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早朝、当店に来る方の8割は通勤途中のお客様が占めていて、1/3(火)に来店した方も多く、1/4(水)の本日に至ってはほとんどの常連さんがお越しだったので、明日から仕事はじめの方が大多数じゃないのか日本列島はもっと休暇を持つべきと思ったけれども、絶賛連勤中の私が言えた立場ではない。
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働く意思をまるで見せなかった友人が、宮大工の内弟子になったと聞いて理由を問い詰めたら「恋愛ゲームのヒロインの⚪︎⚪︎さんと同じ職業に就いて出会う確率を少しでも上げようとするのは、将来の夫として当然の務めだろ？」と語り出して、次元に囚われない彼の生き様はある意味で尊敬に値する。
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ニーチェ先生も発注業務を任されるようになり色々指南したのですが、彼が一言「天候や客層に応じて発注数を変える手間を思い知ったので、一刻も早くこの世から欲望という概念を消し去り、この発注欄をゼロで埋め尽くすことを目標に頑張ります」とコンビニ店員の所業では無理のある店舗目標立ててきた。
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一流企業に内定を貰った学生が「全国の大学4年生の数よりも求人の総数が圧倒的に多いんだよ？ 仕事を選り好みしすぎじゃない？」と無い内定の子に説いていたけど「そうだね、仕事を選ぶことだけに頭がいっていた。これからは奪うことも視野に入れたいな」と笑顔で答えていて就活戦線の殺伐さ感じた。
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今日も今日とて夕勤の代打出場。「100万部突破したのにコンビニバイト！？」「専業作家になって辞めちゃえば？」との声も頂くのですが、道化師が見世物小屋から出たら外では生きていけないのと同じように、「勘違いするな、私は、一介のコンビニ店員だ」と魂に刻まなければ見向きもされないのです。
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個人情報や経歴、決して安くはない交通費を引き渡した就活生に対してテンプレート通りの不採用通知だけで済ます企業が許せない。「どうして駄目だったか？」を掴めないまま否定され続けると人格そのものが歪むし、より良い人材を取らなきゃ企業生命に関わるのと同じくらいこちらだって必死なんだ。
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「書店さんにミニ色紙を送付するので為書きとサインをお願いします」という担当さんの依頼を受けたところ、眩暈を覚える送付リストと共にこれが届いて両腕を折る選択肢が脳裏をかすめたし、今、色紙に描かれた私と同じ表情している。
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褐色系留学生、シャルク君の母国インドでは「数時間後に500ルピーと1000ルピー、この高額紙幣を廃止します」と宣言されたと聞いて、彼の安否を気遣ったのですが、「現金なくても指紋あれば買い物できマす」と高みの見物だったので、真の上位層は紙幣に依存しないのかと偏見を拭えないでいます。
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私の呟きを無断転載しているアカウントに「当アカウントを御利用頂きありがとうございます。ご利用回数が上限に達しましたので、以下のURLからご利用継続期間に応じた商品を選択してご購入下さい。今後ともよろしくお願い致します」という文言と共にAmazonのほしいものリストを送りつけたい。
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「このインカムで好きな音楽が聴けたらいいのにね」と冗談で言ったら、こっそり設計図を書いて、退勤後は全インカムに少しずつ細工を施して、遂には音楽が聴ける機能を拡張したアルバイトの子。上司は激怒でクビを言い渡されてしまったけど、今、電気街の裏路地で販売員をやってるらしいので、痺れる。
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「RTの数だけ○○買う」「○○RTされたら××する」といった呟きは腐るほどTLに流れて来るのに、その後の顛末は全くと言っていいほど聞かない。出来もしない行動を掲げてRTを稼ぐ行為に怒りを覚えてやまないけど、よくよく考えたら実現不可能な公約を掲げて票数を稼ぐ政党と同じですね、これ。
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「和装でお越しになったお客様の下駄が奏でるカランコロンは福音に等しくて、頑固一徹なおっさんが帰省したお孫さんにアメリカンドッグを買い与える姿は美術館に展示するべきで、お正月の出勤は最高！」と休憩室で豪語したら「意訳するとまだ余裕ってこと？」と明日も出勤を入れられたの理解に苦しむ。
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軽減税率：コンビニ食品に 「店内飲食禁止」条件 財務省 - 毎日新聞 mainichi.jp/articles/20181…
