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Twitterについては、アカウントを消しては復活し、宣伝告知のみを細々と行ってまいりました。なぜならTwitterは私にとってヘイトを向けられる場だったからです。しかし、声を届ける有効なツールでもあります。この後しばらく、セクハラ、性搾取についての投稿をします。
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少し前に、
15年近く前の、あるセクハラにまつわる、忘却しようとしてもできなかったことが、
どのような形でそのコミュニティーでとらえられていたか、ということを詳しく知る機会がありました。
それ以来、さまざまなことがトリガーになり、心が乱れて、体調を崩しがちです。
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今朝、カウンセリングに行きました。
幼少期から続くさまざまな形の性被害、性搾取が積み重なり、この年齢になっても、深く心の奥で、そのトラウマが私をむしばみ続けていることがわかりました。
いままで知人友人に話していたことも含め、
セクハラ、性搾取について、
言葉にしていこうと思います。
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小学生のときに公園で中学生につきまとわれて、身体を触られ、無理やりキスされることが何度かあったこと。
スカートめくりを母や先生に訴えてもとりあってもらえなかったこと。(あなたが好きなのよ、男の子だから仕方ない)
用務員のおじさんに気に入られ、膝の上に載せられお尻を触られたこと。
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セーラー服通学の中高生時代、日々遭遇する痴漢や変質者。
大学生となり、ある飲み会に参加し、気づいたら、見知らぬ部屋で、裸にされていた。前の晩に一緒だった男性が二人、にやついてこちらを見ていた。(今思うと薬が入っていたのかもしれない)生理が来るまで地獄の苦しみだった。
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女性であれば、多かれ少なかれ、このような経験と皆無ではないでしょう。
また、性的な対象として見られることを拒むと、途端に怒りだし、悪態をついてくる人は数知れず。
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これらを友人や知人に話すと、
「魅力的だから」
「かわいかったからだよ」
「モテモテだね」
「自慢?」
「あなたには隙があるから」
「まじめすぎる」
「繊細すぎる」
「うまくやり過ごせ。男とはそういうものだ」
「あなたが女を利用している」
「自分が誘ったんでしょう」
「嘘。作り話でしょ?」
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まず、15年近く前の出来事について。最大のトラウマでもあり、トリガーを起こすきっかけでもあります。
あるコミュニティーにて、そこで最大の権力者であり、世間でも尊敬され、著名人であり、ある業界では大御所である人物からホテルのラウンジに呼び出されました。
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あるコミュニティーにて、そこで最大の権力者であり、世間でも尊敬され、著名人であり、ある業界では大御所である人物からホテルのラウンジに呼び出されました。
ある件について、「教えてあげる」「アドバイスをしてやる」ということで、私自身もその人を尊敬していたし、指導を仰ぎたかったので、
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当時小学生だった子どもを母に預けてホテルに行きました。(私はシングルマザーです)すると、「ここでは話せない、部屋に行こう」と言われました。「自分は顔も名も知られているから、いつも人と会うときは部屋で食事するんだ」という言葉をうのみにしてしまいました。
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部屋に入ると当然のように抱きついてきて、キスをしてきて、顔を背けると、不思議な顔をされました。
「これは最後の恋だ」(その人は高齢でした)
「ベッドに行こう。大丈夫、ちゃんとできるから」
「私とすれば、成功する」
迫られましたが、私は、「子どもを預けているので」と
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その期に及んで相手を傷つけないように断って、どうにか部屋を出てきました。かなりしつこかったのですが、粘って拒むことができました。
ショックで気持ちのやり場もなく、そのコミュニティーで信頼できる人に電話をして、事の顛末を話しました。
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すると、その人は、その出来事をほかの人に広めました。これは最近知ったことです。「作り話」だと飲み会の笑い話にもなっていたと、最近知りました。そして、さらに、そのコミュニティーでは、その人物とコミュニティーを貶める存在として私は語られることになりました。
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私はそのコミュニティーのまた別の人に相談しました。すると、「コミュニティーを抜けるのが一番いい」と言われ、抜けました。
のちに「ホテルの部屋まで行っておいて、拒むなんて、ありえないよな」と男性たちが酒席で嘲笑していたということも聞きました。
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作家になると、「嘘がうまいから作家になれた」とも言われたらしいです。
ある場所でともに入浴をした女性は、私の裸の様子(胸がどうとか、乳首がどうとか)を言いふらしたりもしていました。貶めたかったのでしょうか。
ちなみに、そのセクハラ当事者は、反権力の立派な人でもあります。
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そしてまたもう一つのセクハラ。
8年ほど前、作家になったことを祝ってやると言ってきて二人で飲んだ先輩作家は、泥酔し、抱きついてきて、ひととおり私の作品にダメ出しをした後、執拗にキスを迫ってきました。最後にはべろべろになり、私がタクシーに乗せました。
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その日の会計も全部私が払いましたが、本人は何も覚えていないということでした。
彼も、SNSでいつもリベラルな言説を吐き、政権批判をくりかえしています。
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数年前の事件も、「君の作品が好きだ。応援している」ということから始まり、酒席に誘われました。
最初は作品の話などをしていましたが、相手がどんどん酔っぱらい、「お前の顔を見ていると勃起する」という発言から始まり、やたらにボディタッチをしてきました。
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「これは恋だ」「好きだ」というお決まりのセリフも。
この人も、あとから、「よく覚えていないのだけど失礼なことをしなかったか」と言ってきました。
私は、正直に言えず、ごまかしましてしまいました。悔やまれます。
この人も著名な書き手です。そして、社会正義に熱い人です。
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事件の一か月後、
また異なる(言論畑の)人から、大人数の酒席のあと帰り道が同じ方向でふたりで歩いていると、急にキスを迫られ、好意を打ち明けられ、断ると、「オバサンでも女として見てあげたのに」と軽く逆切れされました。
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ここまで書いてきたことは、セクハラ当事者に復讐するという目的で書いたのではありません。
こういう事実があった、ということを知ってもらいたいのです。
これらの話を友人知人にしても、聞き流されたり、慰められて「忘れた方がいい」と言われることが多かったし、自分もそう思っていました。
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しかし、押し込め、なかったことにしようとしてきたことが、
どれだけ自分を蝕んできたかを認めようと、あえて明らかにしました。
自分を大事にしよう、自分を大事ににしていいんだと。
一文字も小説が書けなくなっている現状を克服したいです。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
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私は、伊藤詩織さんの事件を知った時、目をそむけてしまいました。
支援に積極的ではなかったし、SNSで言及することも控えてしまいました。
それは、私の奥底で自分の経験したこととつながってしまうからだったのだと思います。
そして、私の場合は「軽い」のではないかと自分に言い聞かせてきました。
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セクハラのことを藁をもすがる思いで相談した、信頼していた相手が、それを広め、コミュニティの中では作り話だとされ、色仕掛けだとか嘘つき、コミュニティを毀損する存在として私が語られていることは、最近詳しく知りました。セクハラそのものもさることながら、この仕打ちに、打ちのめされました。
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コロナ渦中、友人を亡くしました。いつ死ぬかわからないと思った時「そういうことは黙ってた方がいい」「作家として困るんじゃない?」といった囁きは耳に入らなくなりました。いま生きているこの瞬間に、言うべきことは言っておきたいです。そして、小説が書けるようになりたい。少し楽になりました。