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なんか見たけど、“黒人スパイダーマン”ことマイルス・モラレスは「俺ピーター・パーカー役やりたいっす」っていうドナルド・グローバーのツイートがキッカケで、彼のピーター役を熱望するファンが急増→要望に応えてマーベルコミックスが生み出したキャラクター、だよ。
上層部の圧力ってなに?
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有色人種やマイノリティがヒーローやエルフの役を得るだけで憤慨してしまう人は、もうノスタルジーに縛られてその根幹にある社会の問題とかには意識が行き届かない、引き返せないレベルにまで行っちゃってるだろうから、新時代の映画やドラマはウチらが楽しむんで。なんか、ドンマイ。
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DCのサンディエゴコミコンがショボかったのはこのせいか。
「バットガールやめまーす!HBOmaxは消滅!アローバースも畳む!映画シリーズは再編成するんでどの企画が生き残るかは分かりません!とりまブラックアダムとシャザムだけお楽しみに!」
ってコミコンで発表してたらそれはそれで歴史に残ったな
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実際に多かったのは
「あんなのは性加害描写に入りませんけど?」
「そもそもセクハラのシーンなんてあったっけ?」
「最後に加害者キャラが制裁されるからOK」
「事前に調べなかった人が傷ついても自己責任だから、そんなアナウンスで俺らがネタバレされることに耐えられない」
↑こういう開き直り。
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まぁ、ていうかこれ今でもありますね、自分。少なくともエログロ好き!みたいなのを前面に出すのは辞めたけど、なかなかこういうのは簡単に抜けないので。有害な男性性との闘いよね。だから最近は色んな人の批評を読んだり勉強したりするのが楽しいっす。色んな発見がある。
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大学入学した頃ぐらいまで、割と自分にもそういう側面があったから何となく感じる。
内容とかは特に関係なくて、グロいもの/暴力を楽しめるオレは強いオタク、みたいなの。実際はそこに強さなんて微塵もないんだけどね。YouTubeでグロい暴力シーンばっかリピート再生するタイプ。
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また主語の大きいチクチク言葉を吐くけど、『デッドプール』や『ザ・ボーイズ』を「ポリコレ無視のエログロ!」って言っちゃうタイプの人たちは映画やドラマを楽しみたいんじゃなくて、“女の子が嫌うような暴力満載の露悪趣味を嗜めちゃう僕/私”に酔うためにマチズモを補強したいだけなんだと思う。
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あそこまで丁寧にやっててもFilmarksのレビュー欄に「ポリコレ無視で最高!」ってコメントが付いてるのを見かけた時はもう、なんかやるせない気分になりましたね......。 twitter.com/fujimiyoico/st…
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アホ「差別主義者に対して中指を立てて踊るような抗議の仕方は礼儀正しくなくてけしからん!」
A:「↓」
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ウォ──────ッ!
アァ────ッ!
(主人公の名前)─────ッ!!
ウァ─────────ッ!!
(なんかエモいセリフ)
ウァァ──────────ッ!
(怒声)──────ッ!
(ドラマチックなJ-POPのサビ)
「タイトル」
(◯月◯日、全国ロードショー!)
(おもんないギャグ)
(ドゥン......)
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こないだ伸びた僕の動画のコメント欄でもたまに誤った事実を教えてくる人がいるんだけど、東映版は当時のマーベル幹部(スタン・リーを除く)に「日本国外に出すな」という判断を下された作品なので、当時の北米のコミックファンの目に届くことはなく、”叩かれる”以前の問題だったんですね。 twitter.com/JORA_JORAEMON/…
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僕はトイ・ストーリーの世界にLGBTQ +のキャラや文化が登場することで世界観が壊れるなんてことはないと思うけど、たとえば他の作品で壊れるような事態が起きたとしても、それは創作者側が現実世界にいる人や文化を無視してきた結果だし、悪いのはLGBTQ +のせいじゃないよね。何故そっちを攻撃するのか
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”かわいそうなマイノリティ”に、世の中を良くするためにも我々マジョリティが「与えてやる」んじゃなくて、「あって当然だったもの」を奪ってきた/無視してきた(そこには自覚の有無関わらず差別感情があった)ことにようやく気付けたから、たとえ手探りでも大急ぎで「返している」んじゃないですか。
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発想のスタート地点が逆なんですよね。
「すでにファンの多い作品やシリーズに、LGBTQ +の要素をあえて”盛り込む”」んじゃなくて、世の中の多くの作品が、ずっとそこにあったものを「締め出してた」から、大急ぎで「返そう」としている過程が今なんじゃないですかね。 twitter.com/kaarth8/status…
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あのドラマは主にマスコミ批判という手段をとって「ヒーローの不在」を嘆く物語で、悪どいセレブ(ヒーロー)の行動や偽善的なメディア、システムに巻き込まれて正義を執行できない女性ヒーローたちを露悪的に描写はするけれど、決して“社会的に正しくないこと”を賛美したり肯定したりするドラマではない
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ラブホで下ネタ芸人がセクハラ言ってゲラゲラ笑いながら、やたら“18禁”推しで深夜番組みたいに『ザ・ボーイズ』の宣伝企画を公式がやってるのをプロモツイで見かけたんだけど、劇中でヴォート社がやってヒロインに批判される最低なテレビ番組みたいで胸糞だったよ。露悪さを現実に持ってきてどうする。
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このインド版バットマン、なかなかにカッコいいな。セットが独特だし、特に説明もなく飛んだり膝当てが黄色かったりするのが良い。てかパティンソンよりよっぽど動けそう。
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そもそもこの手のプロットは市民であるはずの“主人公”と“社会”を極端に切り離し対立させているのが気に食わん。社会の一員としての主体性が無さすぎて、作り手の政治への無関心を薄々と感じるんだよ。
ブッチャーは元CIAだし、作者のガース・エニス自身もベテランのヒーローコミックライターだよ...
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ザ・ボーイズみたいなものを作りたいならザ・ボーイズを参照するので無く、社会構造への批判や自己反省、自分の属するコミュニティや文化への批判が先なんですよね(日本人は比較的自己批判が苦手な傾向があるし、余計に)。ザ・ボーイズを作りたいなら、ドラマやコミックより新聞を読むべきでは?
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何よりもどかしいのは、“日本で”ザ・ボーイズ的なヒーロー批判をする意義が見えていないこと。日本の漫画でアメコミヒーローを批判しても一部のアメコミファンかテクストを拾えないアホなオタクしか手に取らないでしょ。特撮ヒーローを批判しようよ。例の戦隊のやつすら特撮ヒーローへの解像度が低いし
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ザ・ボーイズはヒーローを選民思想以外にセレブ文化やショービジネスの闇といったものと結びつけたからこそ成り立っているプロットであって、日本のコピー作品は何よりこの「ヒーローをセレブに仕立て上げるマスコミ」の表象の仕方が雑。中学生レベルと言っても良い。
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なんか日本の漫画ではザ・ボーイズの影響を受けた「ヒーローが実は悪い奴らで、唯一それに気付いたオレが社会に立ち向かう」的なプロットの作品が増えていますが、ガース・エニスの社会批判的視点、日米のヒーロー表象に対する俯瞰した視点がほぼ例外なく綺麗に抜け落ちていて、読んでて恥ずかしいです
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『ザ・バットマン』に「ヒーロー映画ではなくサスペンスとして面白い」っていう感想を書く人の想定する“ヒーロー映画的面白さ”は少年漫画のような熱い展開やド派手なスペクタクルのことであって、“英雄伝説”としての面白さではないんだろう。僕は今作は歴代最高クラスの”ヒーロー映画“だと思います。