51
ユメ「へぇ〜、アビドスの皆と遊んだんだ」
ショタ化先生「ほしのおじちゃんがあそんでくれたよ」
ユメ「……ホシノちゃん、元気?」
ショタ化先生「げんき!」
ユメ「そっかぁ、良かった」
「ずっと引きずってるんじゃないかと心配だったんだよね」
52
ショタ化先生「おなかすいた」
ユメ「…もうこんな時間か」
ショタ化先生「ごはんたべたい」
ユメ「…ここでご飯は食べられないからなぁ」
ショタ化先生「おみせあるよ」
ユメ「…お姉さん、お金無くて」
ショタ化先生「もってるよ」
ジャラッ
ユメ「最近の子供ってお小遣い多いんだね…」
53
ショタ化先生「…ここ、どこ……?」
「こゆき、ねぇちゃ……?」
『あれっ』
『ね、そこの君』
ショタ化先生「ひゃいっ!?」
『迷っちゃったの?』
『こんな所来ちゃダメだよ』
ショタ化先生「あう……」
『わー!待って待って泣かないで!』
『ほら一緒にお姉ちゃん探そ?』
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前菜【流産小鳥遊ホシノ】
スープ【自らが美食と気づいたハルナ】
魚料理【植物状態モモイ】
肉料理【四肢欠損イロハ】
メイン【幼児退行ヒナ】
サラダ【記憶障害ノア】
デザート【あの時の楽しい記憶】
ドリンク【錆びた『勇者』の涙】
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先生が死んでも毎日欠かさずに墓に花を供えるアリス
何年も何十年も何百年も変わらずに花を供えるアリス
ついに関節が錆び始めて良く転ぶようになったアリス
花を積むことも動くことも出来なくなって墓の前で佇むアリス
表情も動かせず、指も動かせず何年も何十年もその場に『在り続ける』アリス
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アキラ「……そんな訳でここにいるんですよ」
ワカモ「先生を怖がらせた……?」
「なんてことを……」
アコ「……貴女も泣かせたからここにいるんでしょう」
「二人共少しは反省してはどうでしょうか」
アキラ「露出魔に言われましても」
ワカモ「痴女に言われたくはありません」
アコ「表出ろ」
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ショタ化先生「あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛!!!!!!」
ビィー!!!!!!ビィー!!!!!!!!!!!!
アキラ「先生!ちょ、うるさっ!!!!!!先生落ち着いてうるさっ!!!!!!」
ショタ化先生「こ゛ゆ゛き゛ね゛ぇ゛ち゛ゃ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ん゛!!!!!!!!!!!!」
ビィー!!!!!!ビィー!!!!!!!!!!!!
アキラ「ブザーを止め」
58
?「おや、先生」
「どこへ行くんですか?」
ショタ化先生「おつかい!」
?「偉いですね」
「どこまで?」
ショタ化先生「あっちのこんびに!」
?「コンビニですか」
「……コンビニよりも安くて、良い所を知っていますが」
「宜しければ一緒に行きませんか?」
ショタ化先生「……?」
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ホシノ「……ね、ねぇ先生」
「やっぱり着いていこうか?」
ノノミ「ダメですよ〜☆」
「初めてのおつかいなんですから」
シロコ「ん、これ防犯ブザー」
「何かあったら鳴らして」
ノノミ「お腹空いた時用のお菓子ですよ〜」
ホシノ「途中で辛くなったら戻ってきていいからね」
63
カンナ「……」カリカリカリ……
ショタ化先生「……」グリグリグリ……
カンナ「…何を描いているんですか?」
ショタ化先生「かんなねぇちゃん」
「はいあげる!」
カンナ「わ、私を?」
「こんなに手を汚して…」
ショタ化先生「じょうず?」
カンナ「……ふふ」
「とても上手ですよ」
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カンナ「先生、離してください」
「私も現場に行かなくてはいけないので」
