この天狗が日本に伝わったのは、7世紀のことです。『日本書紀』によれば、舒明天皇9年(637)に大きな星が東から西へと流れ、雷のような大きな音を立てたのに対して、遣隋使として中国への留学経験があった僧が「天狗」と呼んだことが記されています。この時の「天狗」は、明らかに隕石です。
23日の開幕に向け、展示作業を着々と進めております。 木原浩勝さんご出品の「件の剥製」も到着しました!
次にご紹介するのは、グリーンランド・イヌイットの悪霊像「トゥピラク」(国立民族学博物館蔵 大道雪代撮影)です。これはシャマン(呪術師)が人を呪い殺すために操る悪霊をかたどったもの、いわばグリーンランドの「式神」です。 #エア博物館 #驚異と怪異 #おうちでモンスター
また、1827~29年頃には、越中(富山県)立山に「くだべ」と名乗る獣が現れ、これから名もなき病が流行するが、私の姿を描いた絵を見る者はそれを逃れることができる、と告げたという話が記録されています。この「くだべ」を描いた絵も展示する予定です。