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攻め「天井の染みでも数えてれば終わるから」
煽りのプロ受け「天井の染みを数えて時間を潰さないと耐えられないような退屈なセックスしか出来ないくせに俺のこと抱こうとしてるの??????」
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ラスト近くのシフトに入ってくれるバイトは彼以外いない。
しかしそれでは定休日の他六日間をでずっぱりになってしまうし、予定があったときなどは大変なことになる。
そこで男の子は、自分のシフトを神様に伝えることにしたらしい。神様も、自分を快く歓待してくれるスタッフがいた方が嬉しいからか
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「俺も詳しいわけじゃないから」
「いや十分詳しい」
彼にからかわれているわけではないのなら、店主にとっては十分有識者だった。
◇
それからも夜になると、あの神様だという人間ではない黒いなにかはやって来た。
対応するのは男の子だけだ。他の誰にも出来やしないし、そもそも
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前も呟いた気がするけど、子供作っちゃえば俺のものになるって思って好きな子を孕ませたら、無事出産して二ヶ月後に「じゃ、俺の子よろしくね」って平然と去っていくオメガくんに我が子を抱きながら呆然とする攻めアルファさんいいなって。
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素直に言うことを聞いてくれているようになった。
男の子は相変わらず神様を客として扱う。恭しく、丁寧に。毎度毎度話し相手をするからか、態度は大分軟化して気安いものになっていたが。
そんなある日、急な予定が入り男の子が休むことになった。これに慌てたのは店主だ。神様が来てしまう。
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いつもの時間、神様はやって来た。
しかし出迎えたのがいつもの男の子ではなく店主だったので、どこか戸惑ったように体を揺らした。
「あ、あの、申し訳ありません!彼は今日休みになってしまいまして…!」
平身低頭謝り倒した。どうか許してほしい。わざとではないし、彼にだって自分の生活がある。
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◇
翌日、しっかりと出勤してくれた男の子は店主から昨日のことを聞くと申し訳なさそうに首を竦めた。
「ああ……ほんとにすみません……」
「いやいや、急用は誰にでもあることだから仕方ないしさ……ただ、対応があれでよかったのか僕にもよく分からなくて」
なんとか今日機嫌を取ってくれと
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いつまでも一人で好き勝手してないでいい加減結婚したら?って家族にせっつかれた地球人♂、結婚なんて冗談じゃないけど親に諦めてほしくて「俺よりでかい人じゃなきゃダメ、二倍は欲しい。腕も四本くらいあった方がいい。肌は黒い方が素敵だし牙も生えてたらなお良し」って絶対こんなのいないだろって
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ご足労いただいたのに……え、あ、はい、体はなんとも。元気ですよ。あなたは?お腹空いてませんか?取り敢えず中へどうぞ」
どうやら危惧するようなことはなにも起こらなかったらしい。
盛大な安堵の溜め息をつく店主のもとへオーダーが届く。刺身八点盛り。肉じゃが。枝豆。
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どうか怒らずに穏便に帰ってくれと祈りながら謝罪を繰り返していると、残念そうな声がぽつりと聞こえてきた。え、と顔を上げると、もうそこには神様の姿はない。
帰ってくれた。あっさりと。
店主はへなへなと座り込んだ。
「神様ありがとう……」
この場合の神様とは、あの客のことになるのだろうか。
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「くくく、奴が死んだか……しかし奴は我ら四天王の中でも最弱……そして誰よりも故郷を愛し、家族を慈しみ、帰還した折りには幼馴染みである恋人と結婚する約束をしていた」
勇者「聞きたくなかった……!!聞きたくなかった……ッ!!!!」
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「お、俺、まだ学生ですよ……?」
(え?)
「結婚なんて考えたことないし、それに、あなたのこと、そんな目で見たこともなくって……」
(まさか?)
「それなのに、そんな、急に結婚してほしいなんて、困ります……」
(君かよ!!!!!!)