上記の案でもトラブルは勃発するので、どうせなら、店内飲食だろうと持ち帰りだろうと、店員にお礼を欠かさず綺麗に召し上がる方は8%、横柄な態度でゴミも散らかす方には10%の税率を適用したいです。
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休憩室で「制服を新しくするなら何色？」という話になり、「黄色やオレンジだと気分が上向きます」「リバーシブルで、四季に応じて色を変えられるのも面白そう」という流れから、ニーチェ先生に尋ねたら「白と黒がふさわしいです」と返され、限界に達しつつある当店を、従業員総出で喪に服すのかなと。
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「オシャレをすると偏差値が下がる」と中指で眼鏡を上げる青春だったのでセンス皆無。ふわもこの服を着たら「猟友会に通報しかけた」と言われ、ベージュで上下統一したら「遠くから見ると全裸」と言われ、水玉模様を羽織れば「散弾銃で撃たれた？」と言われるので、ジャージが国民服になりますように。
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1ヵ月近くに渡って熱烈なアンチレターを頂いていますが「一字一句に敵意と殺意を込めて！」「規則的な送信時間で恐怖心を煽ろう」「悪意より粘ついた好意の方が精神的苦痛を与えられますよ」「過去の呟きから胸を抉る語彙や話題を拾い出して的確に打って」と赤ペンで朱に染めたい衝動に駆られている。
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「××の癖に何様だよ」という謂れもない批判に対して「俺様を何様という貴様の王様気取りが鼻につく」と瞬時に切り返した友人、今ではある分野の第一人者になっているから彼のように何を言われても毅然とした精神を持ち合わせていたい。
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都内の豚カフェに行った写真を送ったら、友人に「さすが田舎だな〜。野生のイノシシを手懐けるなんて朝飯前なんだな」と言われたので、今から猟銃で仕留めに行く。
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「自転車による轢き逃げ事件があったので監視カメラの映像を見せて下さい。珍しいタイプの車両なのですが見覚えは……？」と警察の方から言われたとき、高校生の新人君が「あっ、これ僕の自転車と同じやつっすよ！」と口走ったがために交番に連行されて未だに戻らないから彼の無実をただただ信じてる。
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レジ応対中、私に向かって喋ってると勘違いしてたハンズフリー通話もだいぶ普及してきて、（耳にイヤホンしてるから通話中か）と受け流せるようになったけど、「それ違うって！」「だいだいさぁ……」と店中に響く声で喋るお客様の耳にイヤホンがなかったので、宇宙と通話中の際はお申し付け頂きたい。
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誕生日を祝うと申し出た後輩から「苦手なものあります？」と聞かれ、「魚介類以外なら食べられるよ」と答えたのが悪かったのか、着いたのは裏路地のお店。食用ウーパールーパーを注文され、「海老の尻尾と同じ成分だから実質エビフライっす！」と××××が食卓に並んだので、後輩自体が一番食えない。
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『ニーチェ先生』⑩巻、本日発売です。ひとつの呟きから始まったこの漫画が、どうやって書籍化されたのか。Twitterがバズった当時の心境、各出版社から頂いたお話の内容、そしてニーチェ先生の反応。全て明かしていきます。「SNSで発信して、いずれは書籍化されたい」と思う方に、読んで頂きたいです。
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世の実写化に対し「原作と外見が違う！」と怒りの声を見るたび、二次元を三次元に翻訳すれば食い違いも起きるし、行き過ぎた原作至上主義は誰も幸せにならないと思っていましたが、原作をここまで大切に再現して頂けると昂りますね。滅茶苦茶格好良いです。撮影がより一層楽しみになりました！ >RT
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コンビニ夜勤。廃棄の整理中、「これ食べよっと」「あっ、賞味期限ならともかく、消費期限切れは危ないですって！」「へーきへーき、俺、鉄の胃袋だから」と先輩の愚行を止められなかった結果、レジ打ちながら救急車を呼んでいます。頭が弱い分、胃は強くあれよと毒づいてます。
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天才小説家が題材の『響』を読んでいると「物書きはここまで破天荒じゃない」って思うけど、昔、高校生の私が参加した対談に芥川賞作家が乱入したり、その作家に自作小説の束を渡して添削をアポ無しで頼む中学生が出てきたりと、小説家や志望者は剣をペンに持ち替えただけの狂戦士が多い印象あります。
こんなはずじゃなかった