201
(こだまですか、いいえモです)
妻:悲しい
モ:俺の方がもっと悲しい
妻:つらい
モ:俺の方がもっとつらい
妻:死にたい
モ:俺の方がもっと死にたい
(ところが)
妻:私、頭が悪い、根性曲がっている
モ:そのとおりだな
(残念、引っ掛かりませんでした)
203
(モラ被害の簡易テスト)
夫の在宅が憂うつ、息苦しい場合や、以下の考えが浮かぶ場合、あなたは、おそらくモラ被害妻です
1、私さえ我慢すればよい
2、私にも非/妻として不足/私もモラ
3、離婚否定の理由(経済的不安、子に父が必要…)が頭に浮かぶ
4、夫が怒るかどうかがとても気になる
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207
(なぜモラ夫であり続けるのか)
モラ夫の風刺的研究②
自らの価値観を誤解(俺って男女平等だし、女性に優しい)
モラであることに何らの不都合も感じていない(おかしいのはお前、俺は常識的)
モラに依存し、その結果、認知が歪む(お前が俺を怒らせる)
他責は心地よいので、モラ夫であり続けます
208
(怒らせる私も悪い?)
妻に怒る夫はモラ夫です
上下関係を前提として、怒りで妻を支配します
「怒らせるお前が悪い」はモの常套句です
モは、怒る原因の有無、程度にかかわらず怒ります
また、怒る代わりに、質問や「指導」という形で支配/優位に立つのは、ソフトモラです
ソフトモラも猛毒です
209
(薄ら笑い)
モラ夫の作法37
妻の落ち度、ミスを見つけると、モラ夫が軽蔑とニヤケの混じった薄ら笑いを見せることがあります
モラ発動により脳内麻薬が分泌され、依存が生じます
モラ夫は、妻の落ち度を探すようになり、妻をディスる材料の発見に快感を感じ、薄ら笑いとなります
210
(俺の飯は?)
モラ夫の常套句21
妻が出かける:俺の飯は?
妻の具合が悪い:俺の飯は?
妻が入院する:俺の飯は?
…
妻が家を出て行く:俺の飯は?
とうとう離婚:俺の飯は?
頭の中(メシ、スケベ、金、俺様偉い)だけ?
そ、そんなことないよね?
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212
(ダブルスタンダード)
モラ夫の作法㉞
妻の風邪:ふん、使えない女だな。風邪なんて、俺に迷惑をかけるな。しっかり自己管理しろ!
俺の熱:38°も熱が出たぞ。コロナかも。俺が死んだら、困るだろ。もっと優しく看病してくれ!!
213
(思い出せない)
不眠症やうつ症状がみられ、執拗なモラハラが推定できる事案でも、何度聞いても、モラやDVのエピソードが出てこないことがあります
本当に辛い出来事は、思い出せないことがあるのです
214
(なぜ妻をディスるのか)
モラ夫は、息をするように、妻をディスります
モラ夫とは、幼い頃から刷り込まれた男尊女卑(夫=主人、妻=従う者)などの社会的文化的規範群を背景に、妻に対する優越/支配を確立、拡大しようとする夫です。
端的に言うと、妻をディスり、見下すのはモラ夫です
215
(残される俺の身にも…)
出ていく妻に対して、「残される…」とか「俺のご飯はどうするだ」等と言うモラ夫がいます
実家が近いから大丈夫と自分に言い聞かせる妻もいます
大人だから、自己責任で大丈夫です
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217
(「出て行け!離婚だ!」)
モラ夫の作法70
妻に対して、これを言い始めたら、モラ末期
本当に出て行っても、簡単には離婚してくれません
つまり、単なる脅しです
妻に対する支配・優越をさらに強めたいのでしょう
出て行くと、「勝手に…」「話合いもせず…」「子の連れ去り」などと吠えます
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(結婚は女性に不利な制度)
モラニゲ離婚した、ある被害妻の言葉:
結婚とは、女性の労働力を搾取し、子を産み育てさせ、夫/ご主人様に仕えさせる制度
結婚してみて、子を授かったこと以外、結婚にはメリットがないことがよくわかった
結婚はもうたくさん
➡
220
(法廷でモラ夫を尋問)
モ:夫婦仲はよかったです
弁:理不尽に怒ったり、怒鳴ったりしましたね
モ:いえ、妻には常に優しく接していました
弁:無視したり、睨んだりもしたのですね
モ:いえ、無視しません、睨みません
弁:では、なぜ妻は出て行ったのでしょうか
モ:それが今でもわかりません
221
(イクメン)
おい、うんちだぞ、オムツ替えろ
お腹空いてるぞ、ミルクやれ
モラ夫:育児してたのおれだし
義母:抱っこ紐で出かけるなんて、息子は、今どきのイクメンよね
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(擬態を見破る④)
性行動は、モにとって擬態が難しい場面です
避妊に非協力、自分の満足だけ、応じないと拗ねる/怒るなどは、モラ夫予備軍の可能性があります
嫉妬深い、独占欲が強い場合も慎重に観察しましょう