店主はひっくり返った。
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言外に頼むと、男の子は苦笑した。
「怒ってはいないと思うんですけどね」
そうして来店時間。
男の子は入り口の前で神様を出迎えた。丁寧に頭を下げて謝る男の子を、店主ははらはらしながら遠くから見守る。
「はい、ちょっと学校の用事で……急な予定の変更を伝えられないのは不便ですね。
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なにが店主か。
しかし店主が駆け付けるより早く、男の子は叫んだ。
「ま、まずは友達からお願いします!」
「前向きな返事だねぇ!?」
断られるかと不安そうにしていた神様も、パァァァと嬉しげに触手をわさわささせている。店主にも神様の心の機微がよく分かるようになってきた。
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なんか、シッターが何人も行方不明になってる曰く付きのお宅に派遣されてしまった男の子が、様子のおかしい赤ちゃんを大事に大事にお世話してたらその父親である邪神にお嫁にされて赤ちゃんからはどちゃくそになつかれる話とかね、いいよね
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厚焼き玉子。釜飯。今日は随分とがっつりだ。店主はすべてを忘れてしまおうと、調理に没頭した。
男の子もこの日は一緒に食事をしている。ぽつぽつと聞こえてくる声は男の子のものしか聞き取れないが、会話は穏やかだ。
そんな会話が、突然妙な展開を迎える。
「え、結婚?」
結婚?
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攻めくんからアホほど求婚されてたけどことごとくフリ続けた受けちゃんが若くして亡くなってしまい、その地域には冥婚の慣わしがあって虎視眈々と受けちゃんと結婚するための赤い手紙を狙う攻めさんと「あいつとだけは結婚したくない」という受けちゃんの遺言を守りたい親族の攻防戦。
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異世界トリップしたら勇者として世界を救えって言われたけどパーティーメンバーがお姫様(男の娘)神父(メスお兄さん)淫魔(淫魔)でこれ確実にBLだわと思いきや全員魔王討伐に意欲的で仲間意識は育てども一向に性的な雰囲気になることなく世界を救って普通に元の世界に帰されて「え???」ってなる主人公
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流されやすい受けさんが車の修理のときから「よくわからないからお任せします」「じゃあそれでいいです」「なんでも大丈夫です」って感じで心配になった整備士の攻め、悪いやつに騙されないように俺が助けなきゃって思ってたら最終的にお付き合いしてベッドインしてて、悪いやつは俺では?となる。
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いけると思っていけなかったときの心の傷と言うのはとんでもなく深い。めちゃくちゃ痛い。頼むからせめて、せめて言葉には気を付けてくれ、想いを告げたことのある人間ならば誰もがそう願うことだろう。
「き、君!」
助け船を出さなくては。だって店主は店主なのだ。従業員をフォローできずに
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攻めは受けを無理矢理抱いたし俺の初恋終わったわと思って絶望してるけど受けは完全に合意でなんならお付き合い始まったと思って浮かれてる二人良くない?
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どんな会話の流れでそうなった。
まさか神様が結婚するのか。相手はどんな人(そもそも人なのか?)なのだろうか。こんな見た目の神様でも、結婚しようと思う相手がいるものなのか、なんて失礼極まりないことを思う。
続きを待っていると、男の子は俯いて黙り込んでいた。
(え?なにその反応?)
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いや待て!本当に待て!返答次第ではこの店はどうなってしまうんだ!慎重に!慎重に頼む!可能なら結婚してくれ!
下心満載で店主は飛び起きた。
あまりにも突然なプロポーズをされたらしい男の子は、席を離れて後退りをしている。これはまずい。
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「…………でも、俺」
男の子は言いにくそうに口をもごもごさせ、手に持っていた割り箸を置いた。
「急に、そんな、だって俺……」
(え?そんなにショック?)
家で食事を作ってくれる奥さんでも出来れば神様もこの店に来なくなるかもしれないし。店主は両手を上げてお祝いしたい気分なのだが。
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受けちゃんに常日頃からかわいいって言われ続けてる攻め、たまにはかっこいいとか言われたいなって頑張るけど「かわいい~♡」ばっかりでむきになって激しいえっちして死ぬほどイかせたのに息も絶え絶えな受けちゃんに「は、ぁ、か…わい…♡」って言われてそうか俺はかわいいのかってやっと納得する