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自分が、歌舞伎界を背負って立ち、後継を育てるのみならず、その世界の行く末を、一生涯かけて見届ける立場であること。そういう特別な人生を歩み、何十年、何百年先へと繋げてゆくこと。
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冬沢にとってそれを打ち明けられる相手は、期待していなくても、気まぐれで鬱陶しくても、千秋しかいなかった。やっぱり最後も千秋が冬沢の腕を引っ張ったのです。四季が来るまで向こうへ行かずここで待てと留めた。肌寒さを感じるけれど、暖かなだいだい色の秋の名に相応しい男。おめでとうでした。
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辰己こそ王に相応しい。
それでいて「姫」と呼ばれてさらりと振り向くある種の漢気にしびれます。
栄吾と仲良く!
おめでとう! twitter.com/hstar_mu/statu…
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なんでやねん。 twitter.com/hstar_mu/statu…
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そんな第3期にて、辰己と同じく星谷との交流を強く描く機会があったのは四季でした。2人の関係性は不思議です。四季にとっての星谷とは……ドラマCDで冬沢に「お気に入り」と言われて「そういうわけでもない」と言っている通り、まあそういうわけでもないのでしょうが、
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行ききった先にどんな景色が待っていたか――それが今、四季のいる場所。卒業を目前にして華桜会の5人が手にしたものです。みんなで高枝切りバサミを持ち込んで森に光を入れ、次の王がやって来るまで、明るい場所で焼き芋やトランプをしてその時を待っている。随分にぎやかになりました。おめでとう。
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スタミュのナイトは何しても「流石だね、栄吾」って言ってもらえるのにパスカラのナイトは何してもいつもちょっと怒られる。
#パスカラ #木曜はパスカラ #今回も炸裂した毒推理ショー #そんな道臣を宜しくお願い致します twitter.com/opus_colors/st…
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星谷ら後輩にとっては少し意地悪な先輩であり、春日野にとっては優しく誠実な、入夏にとっては取っつきやすい等身大な友人であり、千秋にとっては悪い奴に捕まりはしないか車に轢かれはしないかと気に掛かってはいるものの、保護して檻に閉じ込めてしまうのは憚られる、自由を謳歌する野良動物のよう。
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最期に――鳳といえば、星谷の話もしておかなければなりませんね。
鳳といえば星谷。星谷といえば鳳。結局最後まで、それが『スタミュ』でした。
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色々あった1年間……表で描かれていたのは学園トップとしての苦労や葛藤でしたが、3期のパッケージ特典だった、後輩たちに大学を案内するというエピソードを書いて、こりゃ指導者としても色々な苦労をしてそうだ、と思いました(苦笑)。基本的に人見知り、且つ人の心の機微に敏感なのでしょう。
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スタミュミュ ストテラ公演、無事に北千住楽を迎えられたとのこと、何よりです。携わらせて頂いたいちスタッフとして私も嬉しいです。
お客様を含めたカンパニーの皆様、一旦のお疲れ様でした。そしてまた品川にて、元気に幕が上がりますよう、お祈り申し上げております!!!!!!!!!!!! twitter.com/star_mumu/stat…
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というわけで――毎年プリンスコンビの話になるのも芸がないし、今年は何を書こうかしらと考えてはいたのですが、やはり誕生日だからこそ原点に。彼らのことに触れておこうと思います。ラストイヤーですしね。後輩達よ、超次元すぎて参考にならんかもしれんが今後の人生に役立ちそうなら役立てておくれ。
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合宿回などのコンテをいつも手掛けられている凄い方です。二人のこれまでの過去を全部書いて出してくれたらコンテやると仰っていると聞き、まだ誰も知らないような過去も洗いざらいリストにして提出した記憶…。それら全てを雄弁に、しかし饒舌でなく物語る素晴らしきミュージカルシーンでした。感激。 twitter.com/miyokinomaku/s…
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また、彼はカンパニーというものを一匹の大きな動物のように見ています。全ての細胞が元気で調子がいいとその動物も元気で調子がいいですが、だからと言って1つの細胞が元気を失ってしまっても、その動物が死んでしまうわけではない。でも、いらない細胞はない。誰かがどこかで機能している。
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そんな彼と触れ合って、変化したり、一歩踏み出す勇気を得たり、奮い立ったり、自分を好きになれたり……そんな人たちがたくさんいます。たくさんいすぎて語りつくせません。大好きな那雪、尊敬する月皇、頼れる天花寺、カッコよくて優しい空閑は勿論のこと――、
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そんな中ただひとり燃える熱視線で遥斗を見ていた男――それこそが我らの魚住朝喜12歳。自分ではまだ何も成してないくせに親の功績褒められてヘラヘラしてる情けねえ奴。俺とは合わん。関わらんとこ。というスタンスを決め込んでいたはずが、い~い加減耳障りでつい悪態を零してしまったあの日。
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既に来年度の悪さの計画は立てているかもしれません。手痛い報復を受けないよう、ほどほどに、思いっきり楽しんで。おめでとうございました!
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SSやドラマCDやミュージカル、星谷がいない媒体でよく物語を牽引してくれていたので色んな場面を彼の横で見てきた気さえします。何となく好きなのは、ジムに行く北原とお喋りしていて駅までもたもたついてってしまった蜂矢です。
おめでとうー。 twitter.com/hstar_mu/statu…
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とはいえ、3期7幕で鳳を登場させた時は原稿を書く指先から安堵してゆくのを感じました(笑)。星谷、私ね。君と似てるところは一つもないと思うのだけれど、凄く気持ちが分かることもあるんですよ。
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父ちゃん母ちゃん、才能くれて有難う! ばあちゃん、食わせてくれて有難う! 空に有難う、海に有難う、地面に有難う! みんな自分も一生懸命生きながら、オレの体を、オレの能力を、オレの感性を、育ててくれてマジ凄いじゃん! といっぱいいっぱい感謝しながら、自分も勝手気ままに生きてます。
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2人がめぐり合ったことは運命の悪戯のようです。もし冬沢と千秋のように幼い頃に出会っていたら今のようにはなっていなかったのでは。例えば同じ国の王子ではなく西の国と東の国の王子であれば、3期のような血で血を洗う争いは起きなかったろう、と思います。
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ツインルームで一緒に寝ることになって「緊張して眠れません!」とか言っときながら「3歳児みたいにぐっすり寝てたよ」と笑われたこと(笑)。
尊敬と友情は、大人になるにつれ両立していくんですね。だから星谷、ガンガンと「オレも見てみたい!」「一緒に行ってもいいですか!」と言いな。
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弟のコンプレックスは焦らず騒がず突かずそっと見守っていた遥斗です。海斗は小さな体に成熟した大人を内包した子供。故に月皇の名の威を借ることを良しとせず、兄へのコンプレックスも言葉に出来ず、劣等感をぶつけることも出来ず、平静を装うことで自分を守っていた。遥斗はそれに気付いていました。
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天花寺がメインで描かれた1期の3幕や2期の4幕は勿論のこと、これまで書いた天花寺絡みのエピソードを振り返ると大好きで堪らない天花寺がたくさんいることに気付きます。風呂は一人でゆっくり入りたい天花寺。月皇と空閑の部屋に私物を置いていく天花寺。星谷と那雪のクラスメイトだった天花寺。