1
(調停室の風景)
委員:どんなモラハラがあったんですか
妻:お尻を噛まれたり…
委(女):それ、愛情表現よ…
委(男):甘噛みだったら…
妻:でも痛いんです
調査官(女性):でも愛情表現よ
私:調査官は、噛まれると嬉しいんですか?
調:…
私:嬉しいんですか?
(つい…二度聞いてしまった)
4
(モラ夫簡易判定)
当てはまる数が多い程、モラ度が高い
1、女が大変って聞くと、男も大変って思う
2、モラ夫って聞くと、モラ妻もいると思う
3、女は楽、優遇されていると思う
4、痴漢の話題には、冤罪を言いたくなる
5、妻に不足があれば、指摘、指導するのは当然
6、妻から敬われていないと思う
6
(調停の風景)
面会交流調停
弁:子は、面会を嫌がっています
委:どう言っていますか
弁:そのまま言いますね「父は殴るので怖い、警官立会いの下であればあってもいい」
委:では、交番の前で面会交流したらどうですか
(絶句、委員の提案の凄まじさに思わず、息をするのを忘れ、窒息しそうになる…)
8
(離婚理由は?)
弁:離婚理由は?
妻:夫のセクハラです
弁:???…あの不同意性交でしょうか?
妻:いえ、触るんです
弁:???
妻:所かまわず、触られて困っています。
…初めて聞いたときは驚きました。モラ夫って、自分の妻にセクハラするんですね…。
10
(夫を主君として仕えよ)
これは、嫁に行く娘に対し、親が教えるべき13か条の第2
(貝原益軒「教女子法」1710年)
日本のモラ文化は、ここから始まった
これに対して、福沢諭吉は、1899年、以下のとおり述べた
「婦人が夫を軽んじたり見くびってはならない」とは当然のことで、➡
11
(親権は渡さない)
モラ夫の常套句㊾
離婚の話しになると、モラ夫は、
親権渡さない
お前が親権取れるはずない
経済力ないので無理
俺の弁護士は優秀だ
などと脅します
妻は、モを疑うことを禁止されてきたので、脅しがよく効きます
親権については、女性/母親が圧倒的に有利です
心配いりません
15
(弁護士抜きで「話し合おう」)
妻が弁護士に依頼後、モラ夫は、しばしば、妻にこのようなメッセージを送ります
弁護士さえ外せれば、俺の思うまま…と思うようです
なお、
モラ語の「話し合おう」を日本語に訳すと「俺の言うことを聞け」です
16
(妻や子をからかう)
モラ夫の作法58
優位者/支配者は劣位者/従属者を怒らせて楽しみます
モは、妻が怒るとさらに執拗にからかいます
歌や振り付けつきのからかいもあり悪質
やり過ぎたときは「冗談、冗談」と言って誤魔化します
因みに、からかいモラで逆襲すると、モは、マジ切れか、ガン無視します
17
(主婦になりてぇ)
モラ夫の常套句18
お前は楽でいいよな、昼寝して、子どもと遊んでいればいいんだし…
俺も、主婦になりてぇ…
と言いつつ、家事も育児もしません
要するに、「仕事している俺、偉い」と言いたいだけ
モラ夫って、ようするに器(うつわ)が小さいんだね
20
(誰のための面会か)
委員(女):彼、会いたいって泣いてましたよ
妻:子どもは会いたくないって言ってます
委員(男):俺も父親だから、会いたい気持ちはよくわかる
妻:会いたくない子に会うように言えません
委員(女):そこをうまく説得するのが親の務めじゃないの
21
(「怒らせるお前が悪い」=モラ夫)
大切なので、何度でも言います
「怒らせるお前が悪い」はモラ夫のセリフです
「地雷を踏んで、夫を怒らせた」は、間違いです
モラ夫は、いずれにせよ怒ります
怒ることで優位に立とうとするからです
いわばモラ夫自体が勝手に爆発する地雷です
22
(「加害と赦し」)
「赦して上げようね」
大人たちは、加害児に謝罪させ、被害児に赦しを促す
加害児は辛そうに「ごめんね」と言う
心のこもっていないときもよく聞こえないときも、
大人たちは被害児に「赦し」を促す
そして、なぜか被害児にも「僕も/私も悪かった」と言わせる➡
23
(夫といると息苦しい)
妻としての不足を指摘され、自尊心削られ、夫といると苦しい……
自分が努力すれば、子ができれば、マイホーム建てれば…変わるかもと考える妻は少なくありません
ところが、妻が努力しても、夫は、変わりません
モラハラの原因は、妻ではなく、夫自身にあります
24
(俺の…、考えたことあんのか)
モラ夫の常套句22
俺のこと/気持ち/苦労、考えた?
と自分の要求を通そうとします
出産して体力を失い、乳児を抱えて寝不足でフラフラの妻に対しても、俺が放置された!として、「俺のこと、考えた?」などとなじります
因みに、このスーパー自己中、治りません