調子に乗って異世界に火縄銃を導入したら即敵にコピーされて双方農民まで総動員する地獄の戦争に至ったまおゆうパターンが正しい知識チートの描写だと思う。
国政選挙立候補の供託金300万円については 「そんな300万円ぽっちも寄付で集められないような人間が立候補したとしても当選できると思う?」という嫁の発言が辛辣かつ現実的過ぎて草も生えない。
元寇弘安の役で鎌倉武士が射る和弓の威力と射程、海岸沿いに作られた防塁の不利な状況に辟易したモンゴル軍がヨーロッパで通用した戦法だからと捕虜を肉の盾にした。 一瞬矢の勢いは止まったが、次には前よりも激しくなる。 「あいつら捕虜に当たるのが怖くないのか!?」 「むしろ捕虜を狙ってます!」
①少年が ②父親(祖父)が作っていたロボットに乗り込み ③襲い来る敵と戦う という三つの条件は「マジンガーZ」「ガンダム」「エヴァンゲリオン」が共通して持っているんだけど、「少年像」「親」「ロボット」「敵」の要素にあるイメージが時代によっててんでバラバラなのが「アプローチ」の妙。
そうかー、銀河英雄伝説の冒頭がダメな人がもう大半なのかも知れないのかー。 あの冒頭は解説でありながら人類が外宇宙で巡らせるものすごい雄大な物語、まさしく「歴史」を朗々と語ってくれる名文だと思う。少なくとも海外SFの翻訳本よりは遙かに読みやすい。
@nrZwNNwv2OX3NpX これが 「黙っていたらお前をこんな前線から空調の効いたジャブロー参謀本部勤務にしてやってもいい」 「お断りです」 なんていうわかりやすいしかないセリフになったらインパクトもなんにもないんですわな。さすが梶さん、わかっていらっしゃる。
「メガゾーン23」で描写されていたみんながここが1980年代の東京だと信じ込まされていた宇宙船の中の閉鎖空間。若者がマクドナルドでバイトするのが最先端のオシャレな、劇中で「今がいちばん良い時代」といわれてたのは後から振り返ってみると本当に当たってた。公開当時はバブルも弾けてなかったのに
「銀河英雄伝説 」は最後にラインハルトが宇宙を統一しても、莫逆の友を失った寂しさを埋められず、蜻蛉のように死んでいく悲しさと儚さがあるからこそ後世に残る傑作になったのであって、あそこでキルヒアイスが死ななかったらただの皇帝万歳なだけの、実にありきたりな話になっていたのだと思う。
@xc9KQjoD5x9EsJD 手塚「仕事を減らせ! これ以上は無理だ! こちらにも考えがあるぞ!」 手塚「いいや減らさん! 黙って手を動かせ!」
「勝ち方」と同じくらい「負け方」も大事で、昔の戦国大名の戦いから現代のビジネスに至るまで共通するのは、自分の命が絶たれるのと同じくらい「周りに見放されたら終わり」という原則。負ける中でも大将が本当に自分だけの命しか考えない逃げ方をすれば、下のものは二度と着いてこない。
「水星の魔女」の「やめなさい!」がBPO行きになるとかいう話が流れているけれど、「ザンボット3」の人間爆弾とか、「トリトン」の主人公が敵と思って倒し滅ぼした陣営の方が実は長年の歴史の中で迫害されてきた側だったとか、子供は世の残酷さや理不尽を虚構の中でも体験しなければならない。
「Ζガンダム」の序盤でシャアが変名した(シャアも変名だけどさ)クワトロがカミーユに「君はシャア・アズナブルという人を知っているかね?」と問うて「ザビ家に対抗して破れた馬鹿な人です」と答えられ「正確な評論だな」と涼しい顔をしていたが、内心は冷や汗だらだらだったに違いない。
「ウクライナ? なんで我々日本が助けなきゃいけないんですか?」と「日本が攻められれば国際社会が黙っていない」という二つの意見、これはだいたい同じ口から出る印象がある。
『世の中には賢い自分と馬鹿なモブしかいない』とかいう恐ろしいことを考えている人間が希によくいる、 twitter.com/nukosama/statu…
日本刀の独特の構造は、日本にまともな鉄鉱床が存在せず、砂鉄を木炭の低火力でたたら製鉄に加工してひたすら熱して叩き伸ばし熱して叩いて伸ばしを繰り返す必要があったからああなったんであって、鉄鉱石が大量に採れるのであればそんな手間を経る必要はなかった、という風に自分は理解している。
明言は避けるけれど、某自衛隊が異世界に行って大活躍する話でアニメ化やコミカライズに至るメガヒット、だいたいのラノベファンはタイトルを聞いたことがある作品を書いた作家さんの新作が、カクヨムで完全に沈んでいるのを見ると、いろいろ思う所がわきあがってくる。
@Lkpi8dEIKmF7bi1 化石標本もらしいですな……それがなくなったら代わりは作れないのに
発行当時は「こんな小説の体裁にもなっていない文章のものが最近は書籍になっている」とか(そこまでいうか)までいわれた「ロードス島戦記」の文体が今では「こんな難しいの読めない」とかいわれたりする昨今、「重厚な文体」とはどのレベルのものをいうのか具体的に知りたい。
「ツイッターの140文字制限で敬意なんか示してられるか、タメ口聞かれるのが嫌だったらツイッターなんてするんじゃねぇ」という意見に私は賛同致しかねまする。 敬意よりも先に悪意を省け。
押井守曰く「庵野秀明はコピーの天才。なんにも新しいものは付け加えない。ただコピーするだけ。しかし、それでいてオリジナルに匹敵する面白さのコピーを作るヤツはあいつしかいない」とか言う言説は多分「シン・仮面ライダー」で証明されると思う。 twitter.com/yuno_sarashina…
宇宙世紀ガンダムシリーズのテーマのひとつ、離れていても互いを感じ合い理解し合う存在というニュータイプの意義に対して、少年が声を張り上げても愛するふたりに気持ちを届けられなかった普通の人間たちの悲劇が、「ポケットの中の戦争」が持つカウンターとしてのテーマだと思う。
多様性っていうのはスーパーマンをゲイにしたりキャプテンアメリカを黒人にしたりすることではなくて、ゲイや黒人の新しいスーパーヒーローを創造することだと思う。
私、ガンタンク月面運用前提開発説を提唱しております。 空気抵抗がなく地球の1/6の重力下でガンタンク砲をぶっ放すと月の裏側から直接サイド3が狙えると思われ。しかも月の重力を振り切れば射程は実質無限
「紅の豚」。カーチスとの決戦前夜、闇武器屋に売りつけられた機関銃の弾薬からクズ弾をより分けているポルコがフィオのキスを不意打ちで頬に受けた弾みで不良品を良品の中に混ぜてしまい、翌日の対戦でしっかりジャムった説本当に好き。
何がいちばん悲惨かって、これは掌編小説じゃないんだよ(ノД`)