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「作画崩壊」という言葉の意味するものが「自分が気に入らない絵」でしか無いなら、「作画崩壊」なんて汚れた言葉最初から使うなと思います。
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『お兄ちゃんはおしまい!』EDを手掛けた鈴木典光さんはある時期から自身のクレジットを載せないようになりました。しかし特徴的なアニメーションと、撮影に必ずボンズ所属の武井良幸(ちゃっぴぃ)さんが担当しているので、作画オタクの有識者には一目瞭然です。
twitter.com/FoldermanJ/sta…
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『ぼっち・ざ・ろっく』第11話のこのカット、間違いなく『FLCL』第3話の大塚伸治さん原画のリスペクトですね。
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アニメ『メダロット』の公式配信が始まりました。今もなお作画マニアが「理想のテレビアニメ」に挙げる声も少なくありませんのでまだ観ていないという人はこの機会に是非。第1話は吉成曜さんと今石洋之さんのカットが特に目立っています。
youtube.com/watch?v=fddMMC…
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『忍たま乱太郎』1993年の第一シリーズの段階で藤森雅也さんの作画監督回は頭一つ抜きん出ていました。第1期14話B「神様のお告げ の段」より。>RT
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もう一度言いますが『鬼滅の刃』のようなクオリティを目指すことと、『鬼滅の刃』のような見た目の画面を真似るのに腐心する事を混同しないでほしいと、一視聴者の立場から表明させて頂きます。
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だからアニメを観る人は例外なくアニメ作画マニアになって頂きたいのです、そうでなければアニメーション表現そのものが多様性を失って行きます。
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だから全てのアニメ視聴者には作画マニア・作画オタクになって欲しいのです。今のアニメ作画に多様性が無くなったのは、多様性を良しとしないアニメ視聴者の責任でもあると思うのです。
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なおかつ最初に観たときにこの事に気が付かなかった事を心から恥じました。ですがそれは委員長が作画知識を蓄えたことによる成長でもあると実感しました。知識が無ければ正当な評価ができない、そして知識の無い者の評価は正当では無いと、委員長が強く心に思い留めた一件でした。
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あったのかと驚愕しました。
第2話(制作順としては一番最初に着手された話数)でマルコがジェノバの街を駆け抜けていく一連の宮崎駿さんによるレイアウト、委員長の心は鷲掴みにされました。そしてそのクオリティが落ちる事なく最終話まで続いた事に奇跡のような作品だと痛感し、
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白状しますと委員長は『母をたずねて三千里』の初見時、そのクオリティの高さに気がつく事ができませんでした。しかしその後、作画マニアの修行を積み、別け隔てなくアニメーションを鑑賞し、しっかりした価値基準を蓄えた上で改めて同作を視聴した所、TVシリーズでここまでクオリティを高めたアニメが
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それを防ぐためにはアニメファンは作画に詳しくなくてはならない、アニメーターを知らなければならない、アニメーションの歴史を体系的に学ばなければならない、作画マニア・作画オタクにならなければならないと委員長は考えています。
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それは視聴者の価値観の狭さが生んだ分断だと委員長は思っています。ちょっとした事で「クオリティ」の基準を無下にして「作画崩壊」のレッテルを貼って火をつけて炎上させる、物知らずの自称アニメファンのせいだと委員長は思っています。
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そのため、アニメ作画はかつての作品群よりも多様性を失わせる方向に舵を切ったと言わざるを得ません。無論、次世代アニメーターの台等で得たものも多いです。しかし失った物も少なくは無いはずです。
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すでに「作画」の「監督」という肩書は有名無実化しています。
(補足:現在でも『クレヨンしんちゃん』等、極一部の作品のみ作画監督の個性が現場的に許される作品はかろうじて存在します。)
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「制作上のエラー」だと断じられ、結果、キャラクターデザインの忠実さのみが価値基準であるかのような事態になり、結果、1話数におびただしい数の「作画監督」が設定画の表情に合わせる事だけに注力した世の中になってしまいました。
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元に視聴者の価値観の狭さがアニメ作画の多様性を失わせる自体は起こっています。かつては各話作画監督ごとに個性が発揮され、毎回違った楽しみ方が堪能できました、しかしそういった作画監督ごとに違いや個性はインターネット言論の発達により視聴者から「作画崩壊」のレッテルを貼られ、
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していても『鬼滅の刃』のようにまで撮処理等で画面をうるさくさせないと「観客がクオリティが高いと思われない」「『鬼滅の刃』のような見た目じゃない画面のアニメは全てクオリティが低い」という価値観に世間が染まる事を委員長は危惧しています。
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(『鬼滅の刃』が映像クオリティとして優れているのは前提として)今期で言えば『王様ランキング』がクオリティ面では『鬼滅の刃』に負けずとも劣らない、純粋にアニメーション作画的には『鬼滅』以上に高度なアプローチを行っている稀有な作品だとと委員長的には思います。しかしどんなに優れた事を
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すべての会社が「『鬼滅の刃』レベル(のクオリティ)を目指す事」が、「『鬼滅の刃』のような見た目のアニメを量産させる事」に繋がらない事を祈ります。それではアニメーションの多様性を失いかねないです。
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OPをサルベージ。絵コンテ・演出・原画(全カット)が岩倉和憲さんです(作監は相澤昌弘さん)。近年の岩倉さんはキャラデザ・総作監が主ですが、いつかまたこういうバリバリのアクションも見たいです。
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『ピノキオ』は若い作画オタクが観ても刺激的な映像を保証するでしょう。ビル・ティトラが担当したストロンボリ(人形劇の団長)のシーンの芝居にも注目です。
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「アニメ史上最も作画がすごいシーン」というツイートが話題になっていますが、参考までに、ピノキオ(1940年)の終盤シーンです。