電通の社員はアニメーターと違って年収千万円代…との意見もあるようだが、東映労働闘争の時代のアニメーターは特殊技能職で一般サラリーマンの何倍も稼げていた。 社員として給与を貰うより、フリーランスで稼ぐ方が儲かったのです。 都内に持ち家も有り、車を何台も持っている先輩達も何人も居た。
なんか…40〜50年前のアニメ業界みたいになってきたぞ。 最初はフリーでやれる実務経験者がほとんどだったのに、10年も経つと新人の未経験者まで派遣社員のようにフリースタートになって、業界全体で技術や知識の共有がされなくなり、組織だった金銭交渉もやれなくなって、全体が貧困化したんだよ。 twitter.com/nikkei/status/…
レンズの画角の違いで見え方はこんなに変わる。 被写体を同じ大きさで捉えようとすると広角レンズではカメラが近づき、望遠レンズでは離れるため、見える範囲位自体が変わる。 こういう知識があると、自ずと絵の描き方も変わるはずなのだがアニメ絵だとなかなか難しい。 pic.twitter.com/mRncoF6ALG
望遠気味の絵作りで、その被写界深度の浅さを利用し、見せたいキャラの方へ視線誘導をするこの手のテクニックは、レンズの特性を理解して行いましょう。 被写界深度の深いはずの広角気味の画面で同じことをすると視聴者に違和感を与える場合があります。 アニメの演出家はカメラの勉強もしましょう。
アニメとはいえ記号的処理が似合わない作品もある。 下記のシーンは、ギャグ的シーンでやらかしてしまった平助が障子を開けると怒り心頭の土方が外に立っていた。 と言うシーンですが、目元に影が落ちる漫画的処理より、リアルに逆光影付けにした方が効果的。 薄桜鬼ではこういう事がよくありました。
一眼レフを使っている人なら解ると思いますが、空が青く写る時、カメラの露出は空の明るさに合っています。 すると空を背景に写る人物は、直射が当たっていない状態では、露出がアンダー気味になります。 アニメでその感じを再現するだけど、画面に臨場感は生まれる…そう思います。
同じ素材でも処理の仕方でこれくらい変わる。 タイムシートへの撮影指示の差は出来上がりの差として現れる。 作品にはデザイン的に纏めた方が合うモノと実写的な処理に寄せた方が良いモノがあります。 薄桜鬼は史実上の人物がメインキャラで事件も史実に沿っていたので光や空気感に拘った作品でした。
絵の達者な人が描いた絵コンテは、一見よく出来ているように見えがちです。 アクションもカッコイイ、画面も派手で華やか。 ところが実際に映像になった物を見ると思った程おもろく無かったりする。 その原因の1つに、こういう映像文法の基礎を理解していない事があります。 注意しましょう。
日常芝居で無闇にアオリやフカンのレイアウトを多用すると、不要なミスリードを視聴者に与えてしまいます。 レイアウトにはそれ自体に意味があることを理解してカット割りを考えてもらいたい。 カット割りとは単体て見栄えのする絵を作れば良いと言うモノでは無いのです。
新人さんが判らないなりに頑張って仕事に取り組むんでいるのは応援したい。 でも、気持ちだけでは上手くならないから、映像の基本的な事はちゃんと学んで欲しい。 薄桜鬼に時に作った絵コンテ注意事項を貼っておきます。
本日9月18日は【薄桜鬼】12周年。 今年はアニメ薄桜鬼も4月に10周年を迎えています。 昨夜、ファンの方からDMを頂いたので、当時を振り返ってみました。 干支が一回りしてなお、愛される作品。関われて良かったと思います。 #薄桜鬼12周年
「倒れた室外機は自分で起こさないで!」台風の爪痕残る中、ダイキンが注意喚起…一体なぜ? 転倒した室外機を起こそうとすると室外機と室内機を繋ぐ配管から、時にはマイナスの温度で吹き出す冷媒と呼ばれるガスに触れて、負傷してしまうことがあります。 fnn.jp/articles/-/143…
日本は、これほどまでPCの利用率が伸び悩んでいるのか…。 これではいろんな業種でデジタル化が進まないわけだ。 twitter.com/yoshilog/statu…