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そして…いよいよ“その時”が来ました。
最後に残された謎…綾里舞子を殺害した犯人は誰なのか?
事件の裏側…その闇に潜んでいたものはなんだったのか?
アニメ『逆転裁判』最終回…明日、夕方5時30分。3年にわたる物語の結末を、ぜひ“目撃”してくださいね!
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振り返れば、アニメ『逆転裁判』第1シーズンの放送が始まったのが、2016年4月2日…あの日も桜が満開だったっけ。
あれから3年の月日が流れて…明日、3月30日。大阪の桜が満開へ向かう中、ついに若き日の成歩堂龍一の物語が完結する、第2シーズンの最終回という…
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たとえば…アニメ版ではシーンごと変更になりましたが、倉院の里の地震の後、葉桜院に駆けつけた際、狩魔冥が
「プライドなんて、生きてゆくにはジャマなだけのシロモノよ。でも、いいシゴトをするためにはなくてはならない」
なんて言うのですが…
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アニメ版の御剣検事…実は“地震がニガテ”という設定が、さりげなく消えているという。。
これは2年前、第1シーズンの放映時期に大きな地震が起こったため、それを受けとめての対応だったりします。
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今、振り返ると…ゲーム版のなるほどくん、意外に一筋縄では行かないオトコだったりして。情報を圧縮しなければならないアニメ版で描くにはフクザツすぎる“味わい”なので、わかりやすく調整されたワケですね…コチラのなるほどくんも大好きです。
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たとえば。あくまでぼくの勝手なイメージですが…ゲーム版と一番“味わい”を変えているのは、実は主人公のなるほどくんだったりします。ゲーム版にくらべて、アニメ版のなるほどくんは、よりマッスグで、よりアツい“好青年”になっていますよね。
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なんでも御剣検事の玉木雅士さんは、カプコン謹製《モンスターハンター:ワールド》のプレイヤーキャラの誰かの声を担当されたそうで…よく聞くと『そういうアレは困る』と言ってるハンターがいるとかいないとか。や、いないそうです。…と、そんな貴重なお話をアレコレ。
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そういえば、かの有名な《DL6号事件》が、あんな“息苦しい”感じの事件になったのも、さかのぼってみれば、BJの“とあるエピソード”がどこか念頭にあったような…
いやいや、何度立ち戻っても、本当に豊かな『物語の宝庫』。ひさしぶりに読み返してみようかしらん。
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そんな“どうでもいい”タクミ氏、なんとこのたび“漫画”に登場させていただきました!
あの田中圭一先生が連載中の『若ゲのいたり』の“逆転裁判編”というコトで、制作当時のお話をイロイロ。。
昨日から公開されています。
news.denfaminicogamer.jp/manga/190228
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さて。そんな中、明日はアニメ《逆転裁判》の日。
今回は、ある種“スペシャル”なエピソードです。
なんと! 前シーズン、今シーズンすべてあわせた全46話のうち、唯一…主人公・成歩堂龍一が“一切登場しない回”なのですッ!
こんなことが、またとあろうか…
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なんと明日、2月21日は《逆転裁判123》の発売日。
今回、ゲーム開発のほうはお任せしているのですが、これを機会に新しく《逆転》の世界に触れる方が増えてくれるのは、オリジナル版を作った身としてもウレシイ&ありがたいかぎり。
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そんな盛り上がりの中。アニメ《逆転裁判》も、ついにクライマックスへ向けての幕開け。渡辺監督をはじめ、制作チームが「コレをやるためココまで来た!」のイキオイでお届けする『華麗なる逆転』編…ついに明日、夕方5時半よりスタートです。
おたのしみに!
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SCRAPコラボイベント《人気よしもと芸人殺人事件》の収録だったという。…本来は「アニメ本編の収録ついでにサクッと録っちゃおうぜ」という予定だったはずが…台本ができてみると「こりゃ“サクッ”という量じゃないね」みたいな流れで…豪華な収録に。
realdgame.jp/gyakuten2019/
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…そして。悲しい結末を乗り越えて、物語はついに最終章へ!
《逆転裁判》第17話『華麗なる逆転 1st Trial』…来週から、全7回の特大ボリュームでお送りします。いよいよ“終わり”への始まり…どうぞ、おたのしみに!
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ちなみに…今日のラストで、なるほどくんが病院のベッドで今回の事件のファイルを読んでいましたが…あのシーン。ゲーム版の日付は、まさに2019年2月9日のコト(ゲーム版では夜中)…だったりするようですが…これもまあ、よくある“グーゼンの一致”ということで。
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でも…今にして思うと。
このコタエは、まるで最初から計算されていたみたいに、物語全体にピタリとハマっていったという……いやいや。《逆転裁判3》が自分にとって特別な存在なのでつい勝手に“因果”っぽいものを感じてしまう悪いクセは引っこめておかないと。。
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綾里千尋…事件に巻きこまれて亡くなるまで、無敗。
御剣怜侍…法廷で成歩堂龍一に再会するまで、無敗。
この、2人の“過去”を変えることは不可能。では、それを踏まえてどんな結末があるのか…?
そこでヒネり出したコタエが、今回の幕切れだったワケです。。
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その魅力的なテーマには、巨大な問題が横たわっていたのです。
それは…当時、未来を何も知らないまま《逆転裁判》1作目を作ったときに語られ、すでに決定づけられてしまった、2人の“過去”。
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当時、『そうだ千尋さんのデビュー戦を描こう!』というアイデアから、さらに『それを御剣怜侍のデビュー戦にしよう!』と思いついたときは…我ながらワクワクしました。
《綾里千尋vs御剣怜侍》
…これは燃える! しかし…
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思えば。《逆転裁判》1作目を作っていた当時は…まあ当然というか、“続編”の可能性はゼロ。だから、先のことは何も考えず、物語を“完結”させたつもりでした。それが…発売後。急きょ
『よし。セッカクだし、《3》まで作ってみよう』
…うれしい悲鳴、いや絶叫が。
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『弁護士は、ピンチのときほどふてぶてしく笑うものよ』
…千尋さんの言葉、その“起源”も語られましたね。
第1作から3年かけて紡いできた物語も、これで最終章を迎える準備が完了。制作当時の「ついにココまで来たか…」という感慨が再び蘇った気がします。
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明日はアニメ《逆転裁判》夕方5時半より放送です!
第16話『始まりの逆転 Last Trial』…過去と現在をつなぐ、その“原点”の物語に、重い幕が下ろされます。
最終エピソード『華麗なる逆転』への序曲…どうぞ、おたのしみに!