故ポールアレンさんのペトレルのアカウントで先ほど投稿されたコロンバンガラに眠る軽巡の神通の映像を見る。 なんとも言えない気持ちになる。。。この前は新月だった。 水深が深いほど光は届かず、形は残り生々しさは増す。心が痛む。合掌。
フィリピン・ブスアンガ島に眠る一式戦闘機。通称「隼」沈没船を捜索中に偶然見つかったという機体。触れる事を禁止されている為に、泥に埋もれた多くの部分の詳細を見る事は難しい。透視度は悪く全景を撮れず。保全の為に場所は秘密とのこと。水深は40mで撮影は数分しか出来なかった。2019年撮影。
先日潜った、ロシア・ウラジオストクに眠る、吹雪型駆逐艦「響」。この艦首で水深26m、艦尾は6mまで浅くなる。当時のソビエトに賠償艦として渡されヴェールヌイ、デカブリストと名を変え、1970年代に標的艦として処分。残念ながら原型を留めていない状態。水温はこの時18度。冬は0度前後になるそうだ。
日本からグアム経由ですぐ、ミクロネシア連邦チューク州(Chuuk Lagoon / Truk Lagoon)の水深16mに眠る彩雲(MYRT) ダイビングのライセンスを持っていれば誰でも見に行ける飛行機。このエリアには多くの日本の沈船や飛行機があるので、オープンウォーターの次のアドバンスまで持っているのが理想😇
彩雲とダイバー。 この方は、ぼくが開催するレックダイビングのツアーによく参加してくださる方で、無類の飛行機好き。特に大戦時の飛行機に興味があるそうで、世界各地の海中に眠る飛行機を一緒に見てまわっている。 沈船などを潜るときは、そっと手を合わせてから潜るとても紳士な方です🙏
東京都・小笠原諸島の兄島、滝之浦湾にはバラ沈、横沈、深沈など、その形状や状況により名付けられた船が多数沈んでいる。それらの船は1944年7月4日の空襲で撃沈されたものであり、船名が分からないのが通称で呼ばれる所以である。写真は水深約45m、白い砂浜の上に正立状態で眠る通称「深沈」の船首。
東京都・小笠原諸島父島。本土と結ぶ大型客船も停泊する二見港の水深37mに眠るのは離陸に失敗した第二御楯隊(特攻隊)の零戦と言われている。この場所は飛行場建設の為に調査されている洲崎地区の海岸の目の前で、埋め立てとなったらどうなるのだろうと心配の声も聞かれた。今後の推移を見守りたい。
クワジェリン環礁(KwajaleinAtoll)に眠るドイツの重巡洋艦プリンツ・オイゲン(Prinz Eugen)の主砲。戦後、アメリカ軍に接収され、ビキニ環礁で核実験の標的艦となったものの沈まずにこの地まで曳航され放棄されることになった。2018年撮影。
クワジェリン環礁(Kwajalein Atoll)に眠るドイツの重巡洋艦プリンツ・オイゲン(Prinz Eugen)のスクリュー。戦後、アメリカ軍に接収され、ビキニ環礁で核実験の標的艦となったものの沈まずにこの地まで曳航され放棄された。船体は逆さまの状態で、スクリューは海面に露出していた。2018年撮影。
クワジェリン環礁(Kwajalein Atoll)に眠るドイツの重巡洋艦プリンツ・オイゲン(Prinz Eugen)。戦後、アメリカ軍に接収され、ビキニ環礁で核実験の標的艦となったものの沈まずにこの地まで曳航され放棄された。船体は逆さまの状態で、船内を探索したところ、椅子や机が転がっていた。2018年撮影。
クワジェリン環礁(Kwajalein Atoll)に眠るドイツの重巡洋艦プリンツ・オイゲン(Prinz Eugen)の艦首。戦後、アメリカ軍に接収され、ビキニ環礁で核実験の標的艦となったものの沈まずにこの地まで曳航され放棄された。船体は逆さまの状態で水深は約36mほど。2018年撮影。
ビキニ環礁に眠る、アメリカの空母、サラトガの内部を探索する。サラトガは終戦後、アメリカ軍の核実験の標的艦となり、現在の場所に眠ることになった。写真は空母内にある「歯医者」その器具は今とあまり変わらない事に驚く。水中の狭い空間での撮影は困難を極める。2018年撮影。
ビキニ環礁に眠る、アメリカの空母「サラトガ」の甲板の艦首に当たる部分。中央部は残念ながら陥没してしまっている。サラトガは終戦後、アメリカ軍の核実験の標的艦となり、現在の場所に眠ることになった。2018年撮影。
