学・政策はなかった。というよりは自民にないのだ。自民の安保政策は米の世界戦略の焼き直しだ。安倍は日米運命共同体といった。安保法制があるから言えるのだ。恐ろしい。追撃の手を緩めるな。
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「私は昭和47年の衆院選で17票差で落選した。原因は、最後の一日、私は100%頑張ったが相手は120%頑張った。その差だ」。昨日、東京20区の宮本候補・共産の応援演説で。安倍政権を倒す万全の態勢を組んだのに小池の裏切りで厳しくなった。しかし安部暴走は阻止できる。今日一日ほど大切な一日はない。
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朝日の世論調査によると安部首相続投望まずが半数以上の51%。にも拘らず民意に反して安部続投となったとすれば日本丸は座礁するだろう。有権者は冷静に考えてもらいたい。私たちが主権者であり、民主主義を理解しているかどうか、神に試されているのだ。いびつな日本を矯正しよう。