中島岳志(@nakajima1975)さんの人気ツイート(新しい順)

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今回、国が「ワクチン接種率、大阪が最下位」を公表すると、維新の人たちは「現場の事情・現状が考慮されていない」と怒っている。これまで自分たちのやってきたこと、痛めつけてきた人たちのことを、よく考えてほしい。維新が同じ手法でターゲットとされた時、どのような反応を示すのか、注視している
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2013年、大阪市は全国学力テストの学校別成績(平均正答率)の公表を進め、競争に基づく学校の序列化を進めようとした。この数値の公開に対して、教員から「現場の事情・現状が考慮されていない」という声が上がったが、維新の人たちは「教員の能力不足」と言って、取り合わなかった。
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『中村屋のボース』のベンガル語版が、インドで出版されました。白水社から『中村屋のボース』を出版したのが2005年でしたので、16年経ってボースの母語で出版されたことを、感慨深く思ってます。あれからいろいろな本を書きましたが、やはり一番好きな自著は『中村屋のボース』です。
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早期接種を煽るだけ煽って、予定通りの供給量を準備できなかった国が、接種率の低い自治体をつるし上げ、責任を転嫁する。維新がやってきた政治手法を使って、維新が責められている。結果、痛みを引き受けることになるのは、大阪の庶民だ。
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「効率の悪いものは予算カット」を続けてきた大阪の維新政治が、同じ理屈で国から責められている。「ワクチン接種率、大阪が最下位」を理由にワクチン供給量を抑えられると、第5波の中、大阪の人たちは苦しむことになる。しかも、医療体制も脆弱なままだ。tokyo-np.co.jp/article/115366
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自治体も、かかりつけ医も、職域接種にかかわる人たちも、政府の言葉を信じる事が出来ず、懐疑心を持ちながら事をすすめなければならない。予約を取ったにも関わらず、約束の量のワクチンが届かなければ、接種予定者から怒りをぶつけられ、謝罪しなければならないのは現場の人たちだ。
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「「9月末までに5000万回分」という計画全体には影響しない」という河野大臣の言葉を、誰が信用するのか。今後、ワクチン供給についての政府の言葉を、どう信用しろというのか。
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7月に入り、ようやく河野大臣は「実は6割減の数しかなかった」と明らかにし、ワクチン接種の体制が整ったのだからいいでしょという態度をとった。 これによって何が棄損されているのか。それは政府に対する国民の信頼である。
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6月に入って、モデルナから本当に4000万回の供給があるのかを記者から問われると、河野大臣は「違います」とだけ答え、具体的な数を問われると、「モデルナとの関係で対外的に公表しないことになっております」と答えた。
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5月24日、モデルナのワクチンを使った「自衛隊大規模ワクチン接種センター」がスタートした。この頃から政府のワクチン供給量に懐疑の目が向けられるようになった。
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現場は十分な供給量を信じ、必死で対応した。国民は期待を高め、必死でワクチン接種の予約をとろうとした。予約をうまくとることができない人たちの不満や怒りは、主に自治体の窓口にぶつけられた。
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政府は十分なワクチン供給量を確保したと喧伝し、国民の関心は早期のワクチン接種へと向かった。しかし、この時、すでにモデルナのワクチンが、発表している量の半分も入ってこないことがわかっていた。政府はこのことを公表せず、隠蔽したままエンジンをふかせた。
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4月25日は4都道府県で3回目の緊急事態宣言が発令された日だ。特に大阪の状況が深刻さを増し、医療崩壊が叫ばれていた。この日のNHKニュースを振り返っておきたい。 www3.nhk.or.jp/news/html/2021…
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この一連の政治過程は、河野太郎という政治家のネオリベ的特質が出たとみるべきだろう。4月25日ごろには1370万回分しか入ってこないことが分かっていたのに、4000万回分あるかのように振る舞い、ワクチン接種現場の競争を煽った。mainichi.jp/articles/20210…
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オリンピックへのプロセスを見ていると、つくづく新田次郎『八甲田山 死の彷徨』(新潮文庫)で描かれた陸軍の悲劇を思い出す。根拠なき希望的観測に基づいて進軍が続き、後戻りができなくなる。勝手に描いた「ベストなシナリオ」を抱きしめ、科学的知見を無視する。amazon.co.jp/%E5%85%AB%E7%9…
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オリンピックが始まってしまうと、コロナ対策の規制はほとんどなし崩しになっていくでしょう。/豊洲市場付近のビアガーデンに “ノーマスク外国人” 殺到…五輪関係者も癒やしの場に(SmartFLASH) #Yahooニュース news.yahoo.co.jp/articles/f22a7…
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供給量6割減がわかったゴールデンウィーク前(4月25日ごろ)を詳細に思い出し、検証しましょう。そして、なぜあの時、政府が嘘をつき、事実を隠ぺいしたのかを問い続けましょう。メディアの方々は、ここを掘り下げていただきたいと切に願っています。mainichi.jp/articles/20210…
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第5波の苦しみをオリンピックによって逸らし、感染者数が減少したところで、総選挙に持ち込む。見え透いた筋書きとはいえ、あまりにも酷い。
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小池都知事といい、菅首相といい、河野大臣といい、なんでこんなにまで「本物のニセモノ」ばかりなのだろう。
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明確な嘘つきだ。4月末に供給6割減がわかっていながら職域接種を推進し、オリンピック開催と大企業の接種に道筋がついたところで、「実は足りていないことを黙っていました」と開き直るのは詐欺的行為である。あまりにも酷い。mainichi.jp/articles/20210…
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真の「成果」は2人区で共倒れの港区・南多摩・西東京などだろう。いずれも都民ファーストから立憲への移籍議員に対し、共産党が候補者をぶつけて当選を阻止した形だ。これは東京3区、23区などに強いメッセージを投げかけている。 news.yahoo.co.jp/articles/94aa1…
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事前予測と比較すると、都民ファーストが大幅に増やし、自民・立民が減らしています。自民も立民も現有議席からの増加という点では「勝利」なのですが、本来はもっと議席数を伸ばせたはずで、その点では「敗北」です。/東京都議選、自公で過半数に届かない見通し news.yahoo.co.jp/articles/df956…
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この青年のとっさに「身が動く」ところこそ、「利他」が宿る瞬間だ。「ふいに」「やにわに」「たまさか」という言葉が表す事態こそ、利他の瞬間。 twitter.com/fuhentetsu/sta…
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「稲田はかつて、国歌斉唱に反対する学校教員に対して「そこまでして自分の信念を通したいのなら、教壇を去ってからにすればよい」と述べている。多様性を否定し、一方的な正義を振りかざして異論を抑え込もうとしてきた自己を、いまどう振り返るのか。」 tokyo-np.co.jp/article/113254
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コロナ対策において、オリンピック開催で生じる人流拡大は大きな問題だが、それ以上に「選手は濃厚接触者でも14日隔離しなくてよい」「若い選手は感染してもあまり重症化しないから問題ない」といった特別扱いによって、国民に誤った感染症対策のメッセージを発信することが問題だ。