神崎ゆき(@yukinoko811)さんの人気ツイート(新しい順)

51
これも、1つのジェンダーバイアスだと思います。 「女性発案・女性中心チームで開発した商品なのだから、女性に歓迎されるだろう」という思い込み。女性を『個人』ではなく『属性』で捉える、現代フェミニズムが浸透した弊害。男性はセクハラを恐れて、デリケートな分野ほど女性に口出しができない。
52
この記事の担当者インタビューを読むと「(社外向けの)コミュニケーションの順番がうまく調節できず、行き過ぎた部分があったかもしれない」と語っている。おそらく、担当者は若年層の経験が浅い女性社員。 その「調整できていない段取り」が女性社員だからこそ『素通し』になっていたのかな……と。
53
あくまで推測ですが……。 以下の記事に出てくる「企画チームの男性社員」は、おそらく『チームリーダー』ではないかと思います。
54
"企画チームの男性社員は自分自身は生理の悩みを体感したことがないため、意見は言えるものの、女性に寄り添った意見なのかは分からないため、最終決定は女性社員たちでしてほしいというスタンスだったとのこと。「決して女性が意見しにくい」といった環境ではなかったと説明" nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/22…
55
管理職は女性より男性の方が多い。 そして、社内権限が大きくなるほど失うものも大きくなり「生理等のデリケートな話題で余計な口出ししたらセクハラにならないだろうか」という恐怖心は増す。だから、女性管理職がいない職場では『若い女性社員のアグレッシブな発案』を止められる社員がいなくなる。
56
これは「ハラスメント」のアンケート結果ですが、男性管理職が女性社員への『セクシャル・ハラスメント』を危惧する割合は更に大きいでしょう。 8割超の管理職が「ハラスメント」を危惧して部下への発言を躊躇した経験があると回答。指導や育成に影響か|人事のプロを支援するhrpro.co.jp/trend_news.php…
57
簡単に言うと「女性社員の意見だから大丈夫なのだろう、男性の自分が下手に考えるより安心だ」という放任と「生理等のデリケートな話題で余計な口出しをするのはセクハラにならないだろうか」という恐怖心。 この2つが合わさり『女性発案の意見を男性が止めることができない』という状況が生まれる。
58
バスボム、生理中の女性をターゲットで湯船を真っ赤にするやつ。正直、私も「違う、そうじゃない」と思うような商品で、そういう商品はSNSで「女性社員の意見が聞き入れられていない!!」と叩かれて炎上しがち。でも、たぶん原因は全く逆で『男性社員が口出しできないから』じゃないかな。解説します↓
59
"咲は実写化ドラマもあり、テレビアニメ放映もされている" "地上波テレビ局での放映は既に一般の目に触れているという意味で、問題ないとの判断に至ったようだ" 「性的だ」と批判の大阪駅広告、代理店「修正重ねており、問題ない」「尾辻氏に申し上げることはない」#Yahoo news.yahoo.co.jp/articles/a1e87…
60
まぁ、それでも……。 角田弁護士がHさんの行動を『全女性への攻撃』と称したことだけでも、大概だと思います。個人を相手にした訴訟の記者会見でそれを言うのって、名誉毀損リスクが随分と高いような気がするけど。あと、私も女性のはしくれですが、勝手に巻き込まないで欲しいなと思います。迷惑。
61
こちらも繋げます。 「ニュアンスとして強引な解釈が可能」という程度で、実際に発言されたのは『全女性への攻撃』のみ。その他の『全世界・全時間軸』は、あくまで出来事の背景として語られている。その為、Hさんの行動を『全世界かつ全時間軸に存在する全女性への攻撃』と称した、というのは誤り。 twitter.com/nalltama/statu…
62
言葉の定義が曖昧になると、前述した『環境型セクハラの類型にあたり得るもの』ような意味を無いレッテルを貼り合う社会になる。すると、影響力を持つ社会的強者に有利で、社会的弱者に不利な社会となります。 差別問題に蔓延する「ソリテス・パラドックス」|神崎ゆき #note note.com/yuki_kanzaki/n…
63
