速水仁司 Hayami Hitoshi(@HayamiHitoshi)さんの人気ツイート(新しい順)

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1986年春頃のコミックボンボンより。 ZZガンダム放映前に依頼されたプラモの展示見本用モデルが掲載されました。 製作期間2週間というハードスケジュール。しかも設定は仮のものなので何が何だか分からず仕上げた感じでしたね。 で、掲載されて初めて名前を知るというw ゾンムとゼガっていうのか(^_^;)
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引き続き1986年6月発行のBクラブ8号(創刊7号)から。 この前号の押井守監督作品「紅い眼鏡」特集に続いてプロテクトギア製作者•品田さんご本人によるスーツ製作の徹底解説。特撮用スーツの製作記事をここまで徹底的に載せたのはホビー誌以外でも初めてじゃないかな。
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1986年6月発行のBクラブ8号(創刊7号)いきなりの士郎正宗氏特集です。表紙は高荷義之先生書き下ろしという力の入れよう! 私は加藤編集長と一緒にアップルシードの出版元・青心社にお伺いして士郎さんにインタビューするというという大役を仰せ使っております。(続)
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時系列順にツイートするつもりで、次はBクラブ創刊の頃の話になる予定だったんですが、このままだと資料の発掘がいつになるか分からんので手元にある資料をランダムでアップする事にします。 というワケで1986年5月発行のBクラブ創刊6号です。
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当時OVA『戦え‼︎イクサー1』にどハマりしてた私。越智さんも同様で、ホビージャパンで作例をやるとの事。わー♪それは絡みたいっス♪相手役のヴォイド作りたいっス♪という事で作らせて貰ったのがこれ。実は人生唯一のペンネームを使ってまして現時点で知ってた人は10人も居ない筈www
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ときたさんに描いて頂いたフルスクラッチ講座にもあるように、1985年7月号で作ったZを小田さんに頭部改修とビームライフルの新造をして頂き、全体を再コーディネートして貰いました。この状態で例のCFに採用されたワケです。 ちなみに左ページに載ってる赤いリックディアスは(続)
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リックディアスの次に任されたのが何と主役機であるZガンダムでした。ディアスのレジンキャスト複製部品がファンドと比較して想像以上にディテール再現ができたので、少し目先を変えて全部キャストの固まりから削り出してみたらどうなるか試してみました。(続)
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ファンド製ディアスが安井さんにそこそこ受けたみたいで、今度はデザインしたご本人の永野さん書き下ろしイラストを再現する事に。 作例をバラして全身複製して再構築したのですが、キャストになった事でファンドでは再現不可だったディテールがビシバシ決まって目からウロコ状態。(続)
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Zガンダムのテレビ放映が決まり、講談社スタジオの皆さんが俄然忙しくなった頃。相変わらず特撮ネタをやってる私に安井さんが、モビルスーツ作んない?とネタ振り。しかもファンドでw。 放映前に関われるなんて初めての経験だし小田さんや先輩たちと同じジャンルでってのも光栄でした ♪
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そんなこんなでヒーローでもやっぱり息抜き的にデフォルメを作りました。写真は後年ホビージャパンの仮面ライダー特集に合わせた作例です。 詳細は記事をご覧下さいませ(←無精者)。つーか今読むと若気の行ったり来たりというか何か拗らせてます。何があったのやらww
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海洋堂の工房や講談社のスタジオでその場の皆んなが新作を披露するたびに空気がもうニコニコする感じっていうか、大喜びするオーラが充満するというか、それが当たり前の環境に居ると自分の仕事もそうありたいと強く思うワケで。基本的にヒトに喜んで貰えるようにというのが製作の指針であり原動力に。
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@kouichi_tokita その節はお世話になりました♪ という事で貼っときますね。 (^_^)
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海洋堂で二村要さんが仮面ライダーシリーズを始めたのでそのキットをポーズ変えして遊んだのをきっかけに、元々好きだった特撮ヒーローにも目が向きました。10人ライダーが並んだカットを撮るため、まだ原型がなかったZXを一晩ででっち上げて撮影に間に合わせてますw 単品カットはギリギリで入稿。