ショタ化先生「あそぶっていった」
カンナ「帰ってから何時でも遊べますよ」
ショタ化先生「おそくなるかもってきいた」
カンナ「うっ…」
ショタ化先生「あそぶまでいかせない」
カンナ「……弱ったな…」
65
カンナ「今回のホシはまだ逃亡中だ」
「そこで今回は二班に別れて」
ショタ化先生「かんなねぇちゃん」
カンナ「なんですか?」
ショタ化先生「おなかすいた」
カンナ「もう少し待ってください」
「すまない、作戦の続きだが」
ショタ化先生「のどかわいた」
カンナ「ジュース飲んだでしょう…」
66
「ンンン!?!?!?ミチル殿!?!?!?!?!?再生数欲しさに過激な催しはお止めくだされ!!!!!!!!!!」
「アカウントがBANされてしまえば新しく作るのも大変なのですぞ!!!!!!!!!!」
「イズナ殿!!!!!!!!!!忍者グッズは後で買って差し上げますのでお待ちくだされ!!!!!!!」
「1億クレジットは洒落になりませぬ!!!!」
67
「あこちゃん、あこちゃん」
聞きなれた、心地よい声がする
毎日聞いていたいくらいの、少し高めの声
「…どうしたんですか、ヒナちゃん」
「あのね」
「きょう、先生来るかなって」
見た目相応の子供のように
小首を傾げながら質問をする
「今日も忙しいみたいですよ」
「えー!やだやだやだ」
68
カズサ「先生との約束は私が最初にしてたんだけど」
教師として、学んだ事は数多い
カヨコ「…いや、昨日の話でしょ?」
「私は1週間前から」
中には実生活でも気をつけなければいけないものもある
ノア「あら?」
「私の記憶では、9日と6時間42分前に『先生に言われて』ここにいるんですが」
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イズナ「にんにん!」
ショタ化先生「にんじゃ!」
ワカモ「に…にん、にん……」
イズナ「声が小さいですよワカモ殿!!!!!」
ショタ化先生「おっきいこえだして!」
ワカモ「にん!!!!!にん!!!!!」
70
ワカモ「……前回は先生には泣かれてしまいましたが…」
「それもこの面のせいと分かれば安全……」
「ふふ…このワカモが今行きます……」
ワカモ「……確か、この辺りに…」
イズナ「おぉ!主殿流石です!」
ショタ化先生「にん!」
ワカモ「………」
「誰ですか、その女はっ!!!!!!!!!!」
71
ショタ化先生「いずなちゃんはかっこいいね」
イズナ「へぅ!?」
「そ、それ程ではございませんが…」
ショタ化先生「きつねさんはこわかったの」
イズナ「ややっ?」
「何故ですか?」
ショタ化先生「よるにね、おきたらね」
「ぐわーって、きつねさんがきたの」
イズナ「?」
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ツクヨ「あ、あの!部長…!」
ミチル「どうしたのツクヨ?」
ツクヨ「動画の件なんです、けど…」
ミチル「ぬぇ?あの先生の寝てる顔の?」
「まー伸びるとは言ったけど、そこまで行って」
再生回数4.5億
まって「みちう」
73
ミチル「イ〜ズ〜ナ〜」
「動画撮るからちょっとこっち」
イズナ「……シーッ…」
ツクヨ「…あ」
モフモフ
ショタ化先生「すぅ………」
イズナ「疲れてしまったようでして…」
「イズナの尻尾に…」
ツクヨ「…動画は後にしましょうか」
ミチル「いや、これは伸びるよツクヨ」
ツクヨ「え?」
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イズナ「主殿!見ていてくださいね…!」
「忍法!空蝉の術!」
ポン!ボン!
ショタ化先生「おぉ…!」パチパチパチ
「いずなちゃんすごいね!」
イズナ「ふふふ…修行の成果です!」
ショタ化先生「ね!ね!」
「ほかには!?ほかには!?」
イズナ「おぉ!では次は…」
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「動かないで下さい、先生」
カンナが私に銃を向ける
理由は至極当然だ、私はキヴォトスを裏切る行為をした
アロナにも見捨てられはしたが、この『地獄』は1人で十分だ
…ここまで早く足が着くのは想定外だった
「その場で手を上げて、降伏してください」
「…今なら、まだ罪を償えます」