中国人から暴力を受けている布赫とは、内モンゴル自治区最高指導者ウラーンフーの息子。髪の毛がちぎられているのはその妻。今、ご夫婦の娘布小林ことブーショーリンが自治区の主席でありながら、表舞台から消えた。右はモンゴル語教育を視察中の風景。同行者ゴワは裁判にかけられた。
東トルキスタンがどのように「新疆ウイグル自治区」になったのか?ウイグル人とカザフ人、それにモンゴル人がどのように中国と戦っていたかを知る本。特にモンゴル人民共和国が内モンゴル解放を目指して、東トルキスタンに関わっていた歴史が面白い。
内モンゴルにおけるモンゴル語を巡る問題について、NHKニュース番組が本日9月27日の夜、地上波ニュース7で報道予定。9月28日はBS1国際報道2020にも放送予定。また、習近平氏も会議開催して、ウイグル人に対する同化政策を正当化。内モンゴルについても言及したか。少なくとも、民族政策は援用される。
メディア界や日本の皆様。もうモンゴル族やウイグル族、と呼ばないようにお願いします。中国が言う「なんとか族」は中華民族の一員とされる政治概念。独裁者の花瓶。今、中国は諸民族の母語による教育も廃止し、花瓶を壊した。何も日本人が中国に迎合する必要ない。日本人は「日本族」?「和族」?
日本語は世界各地に生きている。下はパラオの例。遊牧民の国モンゴルでも「草原」という言葉はなかった。草原は日本語から導入され、いろんな形でモンゴル語に翻訳された。今や、中国語にもなり、モンゴルを敵視する中国も草原にだけはロマンを抱く。しかし中国人は草原を開墾し、砂漠化をもたらした。
中国製のスマホを使う皆さん、危ない道具を早く捨てよう。あなたの情報は筒抜けに独裁者に吸い取られている。そして、決してスマホだけではない。
内モンゴルが危ない、と作家で数学者の藤原正彦先生が今月号の文藝春秋にご寄稿。モンゴル人がモンゴル帝国時代にアラビアやペルシアからモンゴル語で最新の知識を持ち帰り、明や清朝に中国の数学が発展したと指摘。日本は一時、内モンゴルの宗主国だったので、冷淡にならない方がいいとも。
弱国に外交無し。これは「日本の恩人の国」、「文化を教えてくれた中国」の古代の策略家の名言。ならば、ソフト・パワー外交を唱える政治家の外交理念が弱肉強食の今の国際社会に通用するか?国力を強めないで、友好を夢想しても意味はない。マッカーサーが言う「11歳」の発想に過ぎない。
中国によるモンゴル人ジェノサイドの実例。文化大革命中に人民解放軍がモンゴル人を監禁し、モンゴル語で話すのを禁止。モンゴル語を「黒話」即ち闇言語と侮辱していた。今、こうした政策再来。抵抗した為に逮捕されたモンゴル人は八千から一万人になる、とふるさとからの情報。
中国人は「国家主席の劉少奇も殺されたから仕方ない」と言う。長い専制主義から生まれた奴隷根性に基づく言説。モンゴル等ユーラシア諸民族は古代から自由と平等を尊ぶので、庶民の命も重要。人間の命は貴賤を問わずにすべて大切との哲学。中国の差別がジェノサイドの原因。文明観の違いから共生困難。
文革の記録。内モンゴル東部ゴルロス旗のモンゴル人アミンブヘは満洲国軍の騎兵。1969年春、シリーンゴル盟スニト右旗の売店で働いていたところ、中国の人民に鉄棒で殴り殺された。「対日協力、日本のスパイ、民族分裂主義者」の罪が冠されていた。犯人は「革命の為」との理由で不問に。
モンゴル人達へ、日本の皆様へ 13.南モンゴルは昨年、母国語を守る為に立ち上がった。写真は中国に抵抗しようとして草原へ逃げた学生たち。ここにかつて日本人も数十万人暮らしていた。日本の支配下にあったところ。
モンゴル語教育の廃止やウイグル人ジェノサイドは、ホロコスト同様に人道上の問題。その人道上の問題を日本内部の尺度、左翼や右翼の尺度で図らないようお願いします。はっきり言って、日本のその尺度は当てはまらないし、我々も興味ない。そして日本のその尺度は世界に通用しないので、自覚しなさい!
有本香さんの記事です。
1969年二月、北京軍区からの人民解放軍一個中隊が私の故郷に進駐。殺人と組織的性犯罪を働いた。例えば、モンゴル人の頭を鉄線とペンチできつく締めていき、殺す。当時の中国の『人民中国』は「赤い太陽が照らす草原」と。今、新疆ウイグル人がやられているし、モンゴル人は母国語を奪われた。
現在の日本を取り巻く情勢は、日清戦争前夜に似ている、と平川先生。長崎に上陸した定遠と鎮遠の水兵達の狼藉ぶりは、今の人民解放軍と同じ。しかし、やがては東シナ海で破れる。おごる中国、久しからず。
世界の学界で中国の研究者の書いた、他民族に関するものを使わない。というのは大概の中国人研究者は他民族の言語を学ぼうとしない。下は私の故郷に20年間住んだベルギー人学者が書いたモンゴル語辞書。中国の人は他民族の言語を立ち遅れたものと決めつけており、教育禁止の文化的ジェノサイド横行する
世界に注目されている新疆ウイグル自治区。最新の受賞作。おめでとうございます。熊倉潤さんの力作です。最高の入門書。
中国はウイグル人だけジェノサイドの対象としているだけでなく、モンゴル人も犠牲を払ってきた。
ビッグニュース。内モンゴル自治区の指導者ブーショーリンが演説中に倒れた。彼女は、ウラーンフーの孫娘。ウラーンフーについては、拙著「中国とモンゴルのはざまで」参照。
中央ユーラシアのアラル海は、かつて遊牧民の天国だった。ソ連の定住化政策で遊牧民は200万人も餓死。そして、農耕推進で沙漠化。内モンゴルでは今まさに同じような環境破壊が進んでいる。
孫文は満洲人を駆逐して独立を宣言した際はモンゴルもウイグルも、台湾も眼中になかった。駆逐の対象だから。今となって統一と言われても、ジェノサイドの中国に魅力も正当性もない。清朝を倒したら、満洲を日本にあげる、と孫文。今、中国を日本が倒したら、長城以南をあげる、と言おう。
私は前から自分を亡国の流浪人とみなしてきた。モンゴルは一つしかない。その祖国の南の半分、南モンゴルは永遠の故国。その故国が中国に奪われた事実は忘れられない。私一人の例ではなく、すべての南モンゴル人もまた、同じ。 twitter.com/Hongnumongol99…
何故、中国は他民族を低く見てジェノサイドを発動するのか?それは、中国人即ち漢民族は先進的で、他民族は立ち遅れている、と差別的に見てるからだ。先進的な中国人の暴力は正義で、立ち遅れた方は悪だとの思想。他民族はすべて正義的な中国語を話せ、とこの中華思想に司馬遼太郎も絶句していた。
中国政府の欺瞞を示す公文書。昨年秋はモンゴル人が母語で教育を受ける政策に何ら変更なし、と語って抵抗運動を鎮圧。一万人近いモンゴル人を逮捕してから、教科書もカリキュラムも変わらないとの昨年の言い方は党中央の政策に合わない、とあっさり否定。ヤクザには道理が通じないって、こんなことか!