『ジェンダーギャップ指数』 本当にジェンダーギャップに関心がある人は、当然ながらジェンダーギャップ指数の"中身"をちゃんと読むので、すぐにこの指数が無茶苦茶だと気づきます。つまり、ジェンダーギャップ指数の順位を元に日本を非難している人は《全然ジェンダーギャップに興味がない人》です。
64
ジェンダーギャップ指数を男女共同参画に関する国際的な指数から除外すべき5つの理由|Radert @Radert #note note.com/radert/n/nb2e9…
65
"環境型セクハラの類型にもあたり得るものです" この文章、凄まじい。何の問題もないのに、あたかも問題かのように取り扱いたい執念が怖いです。だってこれ、実際は《環境型セクハラではない。でも、環境型セクハラに似ているものにあたる……可能性がある……かもしれない》と言っているだけでしょ。 twitter.com/otsujikanako/s…
66
なので、例えば……。 「自分は表現規制には反対だけど、オタク文化の二次元キャラの性的消費は目に余ります。当然、公共の場では表現に配慮が必要。法律や条例で表現規制されないように、ちゃんとゾーニングで自主規制すべきと思います」という主張は、一見して『それっぽい』だけで実際は無茶苦茶。
67
『ゾーニング』 「法律や条例で表現規制されないようにゾーニングで自主規制すべき」という主張があります。しかし、これは誤り。実際には《ゾーニングで自主規制しても、それ以上の表現規制をされない保証は存在しない》ということを、肝に銘じておく必要があります。その実例の1つが、AV新法です。
68
『公共の場では配慮が必要』 いかにもそれっぽい主張ですが、法的には違います。公共の場では「内心の静穏」の侵害に対する「受任限度」が上がり、相対的に表現における配慮の必要性は下がる。また、大抵はその場に強制的に拘束されることもない。公共の場では、特定の表現から離れる自由があります。
69
『性的消費』 一見すると学術用語のようですが、実はインターネットスラングに過ぎません。冷静に考えてみれば、性的なことは別に悪いことではなく、消費行為も別に悪いことではない。すなわち《何の問題もないのに、あたかも問題あるかのように騒ぐための言葉》です。実際には何の問題もありません。
70
ゆるふわ表現規制論の見分け方。 その人の意見に「性的消費、公共の場では配慮が必要、ゾーニング」という単語が出てきたら要注意。その人は「自分は表現規制には反対だけど……」と前置きしながら、実際に主張している内容は表現規制に全力で賛同している可能性があります。詳しい解説はリプライへ。
71
そして、もう1つ。 『主に男性を性的に楽しませるのが目的』とする表現だったとしても、何の問題もありません。誰の権利も侵害していないから。誰の権利も侵害していないものを『性的消費』というネットスラングで、不当な「配慮」で規制を求める方が有害。イデオロギーに利用する『政的消費』です。
72
咲のポスター、性的な要素が含まれていることは否めません。 そして、性的な要素に魅力を感じる人もいるでしょう。そこまでは良い。何の問題も無い。でも、汐街コナさんはイッキに加速して『主に男性の目を性的に楽しませるが目的』まで断言するから「待て待てストップ!」といつも思ってしまう……。
73
"咲のポスターの少女たちのセクシーな格好は、「主に男性の目を性的に楽しませる」が目的で、そのためにわざとセクシーにされています" これ、典型的なジェンダーバイアス。咲のポスターに性的な魅力を感じて可愛いと思う女性もいます。そして、何の問題もありません。誰の権利も侵害していないから。 twitter.com/sodium/status/…
74
そもそもの話をすると……。 性的な要素に魅力を感じることに「男性目線」とラベリングすること自体が、まさにジェンダーバイアスそのものではないかと思います。男性目線も女性目線も本来はグラデーション状であり、境界は曖昧なはずです。内心の決めつけと、ジェンダーバイアス。二重の誤謬がある。
75
「男性目線で女性を一方的に性的消費する」 『女性が純粋に可愛いと思って表現したもの』であっても、この非難はされるんだよね。勝手に内心を決めつけられて。その表現を「男性目線で女性を一方的に性的消費する」と認識しているなら、汐街コナさん自身が『男性目線』で表現を見ているに過ぎません。 twitter.com/sodium/status/…