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全くの自己流で造形を始めた私は所謂プラモ製作のノウハウはおろか基礎すら知りませんでした。なので凄腕モデラーの印度さんには細かいスジ彫りやエッジ出し等、仕上げの面でお世話になりっ放し。こうして完成したファンド製メカニコングは私にとってのターニングポイントとなりました。
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1985年頃の海洋堂カタログからのデフォルメシリーズ。講談社スタジオで撮ったカットも流用されてて当時の良好な関係性が窺えます。ペギラとカネゴンは白井武志、ガメラとバラゴンはセリカ製作。それ以外は全て私が原型製作してます。我ながらやりたい放題やってますねーw
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怪獣ばっか作ってた頃デフォルメも作りました。手軽にサクッと形に出来るのでキャラクターの誇張など好き勝手に表現してみたり、リアルタイプとは違ったアプローチが出来て楽しいです♪ また芸大の先輩繋がりでタカラのお仕事もさせて頂いたりしました。同じ号に載ってますね♪
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実は事前に広告等に載ったガラモンの画像は101匹を塗装し直したものを貸しただけで新規製作ではありませんでした。他にも作りましたが全て展示用見本だったしその後色々作ったのも全部試作扱いだったんですよね。でもペギラがそのまま金型に出来たようでこれにはビックリ。バンダイの技術力スゲェ。
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試作品の依頼は全てポーズ(設定)に注文がありました。例えばペギラは身体を振った感じにしてくれとか、ゼットンは既存のモデルが左右対称の立像ばかりで面白くないから戦闘的に構えたポーズにしてくれとか等々。...勘のいい古参モデラーはこの辺りであれ?って思うかもwまだナイショねww
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この時期バンダイではバルタン星人やウルトラマン等に続いてプラモの特撮コレクションのシリーズ化が進んでいました。最初のゴジラ以来加藤さんから試作品受注も続いてまして、このカネゴンもそんな一つ。コンパチ式で立像と座像に換装出来るようにとの依頼でした。胸のラインで上下差替え出来ます。
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怪獣総進撃シーンを最初に揃えた画像。スタジオで梱包解いてると安井さんがまさか全部揃えるとは思わなかったwと爆笑。...えーっ?!そりゃないっスよwww。でも自分の作った物で人を笑顔にしたいってのは私の行動原理ですから結果オーライ。今も変わらずです。はい♪
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いやいや初代作ったらギドラの横に置けませんよ。そうだねー♪とニヤニヤする安井さん。...んじゃ全部作れば手っ取り早いっスよね?やったろやないですか。...今にして思えば全てが掌の上で弄ばれてましたねえ。じゃあ資料渡すよ♪って完全に確信犯ww 。かくしてGSV(ゴジラスーツバリエーション)へ。
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この時代はゴジラを各映画ごとの着ぐるみタイプに分けるという概念がなく、ギドラが1匹ならゴジラも一匹という認識でした。映画の再現を目指すならしっくり来るのは今で言う総進撃ゴジラ。私自身当時1番好きなタイプでもありましたし。でも安井さんからご意見。作るなら初代ゴジラだよなー♪
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ギドラで講談社デビューを果たして大阪に帰る際、新幹線のホームでセンムとバッタリ。ウソみたいやなぁw一緒に帰ろかー、とか言いながらセンムの荷物にふと目をやれば見慣れた金色のシッポが2本出てるwえ?どゆこと?複製する?キット化?聞いてへんぞwwちなみに画像は同年のテレビマガジンより。
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それ以降安井さんには色々と教えて頂いたり滅茶苦茶お世話になる事になります。撮影後はそのままご自宅に泊まらせて頂くんですが、明け方まで話し込んで次の打ち合わせやら悪巧み。とにかく超絶仕掛人なので参加しててオモロいし凄まじく勉強させて貰いました。
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宇宙船に掲載された事に気を良くした私は小学生の頃から通ってた尼崎の模型屋のおっちゃんに報告。小さい頃から憧れてたショーウィンドウに飾って貰う事に。で、暫くしたらおっちゃんの知人がこれ見て取材したいと言うてんねんけど?と電話が。は?取材?w