ウクライナ戦争開戦からのワグネル。 ・マリウポリ攻防戦 市街戦の激戦に投入され、ロクな正規軍の支援もなくひたすら戦う ・バフムト攻防戦 ウクライナ軍の硬い防御にぶつけられ、大量の囚人兵を使ってかろうじて前線を突破、市街地の激戦に投入される。砲弾は来ない。
どうも日本から戦争を仕掛けなければ人も死なず、戦争は避けられると思い込んでいる人々がいるのでは。 もう東アジアはそういう呑気な安全保証感でやっていける環境じゃないです。 中国が台湾に侵攻し、連動して日本も攻撃される。それを前提に準備しなければ。
なんというか、国際関係の相互主義というものが日本人には認識できていないのではないかという気がする。 本来、日本が外国を助けるなら外国は日本を助けてくれるが、日本は憲法の制約で外国を助ける事ができない。 その変わり、周囲の国と同盟を結んでいる米国に基地を提供して間接的に助けている。
ほんと、単純に見えて深刻な問題な気がして来たぞ。 ロシアの人に「そのスコップは置いてあるだけで私の物だから使わないでください」と言って、「だったら鍵付きの箱に入れておけばいいだろう」という答えが返ってくる時、我々はどうしたらいいのか。
ウクライナ戦争でつくづく思ったんですけど、独立国というのは周辺諸国に合わせてバランスの取れた軍事力を持つだけではダメで、周辺の価値観の合う国同士で緊密な集団安全保障体制を作らないとダメですね。 そして「戦争は起こるもの」という前提で常に備蓄をしておかないと。
キーウに迫る圧倒的なロシア軍に対してウクライナ軍が取った戦略は単純明快。 「川などの地形障害で進撃を止めつつ、補給路や物資集積所を狙って攻撃する」 これだけ。大軍の割に補給能力が低いロシア軍は燃料も砲弾も使い果たして立ち往生。 補給トラックは進路をふさがれて国境まで大渋滞。
日本はなんで兵器をウクライナに送っちゃいけないんですか? 用途廃止になって解体待ちの90式戦車だってあるのに。 何なら10式の調達数を増やして90式を早期退役させれば、現役の90式だって送れるでしょう。
マジな話、イーロン・マスクが携帯メーカー買収して「スターリンクフォン」とか発売したらどうなるんだろう。 Twitterアプリがどうとかに関係なく、全世界に一定の需要があると思うんだけど。
戦闘ヘリがいちばん活躍した戦争は湾岸戦争だと思うけど、あれは戦闘ヘリがいちばん活躍できる時代に戦闘ヘリが投入されて大活躍したというケースですよね。 あそこがピークでそれ以降は戦闘ヘリの評価は徐々に下がっていく。 どの兵器もいちばん活躍できる時代があって、戦闘ヘリは90年代だった。
ノルウェー、デンマーク、オランダ、ベルギー、フィンランド。 これらの国々は中立国だったにも関わらず侵略を受けました。 NATO発足後これらの国々が参加したのは、有事に中立国である事が国家の安全を保障しない事がわかったからです。 (スイスも領空侵犯機撃墜してたので巻き込まれてる) twitter.com/knife900/statu…
広島サミットを一言で表すならコレ。
イーロン・マスク、Twitter本社で社員に囲まれて「75%の社員が解雇されるって本当ですか?」と聞かれて 「その数字がどこから出て来たのかわからない。そういう解雇をするつもりはない」と答えたらしい。
台湾空軍が中国機をミサイルで打った、というデマ。 ワシらミリオタは中国と台湾双方の防衛当局から何の発表もないのを知っているから即デマとわかる。 けど一般の人はYouTubeの政治系YouTuberの動画でセンセーションに動画で流されたら信じちゃうんだな。 そういう意味では貴重な教訓だ。
この夏、セヴェロドネツクとリシチャンスクが陥落して以降は、ほとんど戦線は動いていなかったけど、9月上旬のハリコフ攻勢以降は怒涛のように戦線が動いて止まらない。 もうロシア軍は限界だ。動員もあまりに遅すぎた。
こう、日本では軍隊というのはずっと武士とか天皇の武力機関だったので、「我々の軍隊」という感覚が希薄なんですよね。 船ひとつとってもアメリカ海軍では「ユナイテッドステーツシップ」つまり合衆国政府の船。 一方で日本は護衛艦。誰のものであるかという所有格が示されていない。
ミリオタは軍事企業の業績についてフォーブスなどで調べて知っているし、戦争が始まって新兵器の開発計画が延期か中止され、軍事企業がそれまで開発してきた技術をパァにされたりしているのを見ているので、「戦争が儲かる」などというのは妄想に過ぎないと知っている。 けど、一般人は生涯知らん。
ウクライナ戦争というのは、ウクライナからロシア軍を追い出して終わり、ではない。 ウクライナ軍がロシア軍に再び攻められない軍備を作り、ウクライナ独立を保障する安全保障体制を作り、国内から不発弾や地雷・機雷を除去し、破壊されたインフラを復旧して初めて戦争が終わったと言える。
さすがにスクショは貼らないが、「イーロン・マスクでなくともあれだけお金を集められればテスラもスペースXも成功は当然」というツイートを見て失笑してしまった。 事実は全く逆で、彼がいたからギリギリでなんとかお金を集められて少しずつ成功して行ったのに。プロセスを知らない人ほど無責任だ。
とにかく一応ケルチ大橋の鉄道はつかえるし、一車線とはいえ車も通れるのだから、しばらくは南部戦線補給も持つのだろう。 ただ、「いつでも橋を落とす事は出来る」という明確なウクライナ側のメッセージが示されたわけで、これは相当に現地ロシア軍にはプレッシャーを与えたのではないか。
大日本帝国が開戦したのは、自国に都合の良い軍事行動をドンドン拡大した結果、経済制裁を食らって「もう油がないよ」というタイムリミットが来てしまったからだけど、そういう明確なデッドラインがウクライナ戦のどこにあったのかは、後世の研究を待たなければならない。
野田元総理は私と考え方は違うけど、ご自分の考えかたで義務を果たした人だと思う。 鳩山総理と菅総理が放り出した案件を一応まとめた。そういう姿勢と人柄が現われている。 twitter.com/NIWA_KAORU/sta…
民主主義とは現在のところベターな統治システムだけど、視聴率を意識したマスコミとそれを意識した野党が付属するとその欠点が露呈する。 統治の根幹である法治主義よりも、話題性があるか、人々を感情的に揺さぶれるかが焦点になって社会の改善に集中できないのだ。
今回の打ち上げ失敗で、スペースXは最新鋭のラプター2エンジンを計39個も失ったわけだけど、もともと試験機で失う前提だったし、すでにエンジンは量産に入っていて、1~2日に一基ペースで生産されてるんだよね……。200号機までの製造は確認されているし。
なんかMRJやH3ロケットの失敗で、「日本の技術力」に疑問符がついてるみたいだけど、本当に問題なのはそこよりずっと前に問題になるべきところなんだけどな。 「開発に関するリスクコントロール」が根本的にできてない。
そもそも中国に上陸して北京を占領しても、中国側は臨時首都を奥地に設定するだけで勝てないのは第二次大戦でわかっている。 従って日中有事では彼らの攻撃を妨害し、あるいは迎撃して日本の被害を減少させる事が重要。