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オタク界隈における「おれの嫁」が「推し」という言葉の発明によってほぼ廃れたのは前任への違和感が「推し」という言葉によって解消された人も多いからだと思うけど、社会も「旦那さん」「ご主人」に変わる配偶者の新しい呼び方がすぱっと決まって「それですねん!!」て感じて定着してほしいよね…。
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この世は地獄なので、おじさんが作った美術館女子のイメージを真に受けたおじさんがまた「こんな広告を打たれて程度の低い客層が増えると困りますね〜」などと発言していて本当にひどい、おじさん目線の押し付けによって主体性を奪われた女性が押し付けられた属性によってまたおじさんに軽蔑される。
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いつまで女性は「何にも分からないけど、殿方の文化にお邪魔してみました♡」みたいなポーズを強要されなきゃいけないんですかね、なぜ「地域に根ざした美術館の隠れた魅力やアートに触れる楽しさを、"映える写真"を通じて女性目線で再発見」とか言われなくてはいけないんですか?うんざりなんですよ。
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わたしは美術館が好きだから余計に腹が立つけど、今まで自分を美術館が好きな人間だと思っていたら突然「ハイ美術館女子はこの列に並んで下さいね〜無知でも大丈夫ですよ美術館には映えもありますからね〜」と言われて『私は美術館女子です』みたいな看板を美術館側からくくりつけされるの悪夢です。
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美術館に興味がない層を取り込みたいのなら「美術館に興味のない層を取り込みたいです!」という企画でいいんですよ。そこに男女の区別はないでしょう。美術館に興味にない層=若い女性=無知でも美術館は楽しいよ的な目線をわざわざ取る必要は全くないです。あと若い女性を客体化しすぎて気持ち悪い。
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美術館女子、オッサン目線のダッサイ企画すぎて無理なんですが、いつまで女性を無知扱いすれば気が済むんだろう。既に女性は自分のスタイルで美術館を楽しんでいるし、専門的知識を語る能力だって持ってる。男性と同じように色んな関わり合い方で楽しんできたのに、そう言うのを全部透明化される。
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風呂に入っているあいだに思い出したけど、声を取り戻したときの台詞って文脈としては「助けて」で合ってるんだけど、言葉としては「私はここにいるわ!」とかだった気がする、今手元に物がないので確かめられない……。細部がアレだけど、他者に自分の存在を訴えるということなんだなと理解していた。
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怒りや悲鳴について考えたとき、いつも思い出すのは『ムーミン』に出てくる透明な女の子ニンニ。ヤンソンは虐げられた人間が声も顔も奪われてしまうのを知っていたし、悲鳴や怒りがどれほど主体性にとって大切かを分かっていた。自分の声や顔を持つということがどういうことか、ヤンソンが教えてくれた
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医学系学者のコメントに疲弊したっぽい方が「文系の学者から現状況でも心豊かに暮らすための教養ある優しい一言が欲しい」という内容を吐露しているけど、人文系の学者は多分「絶望を直視しろ!!!できることはそれからだ!!!!」てすごい勢いで眼圧を測りに来るのでやめといたほうが良いと思う。
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何かを選んで何かを愛して生きていくこと自体が政治的態度で、それは特定の政党を応援するという態度のことのみを指すんじゃなくて、人生において自分が何を理想として何を良しとして何に希望を抱くのか、それを見定めて明らかにすることなんです。怖くも汚くもない、人間性の話なんだと思っている。
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わたしはオタクなのでオタク観点から喋りますけど、もう日本のエンターテイメントで推奨される「頭をからっぽにして楽しめる」という態度にも疑問を持っていって欲しい。どんな文化にも創作にも政治性と思想は絡んでしまう、そこで「頭からっぽにして楽しむ作品だから」という免罪符は通用しないです。
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「政治の話はタブーだよね」という態度は政治的立場や責任から透明になっているのではなくて「政治の話をタブー視するという政治的立場を取っている」という確固たる選択であること、その態度が実際に政治に強く影響していることについて、もう無自覚でいてはいけない局面に来ていると思う。
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政治や思想と無関係な文化はなにひとつないので、わたしはオタクアカウントでも政治の話をするんですけど、実際好きなものを本当に真摯に突き詰めていくと政治や思想についてどうしても言及せざるを得なくなってくる。政治を持ち込むなではなく、どんな立場であれ最初から政治性を含んでいる。