チューク(トラック諸島)に眠る特設潜水母艦「平安丸」内部で見つけた「カレンダー」平安丸は横浜に係留されている氷川丸の姉妹船で、中の作りがほぼ同じなので比較すると色々知ることができる。焼け焦げたカレンダーだが、よく見ると25日に「大正天皇祭」とあり、歴史を感じさせる。2018年撮影。
パラオの水深12mにある「Jake Sea Plane」(零式水上偵察機)。当時、日本の航空機は連合国側からコードネームを付けられており、この機体は「Jake」と呼ばれ、その名がダイビングのポイント名としても使われている。この写真は2015年に撮影されたもので、現在も健在だが経年劣化は進んでいる。
あまり知られていないことだが、東京から大型客船で24時間。小笠原諸島にもたくさんの沈没船が眠っている。大型客船の発着する二見湾の水深21mに眠る「第二日吉丸」。船体は横たわっており、当時の積荷を今も残している状態だ。突き刺さった状態の物は専門家の見立てによると航空用魚雷だそう。
ビキニ環礁、水深55mに眠るのは日本の軽巡洋艦「酒匂」。戦後、復員輸送などに従事したが、やがて戦艦長門と共にアメリカ軍に接収され、核実験の標的艦としてこの地に眠る。撮影できたのは一度きり。水深55mにいられる時間は20分(減圧ダイビングの為)足らず。とにかく早く艦首から艦尾まで泳いだ。
クワジェリン環礁に眠るドイツの重巡洋艦プリンツ・オイゲン(Prinz Eugen)をドローンで撮影。戦後、アメリカ軍に接収され、ビキニ環礁で核実験の標的艦となったが沈まずにこの地まで曳航され放棄された。自分たちは洋上の船に乗っており、潜水撮影後、ビキニまでの航海となった。2018年撮影。
チューク(トラック諸島)水深18mに眠る、一式陸上攻撃機、通称一式陸攻。現地では、ポイント名として、連合国側のコードネームである「Betty」と呼ばれることもある。全長は約20mあり、葉巻型の機体の中はくぐり抜けることも可能。水深も比較的浅い為に、ビギナーのダイバーでも訪れることができる。
瀬戸内海、柱島近郊水深40m眠る戦艦陸奥はほとんどがサルベージをされてしまっており、現在は第一主砲のあった一部が残っている状態。主砲は半分以上砂に埋まった状態ではあるが今も見ることができる。船体を探索していたところ、崩れた隙間に防毒面(ガスマスク)が挟まっていた。
ビキニ環礁に眠る日本の軽巡洋艦「酒匂」の艦橋部。戦後、復員輸送などに従事したが、やがて戦艦長門と共にアメリカ軍に接収され、核実験の標的艦としてこの地に眠る。水深は55m。先日の酒匂のリプで艦橋の話が出ていたが、2018年時点では崩れており、ほとんどが白砂に埋まってしまった状態であった。
パプアニューギニア・ラバウルの水深28mに眠る零式観測機。現地では連合国のコードネームである「Pete」や「Pete Biplane」と呼ばれている。ここまで綺麗に残っている複葉機を他で見ることはないのではないだろうか。少々わかりにくいが主翼の下から伸びているのは「フロート」であり、水上機である。
チューク(トラック諸島)水深60mに眠る駆逐艦「追風」チュークの艦船の中で深い部類に入り、レジャーにおける最大水深40mをこえている為に潜る為にはテクニカルダイビングの技術を要する。一昨日連絡があり、追風の主砲が折れてしまったとのこと。70余年という月日は着実に、船体を蝕み続けている。
少し前の話だが、海外で正体不明船が海底で見つかった。そのエリアは戦時中の日本の沈没船が多く眠るエリアで、潜水し、機関室に入ると「配電盤、製造番号(恐らく)3945、昭和13年10月。川崎造船所製造。」の銘板。だが、肝心の船の名前が未だにわからない。配電盤から船名は流石に厳しいかなぁ…
2018年に撮影したビキニ環礁に眠る戦艦「長門」の横倒し状態になっている艦橋部。水深は50m。研究者の方と対談の中で、以前見たものよりかなり崩れているとの言葉が聞かれた。この長門の艦橋もいつか瓦礫の山のようになってしまい、これが艦橋だったことすらも分からなくなってしまうのだろう。