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「もういっかい言うよ。薬は出された通りに飲んでー。あなたがいま自己流で思いついた飲み方よりは絶対効くから」
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「のび太さん、外来で上行大動脈瘤の画像フォローをしてる患者に『45mmなのでまだ解離の心配はありませんね』って説明してなかった？たしかに手術適応は55mmだけど、それはあくまで破裂の予防であって大動脈解離の半数以上は55mm以下の径で起こるのよ。次の外来まで何も起こらないといいわね」
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我が名はアシタカ！
1ヶ月前から熱があり町医者でもらった抗生物質でごまかしていた。3日前から腰がひどく痛み総合病院を受診したが、ヤブ医者め、心臓を調べようなど的外れもいいところだ。腰が痛いと言っておろう。横になるより座っていると落ち着くのだ。
どなたかいい医者を教えてはくれまいか？
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大動脈解離の性差
男性「女性より2倍解離しやすい！若くして解離しやすい！！」
女性「解離しやすいのは閉経後！」
トランスエイジ50代男性
『自認は20代女性です。私が解離するはずありません！！！』
あっはっはっ、君も男なら聞き分けたまえ
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我が名はアシタカ！
健診で高血圧だと言われていたが特に困ることもないので病院にはかかっていない。数日前から声がかすれ始め、水を飲んだらひどくムセる。タバコも長く嗜んでいるがこんなことは初めてだ。
どなたか何科を受診すればいいか教えてはくれまいか？
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「日本人はなんでフグ食べるの？」オーストラリア人の同僚が尋ねてきた。
『美味しいもん。ちゃんと調理してれば安全だし』
「よくシェフを信じれるね、日本のアニメで生殺与奪の権を他人に握らせるなって言ってたでしょ」
って論破された。お前も外科医だろとツッコミたかったけど、判断が遅かった。
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一般の人が思うTwitterヤブ医者
「この情報だけじゃよくわからないから主治医とよく相談してね」
医者が思うTwitterヤブ医者
「ひどい！そいつは残念な主治医だね。実は最新の治療法があるんだけど聞きたい？」
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大動脈解離って試験問題だと血圧が左右で違いますよね。実は血圧の左右差がある人なんて半分もいなくて、脈が触れないのなんて10人に1人くらいですよ。今日先生が帰した胸痛患者、解離じゃないといいですね。
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「千尋、病院にはお薬手帳を持ってきてくれ！『いままで病気をしたことはありません』って、君が飲んでるコレは何の薬だ！？」
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【何かが起こる言葉】
台風「田んぼの様子みてくる」
戦場「この戦いが終わったら結婚するんだ」
洋館「俺は先に抜けさせてもらうぜ」
冒険「先に行け、後で必ず合流する」
熱湯「押すなよ、絶対に押すなよ」
病院「今日、落ち着いてるね」
外科医「明日は娘の誕生日なんだ」
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「いいかい、職場で絶対に逆らってはいないのは声をあげて怒る人じゃない。その隣で物腰柔らかくいつもニコニコしてるけど瞳の奥に研ぎ澄まされた刃物みたいな光が見える人だよ」
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「千尋、ありがとう。私の本当の名は、サービス残業だ」
『自己研鑽？』
「サービス残業だ」
『すごい名前。まるで給料がもらえてるみたい』
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心臓、大血管の緊急手術では救命のために大量の輸血が必要になることがある。〇〇地方にはもう血液がありません。△△地方から取り寄せます。という言葉を聞くことも正直珍しくない。市民の命は善意で救われている。献血に協力いただいた皆様、輸血に関わる全ての方々に改めて感謝申し上げます。
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「どうしたんだい、教育が担保するのは最低限のレベルだよ。与えられたものだけで誰でも簡単に、世界で通用する人材になれると思ってたのかい」
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サンタさんへ
パワハラがなく若手がイキイキしていて、優秀な上司の指導の下で労働基準法の範囲内の勤務時間でスキルアップできて、出産育児に理解のある職場をください
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「先生、5日前に先生のところで衝撃波治療を受けた尿管結石の患者さんが腰痛で救急受診されています。腹部大動脈瘤の破裂で緊急手術になるみたいです。もちろん衝撃波治療とは関係ないですよね」
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『毎日10時間勉強した？』
『医師免許もってる？』
『初期研修は修了した？』
『大学院で博士号とった？』
『専門医試験合格した？』
『指導医になれた？』
『海外留学した？』
『研究費は確保した？』
「うん！」
『よし、大学病院の給料だけじゃ生活くるしいからアルバイトしておいで！』
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「みえるかい。あれが40歳を迎えた外科医の仕事風景さ。上のポストは詰まっていて独り立ちなんて夢物語。効率よくスキルを身につけたい若手世代と自分が育った滅私奉公の昭和の働き方の間で板挟みになってる。彼ら自身にもどうしていいかなんてわからないんだ」
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「あら、ブロックしたんですね。あなたのツイートの間違いを柔らかく指摘してくれたあのアカウントの中の人が東大教授だったっていうのはもちろんご存知ですよね。次の学会が楽しみですね」
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「いいですか、落ち着いて聞いてください。あなたがGWに主治医と顔を合わせているということは、主治医は家族と顔を合わせていません」
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今日、オーストラリア人の上司に怒られた。上司が言うには『優先順位がなってない、いいかげんにしろ！いいか、お前の判断は木曜日なら正解だ。わかってるのか？今日は金曜日だ、金曜の動きをしろ。早く帰るために頭を使え！マジメにやれ、仕事じゃないんだぞ』
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天災のようにあなたにも突然ふりかかるかもしれない大動脈解離。あなたがいざ救急搬送されるときに『病院ガチャ』は本当にあるのか？気になるポイントをまとめてみました(1/n)
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【マザーテレサに学ぶ大動脈瘤】
血圧に気をつけなさい、それはいつか大動脈瘤になるから。
喫煙に気をつけなさい、それはいつか大動脈瘤になるから。
家系に気をつけなさい、それはいつか大動脈瘤になるから。
大動脈瘤に気をつけなさい、それはいつか手術になるから。
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大動脈弁狭窄症と閉鎖不全症が分かりにくいと言われました。「どれだけ働いても増税で搾取される」のが大動脈弁狭窄症、『検討に検討を重ねて前に進まない』のが大動脈弁閉鎖不全症です。
自称アカデミックサージャン